Restaurant name |
La radice(La radice)
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Categories | Italian、Bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3668-7828 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都中央区日本橋兜町16-1 第11大協ビル 1F |
Transportation |
304 meters from Kayabacho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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Website | |
The opening day |
2017.7.10 |
PR for restaurants |
優しい味わいのイタリア料理とワインでくつろぎのひとときを。
控え目な装飾と落ち着いた雰囲気は、忙しい日々を送る人たちの憩いの場。店内随所にあしらわれた天然木からは、自然の温もりを感じられます。毎日食べても、飽きない、疲れない、そんなシェフの想いが料理に込められた『色々お豆のサラダ』は、優しい料理の代表格と言えるはず。「イタリアワインの特色である、豊かな地方色を感じていただけるように」と、異なる州のワインでリストがつくられており、カウンター席もあるので... |
※3月のレビューなので春の食材が旬となります
2,002文字★
日本を代表する証券街である兜町(日本橋兜町)ですがグルメのイメージは薄いです。
サイゼリヤの新業態であるミラノ食堂 Mariano(3.01)を訪れるもダメダメで、
同じく兜町のイタリアンである同店(3.18)で口直しする羽目になりました。
食べログの先行レビューによればチーズリゾットが看板メニューのようで、
実際この日に食べた料理の中で最も好印象だったのもゴルゴンゾーラリゾット。
ミラノ食堂で食べたサイゼリヤ劣化コピーなミラノ風ドリアより遙かに美味しかったです。
店内は直線カウンターに5席、大きなテーブルに10席、半個室のようなテーブル席に5席。
シェフ(男性)とホールスタッフ(女性)の2名で切り盛りしていました。
トラットリアといった20席ぐらいの小さなお店。
ハウスワイン デキャンタ 白 トレッビアーノ(500ml 1,650円)
ハウスワイン デキャンタ 赤 モンテプルチアーノ(500ml 1,650円)
若鶏のレバーとハツのパテ(660円)
伊産 サンダニエーレ 生ハム スライス(935円)
ホタルイカのハーブとガーリックのマリネ(880円)
天然はまぐりとホワイトアスパラの白ワイン蒸し(1,980円)
十八穀米のゴルゴンゾーラチーズのリゾット(1,540円)
伊産 ドルチェポルコ豚 肩ロースのロースト(1,650円)
鴨ムネ肉のロースト 赤ワインソース(1,980円)
サフォーククロス仔羊ランプ肉のコンフィ ローズマリー風味(1,980円)
仏産ホロホロ鳥 骨付モモ肉のやわらかロースト(1,980円)
苺のセミフレッド(550円)
さくらとりんごのチーズケーキ(550円)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.5】若鶏のレバーとハツのパテ(660円)
レバーもハツも滑らかなムース状に仕上げてあってハツのプリプリ感は失われており、
何故わざわざハツを入れたのか意図が読めなかったですが味は美味しかったです。
【3.5】伊産 サンダニエーレ 生ハム スライス(935円)
脂ノリ、旨味の強さ、食感の良さを感じられてバランスの良い生ハム。
こういう生ハムを見付けて仕入れたシェフのセンスが優れていたのでしょう。
【3.3】ホタルイカのハーブとガーリックのマリネ(880円)
ホタルイカは火入れの難しい食材というイメージですが、
ハーブやガーリックでも隠せないえぐみのようなものが少し気になりました。
生のまま沖漬けや胡麻油和えにするほうが美味しいと思ってしまいます。
【3.4】天然はまぐりとホワイトアスパラの白ワイン蒸し(1,980円)
ホワイトアスパラはかなり硬めに火を入れてあって、やわらか過ぎるのよりは良いのですが、
もう少し火を入れたほうが理想のように思います。
筆者のお気に入りフレンチでも蛤とホワイトアスパラを組み合わせており今の時期の定番でしょうが、
1皿1,980円と言われると都心価格にも思ってしまいます。
【3.9】十八穀米のゴルゴンゾーラチーズのリゾット(1,540円)
前述の通り同店のスペデャリテはおそらくチーズリゾット。
グラナパダーノチーズのリゾットもあったのですが癖の強さを求めてゴルゴンゾーラを注文。
硬めに仕上げた十八穀米にゴルゴンゾーラの旨味と風味が加わり素晴らしい美味しさでした。
1,540円であれば何かトッピングも欲しくなりますが都心で過度な期待は御法度でしょう。
【3.2】伊産 ドルチェポルコ豚 肩ロースのロースト(1,650円)
【3.3】鴨ムネ肉のロースト 赤ワインソース(1,980円)
【3.1】サフォーククロス仔羊ランプ肉のコンフィ ローズマリー風味(1,980円)
【3.3】仏産ホロホロ鳥 骨付モモ肉のやわらかロースト(1,980円)
前菜やリゾットが良かった割にお店の評価が3.5止まりになってしまった理由の1つが肉料理。
鴨ムネ肉はまだレアー感を残す火入れでしたが他はミディアム以上なイメージで、
ホワイトアスパラガスが超レアーな火入れだったのと相反するシェフの意図に疑問を抱きました。
(ついでにリゾットの十八穀米も硬めな火入れだったのに。)
鴨の赤ワインソースも池袋のフレンチで食べたマデラ酒ソースほどの凄味を感じられず、
このあたりはイタリアンとフレンチのソースに対する熱量の違いもあるのかも知れませんが、
メインの肉料理がいずれも(筆者には)しっくり来なかったのは気になりました。
【3.3】苺のセミフレッド(550円)
【3.2】さくらとりんごのチーズケーキ(550円)
セミフレッドの食感はなかなか良いです。
クマリン(桜の風味)感じるチーズケーキは甘みが少し野暮ったいのが気になりました。