Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
BiSTROT AMELiE(ビストロ アメリ)
2019年8月2日に住吉でオープンした,
" BiSTROT AMELiE(ビストロ アメリ) " さん。
美食王子さまから声がかかり,
やっとのことで伺うことができました。
ここはビストロ グテ(Bistrot gouter) さんがあったところですね。
外観は赤に塗り替えらえ,
カウンター席とテーブル席で16席ほどです。
店内もレッドカラーがベースになっており,
店内もアンティーク調の落ち着いた内装で,
鏡にフランス語で書かれたメニューも本場の雰囲気を感じさせて,
フランスのビストロを彷彿させます。
また,木を使っているのであったかい雰囲気ですね。
店名の由来はフランス映画「アメリ」からです。
「アメリ」のヒロインのように,
人を幸せにできる料理の提供を目指されています。
その店主は元木敏宏さん。
ベルギーの星付きレストランや
東京の広尾 天現寺にあった「プティポワン」の北岡尚信さんのもとで,
また,高松のボワ・エ・デュポンなど,
フランス料理店で23年の経験を積まれています。
・トマトと小海老のファルシー仕立て
「ファルシー」とは詰め物をした料理のこと。
小海老とトマトをオリーブオイルとドレッシング的なソースで和えて,
トマトに詰めています。
香りもさっぱり感もとても良い一品でした。
あとは,コンソメジュレもあった方がいいかもしれません。
・サザエのブルギニヨン風
「ブルギニヨン風」とは”ブルゴーニュ風”の意味です。
フランスのブルゴーニュの代表的な料理です。
サザエをパセリとニンニクを刻んで混ぜたバターで焼いていますが,
もうひと手間かけて,サザエを柔らかく煮て,旨味をプラスしています。
冷たいビールでも白ワインでもなんでも合います。
刺身でもいける新鮮なサザエなのでとても美味しいです。
・自家製パン
自家製ライ麦入りのバゲットです
このパンが固めながらも実にウマいのです。
噛む度に小麦の味わいが、口の中いっぱいに広がり,
料理との相性もバッチリです。
・フォアグラのテリーヌ
テリーヌをグリエすることにより余計な脂を落とし,
香ばしいかおりがついていました。
テリーヌには,ソーテルヌ(貴腐ワイン)を
たっぷりと贅沢な使い方をしてます。
きゅっと締まったフォアグラをお口に運べば,
口中でとろけるとともに脂肪の甘みとコク,
フォアグラ独特の旨みがフワッと広がります。
フォアグラは甘いものとも相性が良いのですね。
フォアグラはソテーも香ばしくとろりとして美味ですが,
テリーヌもフォアグラのウマさを堪能できる代表的な料理ですね。
・広島産牡蠣のフラン
フランは牡蠣のピュレに卵やクリームを加えて,
カップに入れて蒸したものです。
柔らかくて,お口の中でふわりととろけて,
牡蠣の風味がふわっと残ります。
フランの中には広島産のぷっくら太った牡蠣です。
ふわりと優しいクリーミーな牡蠣の料理でした。
・徳島産真鯛と足赤海老のパートフィロ包み
パートフィロとは,
とうもろこしの粉と小麦粉で作られた,
紙のように薄い生の生地です。
パートフィロのパリパリの表面,
フワっとした真鯛のふんわり感と,
足赤海老のプリッとした弾力感がいいと感じました。
添えられたソースはアメリケーヌソースです。
・仔羊の煮込み クスクス添え
仔羊肉と野菜の煮込みのことをフランス料理でナヴァランといいます。
仔羊をじっくり煮込んだその味はどこか懐かしいですし,
仔羊独特の脂の甘い香りもあり,その独特の風味が生きた,
とても香り高い味わいに仕上がっていました。
・柚子のグラニテ
甘さを控えめにして,
さっぱりした口当たりが楽しめます。
柚子のほど良い苦みとさわやかな香りが,
料理の締めにぴったりです。
・トンカ豆のクレームブリュレ
表面はパリッとキャラメリーゼしています。
杏仁やキャラメルのようなエキゾチックな香りが特徴のトンカ豆。
なかなか市場には出回っていないレアな素材ですが,
トンカ豆の香り豊かな生クリームをたっぷり使ったクレームブリュレで,
ひと味違う大人っぽい味わいです。
料理は5,000円(税別)でお願いしました。
ワインはモントルのボジョレーヌーボーをグラス(850円)で,
白ワインはロワールのトゥーレーヌ・ソーヴィニヨンブラン(3600円)。
赤ワインはラングドックのレ・ロケ・ブラン(3,200円)。
誠実な料理でビストロらしさを満喫できます。
ベルギーでの経験もあることから,
ベルギー料理のエッセンスも加えながらも,
フランスのビストロと同じ伝統的な料理,
フランスと同じように塩は強めでソースはしっかりと,
一品一品しっかりこだわって作られています。
フレンチやイタリアンでは,
おまかせという,お仕着せのコース料理になりがちなのですが,
アラカルトでも好きな一品を選ぶ楽しさこそが,
ビストロ(フレンチ)の醍醐味だと思うのです。
料理は素材に頼るのでは無く,素材の持つ力を最大限引き出し、
