老舗料亭「新ばし金田中」のDNAを継承
平日ランチタイムに初訪問。
此方は老舗料亭「新ばし金田中」の系列店。リーズナブルな価格帯のランチを提供している。
テーブル席もあるが、直線的な木目が特長の松の一枚板のカウンター席に案内された。アクリル板の設置に加え、席を間引いており安心。
ランチメニューのラインナップは以下(価格は税込)。
・小鍋すっぽん大根 丸玉地ご飯(2,200円)
・四つ碗鯛茶漬け(2,750円)
・鯛のあら炊き(2,750円)
・三色半の東丼(鮪、鯛、季節の魚)(3,080円)
・重ね皿(6,600円、8,800円)(前日までの予約が必要)
三色半の東丼が名物とのことだが、折角なので普段あまり口にしないすっぽんをいただくことにした。ランチですっぽんはテンションが上がる。
確り出汁の効いた野菜の炊き合わせと鯵の南蛮漬けをいただいた後、小鍋と雑炊がサーブされた。
■小鍋:
具材は細かく刻んだすっぽんの身を包んだ白玉、大根、椎茸、アミガサタケ。すっぽんの量が少ないので、食感を楽しむというよりは美味しい出汁をいただくという印象。
■雑炊:
ご飯にすっぽんスープと卵を入れて蒸しあげた逸品。指南通り、餡・卵・雑炊をよく混ぜてすっぽんの旨味を堪能。
最後に甘味(桜を添えた嶺岡豆腐)と緑茶をいただいた。
極上の時間と空間を提供する「新ばし金田中」とは趣が異なり、肩肘張らずに時には料理人との会話も楽しみながらカウンターで老舗の味を楽しむ印象。
流石、料理だけではなく接客サービスも洗練されており、老舗料亭のDNAを継承していると感じた。
Restaurant name |
Kanetanaka An(Kanetanaka An)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3289-8822 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都中央区銀座7-6-16 銀座金田中ビル 2F |
Transportation |
5 minutes walk from Ginza Station 336 meters from Ginza. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Diners、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
夜のみサービス料10% |
Number of seats |
21 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Website |
久しぶりに週末ランチタイムに訪問。前回「すっぽん大根 丸玉地ご飯」をいただいたので、今回は「鯛茶漬け」(税込2,750円)をオーダー。今回もカウンター席を利用。
■小鉢:
野菜の煮浸し、鮪の煮物、(聞き間違いでなければ)鯛の白子の3品。いずれも上品なテイスト。
■鯛胡麻たれ、御飯(お代わり可)、出汁
指南通り、一杯目は濃厚な胡麻たれを絡めた鯛の刺身をそのまま乗せていただき、二杯目は出汁をかけて鯛茶漬けでいただいた。鯛の産地の説明はなかったが美味しくいただいた。
■香の物
お代わりを勧められたのでありがたく頂戴した。
■甘味・茶
黒蜜のかかった嶺岡豆腐と温かいお茶、そして少し間を置いてから冷たいお茶(静岡の新茶)をいただいた。
鯛に関する説明がなかったのは残念だったが、総じて料理及び接客サービスは流石。新ばし金田中での極上の体験には及ばないが、そのDNAは受け継がれているようだ。