Restaurant name |
Suteroku
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
088-623-6662 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
徳島県徳島市籠屋町1-11 |
Transportation |
731 meters from Tokushima. |
Opening hours | |
Budget |
¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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東新町アーケードから銀座方面に出た界隈にひっそりとあるお寿司屋さん。
寡黙な店主は、主に徳島県内で修行を積まれたそうです。
店内は決して広くはないですが余裕を持ったレイアウトで見た目より広々と感じます。
カウンター席と大きめのテーブル席があります。
焼鳥を食ったあと、二軒目で伺いました。
カウンターに座ってまず瓶ビール。サッポロラガー、通称赤星で乾杯。
瓶ビールのラインナップが多くてポイント高しです。
経木の品書きを片手に熟考していると突き出しが、まさかのふぐの椀!
これは初体験だ……意表を突かれましたが、これが上品でなかなか美味いのです。
造りはおまかせで。
いっぺんに沢山盛られるのではなくて、カウンター越しにひとつひとつゆっくりと供されるスタイルです。
全てに繊細な隠し包丁や飾り包丁が見えて粋を感じますね。
華切りのみる貝と、カワハギのヅケを肝和えにしたものが絶品でした。
日本酒に持ち替えていよいよお寿司をつまみましょう。
「大将、オススメは何ですか?」
「うーん…今日はオススメ無いですね…」
ちょっと笑ってしまったけど、この日は市場にも魚が無いというバッドタイミングの極みでしたのでやむなし。
一見すると無愛想にも見える店主ですが、そうではなくて、生真面目でトークを盛り上げるのが不得手なのかなという印象です。
オススメではなくとも、せっかくなので一通りいただきましょう。
鯛、蛸、鰆、鰹、シラサ海老、煮はま、穴子…などなど徳島の良さと江戸前の良さを両方感じられるオーダーで。
どれも江戸前らしく丁寧な仕事がしてあり、醤油をつける必要はありません。
穴子が抜群に美味くておかわりしました。
寿司は小さめサイズでほんのり赤酢のシャリ。ネタの切り方も握り方も個性的でした。
焼物や器に造詣は無いのですが、酒器の広口や猪口、刺身皿なんかにもこだわりが感じられました。
店の雰囲気を含め、色々な魅力をゆっくりじっくり愉しむのが吉ですかね。
またすぐにでも再訪したいと思える名店です。