キャノンデールのB級食べ歩記: 今日から始まった金曜5食限定の「アサリラーメン」を食べに、ランチは新橋「風月食堂 尾和」へ
昨日、店主のSNSで今日からアサリラーメンを金曜限定5食で始めると知りました。
新橋駅前ビルの人気ランチスポット「正味亭尾和」のセカンドライン「風月食堂尾和」で供されるようです。午前中は在宅勤務、午後から出社という今日、早速初物を頂きに。新橋駅に着いたのが12時過ぎだったので、もう売り切れているかな、と思いながらお店に向かいます。
アサリラーメンの貼り紙に特に売り切れの表示も無いので、まだ残っていそうです。
1日5食という貴重な食券を無事ゲット。
明るく丁寧な接客の女性ホール係の方に食券を手渡します。「小ライスをお付けしますか?」と聞かれ、一瞬揺らぎましたが「いえ、結構です」と毅然として断りました。これで今日のダイエットは成功したも同然です。
おっちょこちょいの私には必須の紙エプロンも頂き、準備万端。
しばらくして、お待ちかねのアサリラーメンが出てきました。
鼻をくすぐる磯の香り、と言いたいところですが、マスクを外すのを忘れていました。改めて鼻を近づけると、とても食欲をそそるアサリの良い香り。貝は全般的に好物なので、昨日アサリラーメンが始まると知って、居ても立っても居られなかったのが正直なところ。今日はこれを啜るために会社に来たと言っても過言ではありません(嘘w)
大きなアサリがゴロゴロ。私の大好物の煮玉子もデフォルトで半個のっています。
たっぷりのワカメも、アサリラーメンの磯感を引き立てています。その上には白髪ネギ。
まずはスープを一口。想像していたよりも、更に濃厚なアサリの風味。塩は使っていないのかもしれませんが、十分に天然の塩味です。
麺を引き上げて啜ります。
緩やかなウェーブの麺に淡白ながらも深みのあるアサリスープが絡みます。
アサリも頂きます。
多少の大小はあるものの、どれもなかなかのサイズ感。900円はお得です。
塩味が少し勝るなと思ったので、粗挽き胡椒を振って味を締めてみます。
煮玉子にも着手。
ラーメンは大好物ですが、貝を貝柱ごと綺麗に食べるのは得意なので、そのも楽しいランチとなりました。もちろん完食、そしてアサリスープは完飲です。アサリは11個入っていました。
親しくして頂いているマスターが、わざわざ厨房からカウンターまで挨拶に来てくれました。オーナーはまだ来ていないそうです。「ごちそうさまでした」と謝辞を告げ、お店を後にしました。今日は強い雨が降っているので、濡れずに会社に行けるという意味でも、いいランチでした。
風月食堂尾和関連ランキング:居酒屋|新橋駅、汐留駅、内幸町駅
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キャノンデールのB級食べ歩記: 新橋「正味亭 尾和」のセカンドライン「風月食堂 尾和」で、新作の期間限定「スタミナ味噌ラーメン」
今日のランチは狙いがあって新橋駅前ビル1号館2階の「風月食堂尾和」へ。
お目当ては、期間限定のカレーラーメンだったのですが、間に合わなかったようです。先日「ヒロミヤ」の焼肉会でご一緒したマスターから「カレーラーメンはそろそろ終わりますよ」と聞いていたのですが、リモートワークで出社日が少ないので、残念ながら食べることはできずに終わってしまったようです。
その代わり、新たな期間限定の「スタミナ味噌ラーメン」が始まっていました。「数量限定。松本市の丸正醸造と上田市のイケダ味噌のブレンド。牛骨スープ仕上げ。」という口上。オーナー(「正味亭尾和」の店主)が長野県上田の出身ですから、地元の美味しいもので創作したのでしょう。厨房を預かるマスターの腕前とのコラボということでしょうか。
入口で食券を購入。
アーリーチェックインなので、店内はまだまだ余裕があります、
卓上には各種香辛料。カレーもレギュラーメニューなので、様々な香辛料が置かれていますが、これを組み合わせるのも楽しみです。
程なくラーメンが出てきました。
「ライスがサービスで付きますが、いかがですか?」と聞かれて、二つ返事をしてしまった私の意思の弱さ。
ラーメンは、大阪赴任時代に天理で食べたスタミナラーメンを思い出すビジュアルです。センターの卵黄も、たまご好きの私には堪りません。
まずはスープをひと口。
「ほぉ、こういう味なんだ」
サッポロラーメン的な味噌ラーメンとは全く異なるアプローチ。ほのかな甘みと素朴な田舎味噌の味わい。大豆の感触も感じられます。どちらかと言うと、味噌汁に近いかもしれません。なんだかほっこりとする優しい味で、スタミナラーメンと言うネーミングで構えると、肩透かしに合います。
麺は中太で緩やかなウェーブのもの。
味噌スープとの絡みも良好です。
優しいスープに対して、具は確かにスタミナ満点。豚肉、キムチ、ニラなどが炒めたものがどっさりとのっています。
にんにくは大きめの切り方。どれくらい入っているのかは不明ですが、間違いなくスタミナが付くでしょう。
卵黄に箸入れ。
トロリと流出した卵黄を麺や具に絡めて啜ります。味噌と卵は元々相性抜群ですから、間違いなく旨いのです。もちろんスタミナラーメンには欠かせない役者。
せっかく頼んだライスですから、ラーメンライスにしない手はありません。
