Restaurant name |
Okui Kaiseidou
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Categories | Other |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3548-0493 |
Reservation Availability | |
Address |
東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 1F |
Transportation |
60 meters from Mitsukoshimae. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Website | |
The opening day |
2014.3.20 |
2016年12月訪問
コレド室町1の一階奥にある福井県敦賀市の老舗昆布専門店です。永平寺御用達は前から知っていましたが、曹洞宗のもう一つの本山、鶴見の総持寺の御用達でもあるらしい。
歳末の日本橋エリア買い出しのついでに伺いました。これまでもおぼろ昆布や白板昆布を買いに何度か伺っていますが、今回の発見は昆布〆用の平(ひら)昆布。昆布〆作る時に昆布が畝っていたりすると、〆る魚と昆布が密着しなくて苦労しますが、これは薄くて平らな昆布です。
早速1パック頂いて家で〆てみたのは平目とホタテ。平目は実験的に締めたのとそうでないのと食べ比べてみましたが、昆布〆の方が明らかに美味しい。余分な水分が抜けて味が凝縮するし、昆布の旨みが平目の身に移ってこれは旨い。
化学調味料は使わないけれど、グルタミン酸中毒の自分としてはこんなに有難いことはありません。これから白身系は必ず昆布〆にして食べたいくらいです。ホタテの方も身のぷりぷり感が増すし、味的にも旨みが増して言うことなし。
この世界も奥が深いと改めて思いました。
2016年1月訪問
白板昆布を普通に店頭で売っているのはさすがです
コレド室町一階にある昆布専門店です。本店は福井県敦賀市にある老舗。日本橋高島屋の催事で買った太白おぼろ昆布が美味しくて喜んでいたら、目と鼻の距離のこちらにちゃんとした常設の店舗があると分かり、ちょっと複雑な気分になったのが2~3ヶ月前のことです。
年明けに三越本店に来たついでにせっかくなので寄ってみました。さすがに常設店舗は品揃えが充実していますね。自分の好きな揚げ昆布が無いのが玉にきずですが、出汁用途、食用含めてほぼ完全なラインアップ。なんと普通店頭ではあまりお目にかかれない白板昆布まであるのは凄い。
白板昆布というのはバッテラや小鯛の雀寿司に載っているアレのこと。おぼろ昆布を手すきで作った時に残る最後の芯の部分です。人それぞれでしょうが、自分はアレが異常に好き。あると無いとでは大違い。味がワンランクグレートアップすると思います。以前家で押し寿司を作る際に築地場外市場を探し回っても店頭には並んでいなくてようやく一軒で名前を言って奥の方から出てきたという代物。それがこんなに簡単に買えるとは嬉しいサプライズです。30cm×8cmのものが10枚入ったものを購入しました。あと太白おぼろ昆布も一袋。
押し寿司作るのはおおごとなので、回転寿司チェーンのはま寿司で発見した食べ方でまず食べてみました。その食べ方というのは鯛のにぎりの上に小さく切った白板昆布を置いただけのもの。自分でやってみるとヒラメや鯛の白身はもちろん、海老にも相性抜群。旨味がアップすること確実です。本来はしばらく甘酢に昆布を着けてから使うようですが、そのプロセスを省いてもとりあえず十分美味しく頂きました。
次は本格的に押し寿司に使ってみようと思います。載せるのはやはり福井の名物小鯛の笹漬けがいいかな。