Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
お・も・て・な・し
GWに実家に帰ったとき、
最近気に入って買った、ピアスとネックレスに着目された。
私も欲しいなぁ。
と、うるうるした目で見つめてくる母に根負けして、母の日のプレゼントに差し上げることに決まった。
大好きな“ジョージ・ジェンセン”
お母さまは本店に行きたいとせがみ、
後日日本橋まで。
散々店内の製品を眺めたり、試着した後、私のより大振りで、ピンクゴールドが入ったコンビのネックレスの方がいいということに。
そこで、終わるかとおもったら
同じシリーズのセットのピアスの前から離れないお母さま。
ゴールドだからピアスなのに じゅうまんえん。
再びうるうるとした目で見つめられたけど、流石に…
「そっちは、オトーサンに頼んだら?!
ほら、この前ミキモトでいいのが見つからなくって
買わなかったって言ってたじゃない。」
「そーね、オトーサンに買ってもらう」
お会計を頼んで、ソファーに通され、
お手入れの説明を聞いていたら、
ローテーブルに何気なく置かれていた雑誌に
掲載された商品ページに反応して
「やっぱ、こっちも見せてもらえます?」
あーあ、始まっちゃったよ。
どっかの誰かさんの奥さんが同じように最初からやり直しで東芝の洗濯機選んでたっけw
と、脳裏をよぎる。
「もう、買えないよ。
欲しいなら自分で買ってね。」
の、ひとことでやっと諦めてくれて、本来の購入品へ。
にこにこと、上機嫌になったお母さまは、
これから日比谷の帝国ホテルに行きたいと。
ガルガンチュアまでお供をし、
いい夕方にさしかかってきた。
喉も乾くし、少し座りたい。
嗚呼、あそこ行こうか。
メインバー。
ガルガンチュアの前の階段を上り、オールドインペリアルバーへ。
此処のメインバーは、一見の価値があるから!
と、恥ずかしがって尻込みするお母さまの背中を押す。
店内に入ると、目の色が変わり
急におとなしくなった。
私はいつも通りカウンターをお願いした。
スポットライトを浴びるように席前に灯りがともるあのカウンター。
私はグラスのシャンパーニュ。
お母さまはスプリッツァーを頼んだ。
壁面に残る旧本館の大谷石の壁をチラリと覗きながら
ふかふかのおしぼりと、“調教された”柿ピーをむしゃむしゃ。
立ち上る細やかな泡を眺めると
うっとりした気分になれる。
スッキリして酸味もあるけど最後にふわっと甘みが少しだけ立ち上がるシャンパーニュ。
“aperitif”は一杯で。
そして、ディナーへと向かうのであった。
お・も・て・な・し
するより
される方がいいw
ライトを浴びたライト
これ以上形容しようがないくらいに有名で かつ、伝統と格式のある帝国ホテル。
最高峰の贅沢を楽しむことが許される時代になったことを心から感謝して(笑)、足を踏み入れさせていただきました。
13061401,帝国ホテル Gargantua]にはよーくお世話になっており、そこまでは入れる度胸はもっていましたが、いくらなんでも無敵のワタクシでも連れがいないと入れないのがこちらです。
いくら格差が取り払われた昨今の世の中であっても、あっしら下々の者が踏み入れちゃぁいけねぇ聖域てぇもんがありやして、どうあがいても手が届かねぇって思っていたもんだ。
それもまぁ、ご時世ってやつで。
今となっては門戸は開かれているにこしたこたぁねぇ。
と、少々べらめぇ調の江戸っ子ばりばりですが、そろそろやめます。
フランク・ロイド・ライト建築がわずかに残った店内は 落ち着いたと言ってもアメリカ的な雰囲気がどこか感じられる造りです。
麗しのサブリナの ララビー社の内部のイメージ。
広くて細長い大きなカウンターに重くてずっしりしたソファーの椅子があり。
その椅子に座るとちょうど目の前にスポットライトで照らされたまあるい明かりが落とされています。
注文してから、待つ間。
旧館時代の壁が残った部分を眺めながら、主役が登場するのを待ちます。
アメリカンクラブハウスサンドや、ほかの食事を頼んだ訳ではないので
タオルのおしぼりではなく、紙のおしぼりが出されます。
それがまた豪華絢爛。
とっても厚くてもっこりとしています。
普通の紙おしぼりの3倍くらいはありそうです。
勿論、袋にも帝国ホテルの紋章が。
ああ、格式と伝統って素晴らしい。
おしぼりでもうノックアウトです。
スポットライトを浴びて輝くプリマドンナが登場。
ドライで頼んだマティーニですが、それほど強くなく さっぱりとしていました。
ちょっとびっくりしたのが、お通しが柿の種。
心なしか大きくてりっぱな柿の種に感じました。
思いこみですが(笑)
その日、運良く巡り会えたカクテル 帝国ホテル120周年記念カクテル
フランク・ロイド・ライトからちなんで ライトという名のカクテルです。
ブラッドオレンジと桜色の中間みたいな薄いピンク色の綺麗な色です。
ライトをあびたライトの姿はとっても綺麗でした。
その名の通りライトで、
ほんのり甘くて 弱いお酒でした(笑)
ちょこっと摘みたくて鰊のマリネを頼みました。
しっかり調教された(笑)ぽってりとした身で、ほんのり甘さもあるお酢加減。
ピンクペッパーと白いソースとディルのコントラストがとても綺麗です。
客層はバラエティに富んでいて、肩肘張って身構えて入ったのに、拍子抜けでした。
流石にジーンズとかだと気が引けるけど、思ったほど仰々しくないし、きちんと接客していただけるホスピタリティも持ち合わせていて、心地の良い時間を過ごせました。
昼下がりのまだ明るい時間だったので、とっても早い食前酒と言い聞かせつつ。
一杯だけで後にするのでした。
Restaurant name |
Orudo Imperiaru Ba
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Categories | Bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3539-8088 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京 本館 中2F |
Transportation |
JR有楽町駅から徒歩6分。同新橋駅から徒歩8分。 300 meters from Hibiya. |
Opening hours |
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Average price(Based on reviews) |
¥6,000~¥7,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Table money/charge |
サービス料15% |
Number of seats |
72 Seats ( うちカウンター20席。) |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
Smoking allowed The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Available 3,000円以上のご利用で3時間無料。 |
Space/facilities |
Relaxing space,Spacious seating,Counter seating,Sofa seating |
Drink |
Sake (Nihonshu),Wine,Cocktails available |
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Occasion |
Dates |Solo dining friendly |Friends This occasion is recommended by many people. |
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Website |
銀座のブラッスリー ポール・ボキューズで
散々なサービスを受けて気分が萎えてしまった。
折角のデェトなのに。
気分を切り替えてために
chill outしに 帝国ホテルへ。
21時の店内はとても賑わっていた。
カウンターが空いていたのでカウンターへ。
私はいつもながら、ドライマティーニを。
スポットライトを浴びるようなカウンター照明が、
此処に来たという実感をもたらす。
いつもと違うカウンターの位置は
殊の外賑やかな店内の雰囲気を感じさせる。
目の前に光るbar is openの緑のランプにうっとりとする。
やがて、スポットライトを浴びるドライマティーニ
この日は若い女性が、作ってくれた。
そんな彼女のドライマティーニを味わう。
賑やかな店内にいながら
咥内にジンが沁み入ると、
訪れる静寂。
キリッと頭の引き締まる。
メインバーの役割をキッチリ果たす。