Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
San Choumeno Kareyasan
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Categories | Curry |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3567-6767 |
Reservation Availability |
Reservations available
御予約に付きましては夜の営業時間帯のみです。 |
Address |
東京都中央区京橋3-9-9 ウィンド京橋ビル B1F |
Transportation |
都営地下鉄宝町駅出口から徒歩2分程度 136 meters from Takaracho. |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
ディナータイムはドリンクを御注文なさらない場合のみ、別途お席代としてお一人様「300円」頂戴致します。 |
Number of seats |
30 Seats ( テーブル8卓、ソファ席 合わせて約30名収容可能) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Sofa seats |
Drink |
Wine |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome)
大変申し訳御座いませんが、小学生未満のお子様をお連れのお客様は入店をお断りさせて頂いております。 |
Website | |
Remarks |
※2022年12月5日(月)は臨時休業とさせて頂きます。 |
昭和の漫画かキッズ番組の名前を彷彿とさせるメルヘンな店名から、もっとハードルの低そうな店を想像していた。気の置けない食堂みたいなカレー屋さんだろうな、と。
晩目のランチで14時過ぎに来店したのだが、まずはその重厚な内装に不意打ちを食らう。
世界観が素敵過ぎて、カレーを食べに来たのを忘れかけた。オーナーの趣味が極まったのか、古き良きシネマワールドがそこには広がっていた。
個人的に周波数はバッチリ。
さぞかし予算をかけたであろう高級なオーディオ機材から懐かしの名画のあのテーマ曲が聴こえてくる。
昼から、随分と贅沢な時間にありつけたものだ。
単なるレトロ趣味というよりも映画の黄金時代を再現したいというメッセージを勝手に受け取り、最早何をしに来たのかすら明確ではなくなる。
ランチの終わりどき、ということで唯一の残りメニューの焼きチーズカレー(税込1,600円)に自ずと決まる。
問題はそこから25分も待たされたということ。
いや、確かにこの空間には数時間でも滞在したいのですけど…ランチ時間は1時間の制約が…
しかも14:45で昼の営業時間は終わりと、店員の方から告げられている。
女性店員の方々は、店内の文化豊かな空気そのまんまに優雅にゆったりとされているので、心の狭い勤め人の心は却って焦るばかり。
己の心の貧しさと器の小ささよ。
急かされたと気を遣ってくださったのか、『少し早いのですが、オーブンからお出ししました』とサーブしてくれる。何と!本来の焼き時間は更に長いレシピだったとは…一体どれほど余裕のある客層に恵まれた店なのか。
時間を気にしつつ慌てて口にした焼きカレーに口腔内を思い切り火傷し、しかしその美味さに咽び、この空間とゆったり一体化出来ない自分の小物っぷりに、纏めて涙が出た。
焼くことで、スパイスが香りたち、チーズの濃厚と五分の勝負になることを発見させてくれたことに感謝。
これだけ店舗そのものについて語り伝えたくなったお店はこれまでになかったように思う。
気持ちはアップダウンしたけど、漣のような静かな印象が後からジワジワと押し寄せてくる。
今更だけど、お店は完結した小宇宙でなくてはならないんだ、と感じ入った。