ラーメンと具をオン・ザ・ライス。正しいラーメンの食べ方です。
中盤で味変。卓上の香辛料群から「ヤバ辛粉」「花山椒」「刻み唐辛子」の三種をチョイス。
マイルドな味噌スープにパンチを加えます。
グッと刺激的になりました。
辛さをオンしたスタミナ味噌ラーメンを、更にライスにオン。
禁断のラー茶に取り掛かります。
そもそも味噌汁的なスープですから、ご飯との相性はバッチリ。
ズルズルと啜って完食ですが、完飲は控えました。もう若くはないのです。
実に旨いラーメンでした。スープがとても美味しかったので、味噌汁で飲んでみたいと思いました。
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キャノンデールのB級食べ歩記: 贅沢に卵3個を使ったフワトロオムレツがのった絶品オムハヤシ。新橋駅前ビルの人気ランチスポット「風月食堂 尾和」
今日は出社日。昨日、友人のSNSでこのメニューを知り、たまご好きの私は居ても立っても居られなくなりました。今日はランチのために出勤したといっても過言ではありません。新橋駅前ビル1号館2階にある「風月食堂尾和」。
通路の突き当りに見えるのがが本店の「正味亭尾和」。
こちらもサラリーマンに人気のランチスポットで、オーナーは私の元同僚。今日は正味亭ではなく、風月食堂にお邪魔します。
居酒屋の正味亭尾和は、ランチタイムはコスパの良い定食中心のメニューですが、風月食堂尾和は、激辛カレーや、昭和の甘口カレー、懐かしいラーメンなど、昭和サラリーマンが喜ぶ単品メニューが中心のコンセプト。
そんな私の今日の狙いは、カレーでもラーメンでもありません。
アイドルタイムの限定メニュー「オムハヤシ」です。1,100円と新橋サラリーマンには若干ハードルが高い価格設定ながら、尾和ですから味は間違いないはず。そして、私が何としても食べたいと思ったのは、たまご好きの私も唸る「卵3個を使ったフワトロオムレツ」がのっているからなのです。
「アイドルタイムメニュー」という言葉の定義がファジーですが、手間がかかる料理なので、12時から13時のピークタイムは避けてくださいということのようです。それもあって、今日は11時45分チェックイン。先客は3人で、既に料理を食べているので、オーダーは可能そうです。ホール係の女性に「オムハヤシ、今出来ますか?」と確認します。奥の厨房に確認し、OKが出ました。券売機のオムハヤシのボタンは消灯しています。「現金でお願いします」という指示に従います。
コの字カウンターは、古典的な居酒屋仕様。カウンターの向こうには、アクリル板を挟んで、私よりも遥かに先輩かつ年配の、お元気そうなサラリーマンがカレーやラーメンを食べています。
卓上には豊富な調味料が用意されています。好みの味で食べて欲しいという、オーナーのおもてなしの気持ちが現れています。
時間がかかると言われましたが、5、6分で出てきたので、さほど待ったとは思いません。
大皿にいっぱいのハヤシ。
小鉢はキャベツのナムル的な胡麻和え。
お皿の向きを変えてみると、ハヤシの海の向こうに隠れていたオムレツの大きさがわかります。原価計算を間違えたのか、卵3個を贅沢に使った、たっぷりのオムレツに、私の喉はゴクリ。
そのフワトロオムレツとハヤシの境界にスプーンを入れます。トロトロのオムレツと濃厚なハヤシ、その下に隠れていたライスが三位一体となる小宇宙。
濃厚なデミグラスソースのハヤシも絶品です。期待通り、いや期待以上と言っていいでしょう。
あまりに前のめりで、薬味を添えるのを忘れていました。らっきょうと福神漬けをオン。
ライスは刻みピーマンが入っていて、バターライスにアクセント。モグモグと食べているところに、奥の厨房から、友人でもある料理人のAさんが私に挨拶しに来てくれました。オムハヤシを頬張っていた私は、挨拶もろくすっぽ出来ませんでしたが、料理を指さしながら「ふごくおいひいでふ」というようなことを、なんとか言いました。厨房を切り盛りする名料理人Aさんの面目躍如です。
たまご好きの私ですが、オムレツとガチンコ勝負のハヤシも素晴らしいクオリティと感じました。しっかり煮込まれた牛肉や玉葱は、実に柔らかく、味も深みがあってマイルド。大満足です。次回は、以前から気になっていて、まだ食べたことがないラーメンを頂いてみようと思います。ごちそうさまでした。
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キャノンデールのB級食べ歩記: ようやく来れた新橋「正味亭 尾和」の姉妹店「風月食堂 尾和」で辛いナスカレーと黄色い昭和カレーの合いがけ
今日は出社日です。
銀座で所用を済ませ、表に出ると突然の雨。
天気予報に従って折り畳み傘は持っていたのですが、全く用をなさない程の土砂降りで膝から下はびしょ濡れです。
その足でランチへ。
向かったのは新橋駅前ビル1号館2階。
会社の元部下が脱サラして始めた人気の居酒屋「正味亭尾和」の姉妹店「風月食堂尾和」です。
今から6年前、店主が元同僚たちと、20年以上前に閉店した歌舞伎座裏の伝説の喫茶店「紫苑」のレシピを再現。
「プロジェクトX」のような努力の末に蘇った幻の「辛いナスカレー」を食べさせてくれるのです。
