Restaurant name |
閉店TRATTORIA HIRO(TRATTORIA HIRO)
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Categories | Italian、Pasta、Wine bar |
Address |
東京都中央区銀座3-2-15 グラッセ銀座7階 |
Transportation |
Immediately from Ginza Station C8 exit 142 meters from Ginza. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料なし(ディナータイムは席料としてお一人様550円頂戴しております) |
Number of seats |
40 Seats ( 34 seats at tables, 6 seats at counter) |
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Maximum party size | 48people(Seating)、60people(Standing) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Counter,Sofa seats |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,BYOB,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted
We do not have special meals for children, but please ask our staff for assistance. |
Dress code |
casual |
The opening day |
2008.4.23 |
Remarks |
*All seats are non-smoking. *You can use the shared parking lot of Ginza Grace. *There may be days when the restaurant is closed when Ginza Grace is closed. |
先日、仕事帰りにこちらのイタリアンに行ってみました。「トラットリア・ヒロ 銀座」さん。銀座駅のC8出口から出るとすぐのところにあるグラッセ銀座というビルの7階にお店はありました。こちらも南青山にある「リストランテヒロ青山」さんの系列店。丸ビルにある「リストランテヒロチェントロ」さんも系列店のようです。一人で偵察に来てみました(偵察ってw)。
https://www.r-hiro.com/primo/
私は、以前、丸ビルの「リストランテヒロチェントロ」に行って、なかなか印象が良かったので、こちらにも来てみました。どんなものかな。こちらのお店にはカウンター席とテーブル席があるみたいなんですが、基本的にはテーブル主体な感じ。薄暗い感じで結構、フロアは広めな印象です。お店はトラットリアという名前のとおり、イタリアではカジュアルな大衆食堂という位置づけのようです。小田原漁港から毎日届く鮮魚やイタリア食材を中心にイタリアンを展開しているらしいです。こちらはディナータイムはコぺルトが500円かかるようです。
私は、コースを予約しておきました。
オススメ!!前菜からメインディッシュ、デザートまで堪能できるコース友達、同僚、デート、接待まで幅広く対応できるコース(全9品) Cena 5500円(税別)
です。このコースは、
前菜
メインディッシュ
パスタ
デザート
という感じで、前菜とメインはそれぞれプレートで提供され、パスタは個別に提供されるスタイル。これがトラットリアスタイルというのが店の説明ではありました。そうなのかは良く分かりません。
まず、パンがオリーブオイルとともに提供されました。パンはフォカッチャとチャバタを出してくれました。写真はとりあえず、最初のフォカッチャですね。パンは前回、丸ビルのお店に行ったときも思いましたが、美味しいと思います。オリーブオイルも青臭い感じのオリーブで好きなタイプでした。
最初は例によって白ワインを頼むことにしました。こちらのワインのラインナップは、スプマンテはメニューに書いてありますが、ワインは赤白グラスがそれぞれ2種類。ハウスワインとその日によって異なるソムリエ?が選んだワインがあるみたいです。店員さんが説明してくれました。
私は、
2018 Chardonnay Croatto グラス 1500円
を注文してみました。これはシャルドネ100%ですね。あんまり詳しくは知らなかったのですが、イタリア北東部にあるオーストリアとスロベニアに接しているフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州にあるクロアットというワイナリーのものらしいです。クロワットは、イタリアのカルトワインで有名なミアーニ(Miani)の当主エンツォ・ポントーニが植樹、栽培、醸造すべてを自らの手で行なう新プロジェクトで生まれたそうです。まぁ、私がミアーニなんて高級なワインを飲むわきゃあない(笑)。楽天市場でたたいてみれば、どのくらいの価格帯なのかはすぐ分かると思います。このワイン自体は1本3500円くらいの白ワインですね。
ワインの説明をしてくれた店員さんが、樽香もして値段の割には美味しいワインだと思うと説明してくれたとおり、これはバリックで9か月熟成しているそうで、素人の私でも、「あぁ、樽香がするね。」って分かるくらいはっきりと樽香がします。シャルドネは、かなりテロワールの影響を受けるブドウだという認識ですけど、同じシャルドネでも全然印象が違うんだよね・・・。このワインは、なかなか表現が難しい感じ。果実味は結構あるんですけど、柑橘系ともちょっと違うような感じだし。ふくよかな印象で尖りがない感じで、シャルドネをあんまり飲まない私も結構、好きな風味のワインでした。余韻はそんなに長くないような印象かな。こういうシャルドネだったら結構、いいかも。