素材を出来る限り美味しくということを実践しています。
ごちそうさまでした。
Restaurant name |
Bistrot Amelie(Bistrot Amelie)
|
---|---|
Categories | French、Bistro |
Phone number (for reservation and inquiry) |
080-2989-5533 |
Reservation Availability |
Reservations available
小さな店でお席に限りがあるため来店時はご予約お願いします。 |
Address |
徳島県徳島市住吉5-3-55 井内マンション 1F |
Transportation |
Approximately 12 minutes by car from Tokushima Station 2,187 meters from Tokushima. |
Opening hours |
|
Budget |
¥5,000~¥5,999 ¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
15 Seats ( 5 counter seats, 10 table seats) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 6 units |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Particular about wine |
---|
Occasion |
|
---|---|
Service |
(Surprise) Party accommodations(Birthday plate) |
Dress code |
We are a casual French cuisine and there is no dress code, but we would appreciate it if you could come dressed up. Tank tops, sandals, shorts, etc. for men are not recommended. Jersey too. . |
Website | |
The opening day |
2019.8.2 |
Remarks |
Reservations will only be accepted by phone. Message plates can be prepared for anniversary meals and desserts, please request at time of reservation. Customers with strong fragrances such as perfumes may be refused entry. Please note that we only accept cash for lunch. For dinner, you can order one drink. |
PR for restaurants |
Authentic Bistro French cuisine with Tokushima ingredients! Both a la carte and courses are available!
A la carte menu includes pate, smoked salmon, quiche, foie gras terrine, Steak, etc. We have the most Bistro-like blackboard menu in Tokushima! We also offer a la carte courses such as selection and p |
2019年8月2日に住吉でオープンした,
" Bistrot Amelie(ビストロ アメリ) " さん。
前回時に伺って良かったので,
2年ぶりとやっとのことですが,
再訪することができました。
ここはもともとビストロ グテ(Bistrot gouter) さんがあったところですね。
外観は赤に塗り替えらえ,
カウンター席とテーブル席で16席ほどです。
店内もレッドカラーがベースになっており,
店内もアンティーク調の落ち着いた内装で,
鏡にフランス語で書かれたメニューも本場の雰囲気を感じさせて,
フランスのビストロを彷彿させます。
また,木を使っているのであったかい雰囲気ですね。
店名の由来はフランス映画「アメリ」からです。
「アメリ」のヒロインのように,
人を幸せにできる料理の提供を目指されています。
その店主は元木敏宏さん。
ベルギーの星付きレストランや
東京の広尾 天現寺にあった「プティポワン」の北岡尚信さんのもとで,
また,高松のボワ・エ・デュポンなど,
フランス料理店で23年の経験を積まれています。
