インドカレーファンなら一度訪問すべき名店✨食のぶらり歴史探訪❤️日本のカレーの草分けアジャンタの味と記憶を求めて❤️❤️❤️❤️❤️ : Kerara

栃木県益子町のけららはアジャンタ出身シェフでアジャンタのWikipediaで一番上に掲載されている山本志朗シェフの伝説的カレー店。アジャンタ第一世代の一番先輩格のシェフです。同じ時期にアジャンタ厨房にいて時代を彩った石原幸雄シェフ（神奈川県）、小森良幸シェフ（埼玉県）が引退などするなかで山本志朗シェフは今もカレーファンに当時のアジャンタの味に一番近いというカレーを提供してくださっています。

アジャンタとは1957年に開店した老舗インド料理店。ナイルレストラン（1949年開店）とともに日本のインド料理店の草分けの一つである。日本テレビの旧本社が近くにあり24時間営業でバブル期に多くのタレントが通った。「風来坊のカレー見聞録」という本であまたのカレーファンに強い憧れを抱かせた有名店なのです。

料理人の世界には厳しい上下関係があると言われていますが、アジャンタの厨房は和気藹々としていたという。ここで働いた多くの日本人シェフ達が、後に日本各地でインド料理店を開き、アジャンタのミームを伝えているので有名。その筆頭格が山本志朗シェフなのです。

アジャンタも九段では「珈琲と純インド料理AJANTA」だったはず、こちらも「インドカレー＆コーヒーけらら」歴史を感じます。

注文
ミックスカレー　(キーマカレー　チキンカレー) 900円
チャパティ100円
ゴビサブジ500円
マサラチャイ400円

チキンカレー　手羽先を各種スパイスとともに煮込んださらさらカレー小麦粉不使用。
キーマカレー　鶏ひき肉のスパイス炒め油分を抜いてあるのでぱらぱらご飯に混ぜて食べる。
ゴビサブジ　キャベツとスパイスの炒めもの。チャパティとの相性も抜群。
チャパティ　全粒粉で焼いた薄焼きパン。

宇都宮駅午後4時。シェフにお電話して何時がラストオーダーかお伺いするといつもお客様がいないと18時くらいに閉店されるということ。来店するとわかっていれば18:30までは開けてますとのことで18時くらい到着とお伝えし、バスに乗り、東に移動すること約1時間、無事に訪問できました。

どこから来たのか聞かれて、東京からです、アジャンタの近くの麹町で働いていてインドカレーに興味を持ったとご説明。シタール（千葉県　増田泰観シェフ）、アンジュナ（東京都日野市　藤井正樹シェフ）、ガネーシュ(神奈川県　石原佳子シェフ）などをアジャンタのシェフのお店を食べ歩いているとお話したら、九段の当時のことなどお写真を見せていただいたり、大学を中退してアジャンタで働いたこと、くまさんと呼ばれていたこと、板橋に住んでいていつも遅刻し後輩にタイムカードを押してもらっていたことなど、楽しいエピソードをお話をしてくださいました。

大学辞めてアジャンタで7年勤めて、益子で開業して40年以上。人の縁の素晴らしさ、若い時に人がやらない事に飛び込む勇気、技術を学びそれを糧にして生きていくことの大切さを感じる学びのひとときでした。

何よりもとてもお優しいシェフにお話しお伺いできて、幸せな時間を過ごすことができました。

あー楽しかったなー。　とてもいい体験をさせていただき、シェフありがとうございました。

帰りは七井駅から、下館駅、小山駅経由で東京に戻りました。

みなさまもよかったら食のぶらり歴史探訪の旅を体験してみてくださいね。