私の事務所が虎ノ門にあることや、コロナ禍の影響もあって、ようやく初訪問です。
チェックインは開店直後の11時半過ぎ。
もちろん私が口開けの客。
食券を購入します。
初めての今日は絶対これにしようと決めていた「辛いナスカレーと黄色い昭和カレーの合いがけ」の一択です。
実はこのお店を任されている店主も私の友人。
カウンターだけのお店ですが、アクリル板で感染症対策もしっかりと施されています。
トッピングの生卵は期間限定で無料サービス。
夜はカレー以外の料理もつまみに飲めるカウンターバーになるそうです。
料理はすぐに出てきました。
カレーのスパイシーな香りが鼻をくすぐります。
サービスの生卵。
サラダもサービスしてくれました。
役得です。
キャベツのピクルス。
ライスの真ん中に窪みを作って、生卵をドロップイン。
「スプーン入れ」の儀で、黄身を崩します。
まずはそのままひと口。
伝説のナスカレーのカプサイシンを感じる辛さが、夏バテ気味の身体をシャキッとさせてくれます。
一方の黄色い昭和カレーは、そのネーミング通り実に懐かしい味。
甘口のカレーなので、辛いナスカレーとのコントラストが、合いがけにはピッタリ。
店主の勧めに応じて、ウスターソースを黄色いカレーにかけます。
卓上のらっきょうと福神漬けを添えるのを忘れていました。
お盆休み前以来、外食も久しぶりなので食事の段取りも要領が悪くなっています。
今度は卵と絡めながらいただきます。
黄色いカレーにかけたウスターソースは、確かに相性が抜群。
懐かしさが一段と増しました。
ご飯は少な目にしてもらったので、最後はルーが余る感じ。
最後まで美味しくいただきました。
コロナ禍で飲食店はどこも厳しい状況です。
特に居酒屋は夜の客足が遠のいているだけに、オーナーの奮闘を願うばかりです。
風月食堂尾和
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Restaurant name |
Fuugetsu Shokudou Owa
|
---|---|
Categories | Izakaya (Tavern)、Curry、Ramen |
03-6264-5033 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル 2F |
Transportation |
119 meters from Shimbashi. |
Opening hours | |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted |
Number of seats |
14 Seats ( カウンター) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Sports TV,With power supply |
Occasion |
|
---|
2月いっぱいでランチ営業を終了した正味亭尾和。その後は姉妹店の風月食堂尾和のメニューを提供するダイニングホールとなっていると聞きました。どんな様子なのかランチを食べに新橋駅前ビル1号館2階へ。
正味亭尾和の店頭には、ランチ営業終了のお知らせがありました。そこには、聞いた通り風月食堂で食券を買って来てくださいとあります。もっとも「複数名様用の客席」とありますので、一人の私は風月食堂で食べることになります。
風月食堂尾和のメニューは、カレーとラーメン。正味亭尾和時代の定食メニューはありません。
今日はカレーを食べようと思ってきたので、券売機で食券を購入。
激辛のナスカレーと昔懐かしい昭和カレーの合いがけです。もちろん生玉子のトッピングは欠かせません。
カウンターに着席し、食券を渡します。ここの厨房では友人が働いていたのですが、その彼も年齢的な事情もあって、お店を辞めて郷里へ帰りました。時代はどんどん流れていきます。
着席して程なくカレーが出て来ます。
ご飯は少な目にしてもらいました。
付け合わせにはキャベツの漬物。
トッピングした生卵。
卓上のらっきょうや福神漬けなどもオン。
ライスのセンターに生卵をドロップインして、準備は整いました
期せずして、地味なカレーに彩りが添えられました。
まずは生卵にスプーン入れの儀。
挽肉ベースのナスカレーは激辛を謳っていますが、私には程よい辛さ。
一方の昭和カレーは、昔懐かしいやや甘めの味。カレー粉ベースの、素朴ながらも存在感のある味わいです。
この昭和カレーには、もちろんウスターソース。昭和育ちの私には、欠かせない味付けです。今のような複雑なスパイスが無かった時代のこと。
一方のナスカレー。激辛とはいいながら、私にはもう少しパンチが欲しい所。卓上の辛ラー油と唐辛子粉を加えます。
終盤で再びピクルスをオンして、残りのカレーをかき込みます。
コロナ禍でいろんな事がありました。個人経営の飲食店を取り巻く環境も厳しいものがあります。それでも、前を向いて歩いていくということを誰もがしなければいけないのだと感じました。後ろを振り返ったり不運を嘆いている時間は、もちろん私にも無いのです。
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