次に前菜が来ました。事前に説明があったとおり、ワンプレートの中にいろいろな前菜がのっています。右上の方にハムやサラミがたくさんのっていますが、よーく見ると5種類のってます!!右上に並んでいるのがサラミ3種で味わいが異なります。真ん中上のが一番スパイシーな感じ。手前にある生ハムは熟成度が違うそう。右上手前左が19か月熟成で、右上手前右にある方が29か月熟成の生ハムだそうです。個人的には29か月熟成の方が不思議と落ち着いた風味で好きな感じでした。まぁ、ここら辺は好みかな。そのほかは白レバーのパテ、カルパッチョ、カプレーゼですね。カプレーゼは、こちらのこだわりのトマトですね。店員さんが説明してくれましたが、糖度が高いフルーツトマトを使っているそうなのですが、高知県産から始まり、少しずつ産地が北上していくとのこと。私が行ったときは北海道産のフルーツトマトだと教えてくれました。チーズはイタリア産のブッラータチーズだそうです。フレッシュで美味しい♪白ワインが進みますね。
次はメインですね。メインは豚肉のグリルでした。さすがにこの値段のディナーコースだと牛にはならない感じかな。でも、豚肉としては、しっかり旨みがあって美味しかったです。どこの物かは聞くのを忘れた。付け合わせにトマトやジャガイモが付いています。こっちのトマトはフルーツトマトとは異なり糖度がそこまで高くないシャキシャキした物。ジャガイモはインカのめざめですね。アンデスの高級ジャガイモであるソラナムフレファ種を日本向けに改良したジャガイモですね。私も大好きなやつです。ホクホクしてサツマイモとか栗のような風味がする黄色い小ぶりなジャガイモですね。レモン、岩塩、粒マスタードが添えられていました。
お肉になって来て、最後のパスタも肉系のパスタとのことでしたので、赤ワインを飲むことにしました。私は、赤の方もハウスではなく、お店のオススメの1本をお願いしました。
Because I'm Nero d'Avola from Sicily グラス 1200円
ですね。これは面白い名前ですが、ソムリエの石田さんが「知れば知るほど、ワインはおいしい。」をコンセプトに作ったワインブランドBecause, ワインシリーズ。フィラディス(インポーターのようです。)という会社が作っています。石田さんの話として、ワインを知ることは、「どこで作られたか」(産地)と、「どんなブドウ品種で作られたか」(品種)の2要素を知ることから始まるそう。それで、こういう名前になっているらしいです。こちらのワイン自体はそんなに高い物ではない(1本1300円くらいかな。)のですが、彼の現地での生活で安くても美味しいワインがたくさんスーパーマーケットに並んでいたことから、それを広めたいという考えがあるみたいです。
https://www.because-wine.com
味ですが、ネロターボラってもっと重めの印象なのかな?と思ってたのですが、そんなでもない。色は私が良く飲むようなピノとかとは異なり濃いめのブラックチェリーのような紫色かな。適度にタンニンも感じる。酸はそこまで強くないので、私としては飲みやすいかな。ベリー系のほか、いわゆるチョコレート系の風味がします。後味はシラーとかに似ていてちょっとスパイシーな感じがするかな。でも、このスパイシー感もそこまで強くない感じ。私が、普段飲んでいるのがピノが多いという話をワインの店員さんに話したら、「それであれば、これもいいのでは?」という感じで勧められました。個人的には一般的なネロターボラとは印象が違うような気がするので、玄人向けではないかなと思うけど、まぁまぁでした。白ほどの感動はなし。赤はやはり難しい。
最後にパスタですね。パスタは仔羊のラグーパスタでした。パプリカやラム肉がたっぷり入っている感じ。パスタはキタッラ(キターラ)でしたね。アブルッツォ州のラクイラで生まれたパスタ。ロングパスタなのですが、スパゲッティ―ニとかとの違いで一番分かりやすい特徴は断面ですね。いわゆるスパゲッティーニは断面が円形です。私が好きなリングイネは楕円形。そして、キタッラは断面が四角形ですね。それで見分けがつきます。まぁ、そんなことをいちいち見ている奴もあんまりいないかもしれませんが、食感もなんとなく違うと思います。このキタッラは乾麺だと思いますが、かための食感があります。キタッラ自体断面が四角形ということでゆで時間が一般的にはスパゲッティーニよりは長いです。この食感がキタッラの食感なのか、シェフの茹で上げの好みなのかは不明ですが、私にはちょっとかためかなという印象でした。チーズは風味がペコリーノ・ロマーノだと思います。パスタがややかためであることを除けば美味しいパスタでした。
最後にデザートと食後のお飲み物ですね。デザートはメリンガータでした。名前のとおり、メレンゲを使ったお菓子。さっくり軽い感じのお菓子です。オレンジリキュールのような風味もするかな。ラズベリー、イタリアンジェラート(なのか?)、チョコチップなどが入っています。飲み物は、コーヒー、紅茶、エスプレッソ、ハーブティーがありました。私は、ハーブティーを選択しました。ハーブティーはカモミールティーでした。私は、カモミールティーが好きなので、それを選択しました。
店内の様子ですが、照明がやや落とされた感じでおしゃれな落ち着いた雰囲気。ビルの7Fにあるので、若干、中の様子が分からずフラっと行くにはハードル高めですかね。トラットリアを意識しているようで、音楽は陽気な感じの物が流れていました。ただ、値段はあんまりトラットリアではないかも(笑)。やはり、銀座かな。店内にはハンガーも荷物カゴもあり便利でした。店員さんも500円程度のコぺルトと考えれば、かなり良く働いてくれていますし、お料理の説明も丁寧な感じでした。ワインやお料理に関する私の質問や世間話もそつなくできる感じでしたので、慣れているなという印象です。クレジットカードも使うことができました。便利です。
ごちそうさまでした。こちらもコロナの影響でお客さんが減っているという話ではありましたが、わりと良い店だと思います。ちょっと私が普段づかいにするには高いかな。誰か連れて来るには、悪くないかなという印象でした。ランチはもう少しコスパもいいみたいなので、良かったら試してみて下さい。