初訪問で生姜焼定食。豚の生産から飲食までの垂直統合モデルだけに豚の質はなかなかです。 : Komatsu ya

日本橋本石町、日銀通りにある肉系のレストランです。店内の造りはイタリアンを指向しているようですが、ランチタイムはほぼサラリーマン向け定食屋の趣。

もつ焼の「串屋横丁」を多数展開する千葉県のドリーマーズ㈱の運営で、同社は養豚場・加工工場・配送・店舗の一連をすべて自社で運営するという垂直統合のモデルを取っていることが、特長のようです。

神田駅から日本橋室町の某社オフィスに向かう道沿いにあるので以前から気になっていましたが、そのオフィスで仕事をした際のランチで初めて伺ってみました。

正午頃だったので一階フロアは既にほぼ一杯。二階のテーブル席に案内されました。ランチのメニューは生姜焼き定食、レバーフライ定食、日替りの三種類で各850円。この日の日替りは鶏肉のトマトソース煮込みローマ風だそうです。

初めてなので安全なところで生姜焼き定食をライス少なめでお願いしました。周囲のお客さんはレバーフライが多いようですが結構なボリュームです。

すぐにコーン入りのコンソメスープが出され待つこと5～6分で千切りキャベツが添えられた生姜焼と少なめライスの二つの平皿が届きました。

生姜焼は肩ロースの厚めの細切れが120～130gといったところでボリュームではレバーフライにかなり見劣りする感じ。醤油ベースの同じタレで炒められていますが、豚肉と短冊に切られた玉ねぎは分けて盛られています。

食べてみると垂直統合モデルだけあって豚の質はなかなか。旨味があって柔らかい。ただタレは普通で生姜の風味はあまり強くありません。短冊の玉ねぎが意外に美味しい。

全体としては満足度中くらいのランチでした。選択肢が多いこの界隈なので再訪問するかどうかは分かりません。