料理は5,000~6,000円(税別)でお願いしました。
ビールはベルギービールのデュベル,
輝きのある明るい色合いで,
オレンジやレモンのような柑橘系の香りがしますが,
スパイシーな香りもあります。
ホップによる苦味と十分な旨味もありますね。
白ワインはギィ アリオ ソーヴィニヨン・ブラン(3600円くらい??),
意外とミネラルが強くてツンとしないですね。
蒸し暑い日には酸が引っ張っていいですし,上品な味わいです。
・自家製スモークサーモン
タスマニア産だったと思います。
ラズベリーとビーツ,トリュフソースで絡めています。
漬け込み時間や塩抜き時間,燻製にする時間など,
試行錯誤を繰り返しながら,好みの加減をしていることがわかります。
寝かせることで味が落ち着き,いい状態のスモークサーモンに仕上がり,
冷めてはいますが,表面は焼が入った感じで,
中は半生位でこれが美味しいです。
*パテドカンパーニュ,フォアグラのテリーヌ,プレサㇾ,自家製ロースハム,
砂ずりのコンフィ,キャロットロペ,レンズ豆煮込み
・パテ・ド・カンパーニュ
フランスの田舎風パテです。
食べるたびに食感に変化があり,
思ったより柔らかいですね。
肩ロース,レバー,バラ肉を感じます。
旨味はあるし,柔らかさがまた良いですね。
香りがいいですし,なめらかさがあり,
肉感もしっかりとしています。
・フォアグラのテリーヌ
テリーヌをグリエすることにより余計な脂を落とし,
香ばしいかおりがついていました。
テリーヌには,ソーテルヌ(貴腐ワイン)を
たっぷりと贅沢な使い方をしてます。
きゅっと締まったフォアグラをお口に運べば,
口中でとろけるとともに脂肪の甘みとコク,
フォアグラ独特の旨みがフワッと広がります。
フォアグラは甘いものとも相性が良いのですね。
フォアグラはソテーも香ばしくとろりとして美味ですが,
テリーヌもフォアグラのウマさを堪能できる代表的な料理ですね。
・豚バラのプレサㇾ
脂がのったジューシーな「豚バラ肉」は,
いろいろな食材との組み合わせを楽しめて,
とってもおいしいですよね。
プレサレとは,プレ(前もって)サレ(塩気がある)という意味です。
元来は羊なのですが,豚バラで代用しています。
食べてみると,いい焼き加減です。
香りは控えめですが,しっかり旨味があります。
・キャロットラペ
デリの定番のキャロットラペです。
調味料は控えめですが,にんじんそのものの甘さを引き出しており,
さっぱりとした味わいですし,時間が経つほどおいしくなるのでしょう。
鮮やかな仕上がりで,シャキシャキとした歯ざわりは,
このワンプレートなどの付け合わせにいいですね~!
・自家製パン
自家製ライ麦入りのバゲットです
このパンが固めながらも実にウマいのです。
噛む度に小麦の味わいが、口の中いっぱいに広がり,
料理との相性もバッチリです。
・勝浦川産天然鮎のコンフィ
ソースは胡瓜とバジルなのですが,これが相性いいのです。
にんにくや香草の香りを感じます。
低温のオイル煮で6時間かけており,
頭から尻尾まで柔らかく仕上がっています。
・真鯛のポアレとスミイカのセトワーズ南仏風
南仏ランドック地方の港町セートのお料理で,
イカの煮込み料理です。
ソースは玉葱や白ワイン,トマト水煮を感じます。
にんにくマヨネーズを混ぜると,
また違う味わいになり,トロッとした口当たりになります。
・シャラン鴨のロティ
シャラン鴨はフランスを代表する鴨の王様です。
シャラン全域で飼育されているバルバリー種等の「シャラン産」の鴨と比較してみると,
味わいも香りも違うように感じました。
旨味が濃く,柔らかで比類のない深い味わいが特徴です。
・柚子のグラニテ
甘さを控えめにして,
さっぱりした口当たりが楽しめます。
柚子のほど良い苦みとさわやかな香りが,
料理の締めにぴったりです。
・トンカ豆のクレームブリュレ
表面はパリッとキャラメリーゼしています。
杏仁やキャラメルのようなエキゾチックな香りが特徴のトンカ豆。
なかなか市場には出回っていないレアな素材ですが,
トンカ豆の香り豊かな生クリームをたっぷり使ったクレームブリュレで,
ひと味違う大人っぽい味わいです。
誠実な料理でビストロらしさを満喫できます。
ベルギーでの経験もあることから,
ベルギー料理のエッセンスも加えながらも,
フランスのビストロと同じ伝統的な料理,
フランスと同じように塩は強めでソースはしっかりと,
一品一品しっかりこだわって作られています。
また2年経過して慣れてきたというか,
自家製にこだわり,スモーク等にも挑戦されており,
付け合わせやソースにもこだわりを感じます。
フレンチやイタリアンでは,
おまかせという,お仕着せのコース料理になりがちなのですが,
アラカルトでも好きな一品を選ぶ楽しさこそが,
ビストロ(フレンチ)の醍醐味だと思うのです。
料理は素材に頼るのでは無く,素材の持つ力を最大限引き出し、
素材を出来る限り美味しくということを実践しています。
ごちそうさまでした。