Restaurant name |
Ramen Shichisai Hanten
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Categories | Ramen |
03-5542-1877 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 八重洲地下2番通り |
Transportation |
JR東京駅八重洲地下中央口徒歩3-4分 328 meters from Kyobashi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、WAON) QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats ( カウンターのみ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 大型地下駐車場、ちかくにコインあり |
Space/facilities |
Counter,Wheelchair access,Free Wi-Fi available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome) |
Website | |
The opening day |
2021.8.27 |
こちらは、注文を受けてから麺を手打ちするという圧倒的パフォーマンスで有名な「七彩」さんを運営する株式会社アールエーアールさんと飲食店プロデュースの株式会社ビートさんがコラボした「七彩」さんの新業態と言われていますが、いわゆる資本化、FC展開を目指したお店です。
今回は、東京駅で手早くランチを済ませようと「東京ラーメンストリート」に向かったのですが思いのほか混んでいて、ならばということで穴場のこちらに伺ってみることにしました。
丁度、2023/6/13に麺もスープもブラッシュアップされたということなので「シン喜多方」を試せる良い機会かと。
後で店お店のポスターで、「シン」=「伸」「深」「真」「心」「信」「進」「新」という意味を込めたというようなとてつもないこじ付けを発見しました…
平日の11:37現着でしたが、店外に並びは4名という状況。
「味玉らーめん【喜多方】」1050円をポチって並ぶと5分後には入店できました。
店内はカウンター8席に4人テーブル×2でMAX16名のキャパですが、男性スタッフ3名でのオペレーションで、ほぼ満席状態で稼働しています。
厨房の中は見えない仕組みになっているので製造工程は不明ですが5分後には着丼しました。
見た目はいわゆる「喜多方ラーメン」とは趣を異にするもので、清湯スープに太麺がチラリ、チャーシューが4枚とメンマ、ネギの代わりにアーリーレッドとおかひじきという異例の組み合わせです。
スープをいただくと、醤油感のくっきりとしたスープで、動物系の出汁感は弱めですがほんのり煮干しが香る上品なスープです。癖のないバランス型スープで美味いですが、これが「喜多方」かというと違う気がします。
麺は多加水寄りの平打ちの太麺ですが、さすが「もち姫」使用だけあって、もっちりとしたコシがあって、小麦感も豊潤な美味い麺です。
直前に手揉みされているようですが、今回は揉み加減が弱く、ほぼ縮れのないうどんのような麺でしたので、これはスタッフさんによる差が大きく出るものと思われます。
元々使用していた「松屋製麺所」さんの麺はちゃんとピロピロしていたようですが、ブラッシュアップに伴い「菅野製麺所」さんの太麺に変わったのでしょうか、加水率やブランド小麦の配合も大きく変わったようで、以前のものを知らないので何とも言えませんが、少なくとも「喜多方」風の麺ではありませんが美味いと思います。
チャーシューはかなり薄めのバラチャーが4枚で、恐らく手切りではなくスライサーで切ったもの。
味自体は美味いですが、ペラペラであまり食べた気がしないかも知れません。
おかひじきの存在理由は不明ですが、アーリーレッドの食感は良いアクセントになっています。
ただ、以前のような普通のネギの方が個人的には良いと思います。
味玉にはブランド卵の「マキシマムこいたまご」使用とのことですが、調理がちょっと残念でした。
卵自体の味が良いだけに、トータル美味しくいただけますが、「キング製麺」さんのような仕上がりにしないともったいないですね。
この「シン喜多方」らーめんは、1杯のラーメンとしては麺もスープも一定以上のレベルにあって美味いのですが、妙なコンセプトを引きずったり、「喜多方」に拘る必要性が感じられない領域の商品になってしまっていて違和感を感じざるを得ませんでした。
あるべき姿を捻じ曲げてでも集客の手段として使えるものは使うという資本系ならではの考えなのかも知れませんが、ここには「七彩」さんの面影も、「喜多方ラーメン」の面影も自分には感じることができませんでした。
ただ、何も言われなければ「かなり美味いラーメン」であることには間違いないので、自分のように余計な尺度を持たずに食べていただければコスパ以外は悪くないと思います。
【煮干し】は恐らくオイルだけで変化させているだろうと推測されますが、機会があれば試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。