Suitenguu Choujuan
(水天宮 長寿庵)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Sunday、Public Holiday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Suitenguu Choujuan
|
|---|---|
| Categories | Soba、Udon、Donburi |
|
03-3667-3365 |
|
| Reservation Availability |
Cannot be reserved |
| Address |
東京都中央区日本橋蛎殻町1-33-7 |
| Transportation |
87 meters from Suitengumae. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥1,000～￥1,999￥1,000～￥1,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （AMEX、JCB） Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
11 Seats |
|---|---|
| Private dining rooms |
not allowed |
| Private use |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
not allowed |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
|---|
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Location |
House restaurant |
好天の中、情緒に彩られた町に漂えるということがこの界隈の魅力。ながら目当ての洋食屋さんの看板には、今日も“オーブン焼きメンチ”のメニュウが見つからない。
妥協してハンバーグでもやってみようか、いや、未だそれはやめておこう …… などと葛藤しつつもう少し足を先に進めてみると、なんと ! 向こうにも、今まで気づかなかった日本そば屋がひっそりと佇んでいるではないか。
ならばこれは渡りに舟とにわかに短絡、一直線に近づいていった次第
<R4.11.11>
「水天宮 長寿庵」
あくまでもステアリングを真っすぐに構えたカブの立ち姿は凛々しく、年季の入った店構えと一体、さながら上質な鉛筆画のように、ひとつの作品として完成されている。
迷わずに暖簾を割り入った店内は、小じんまりという以上にもはや完全に狭く、卓の4人掛け二つと2人掛けひとつぽっちで、入り口が別に設けられた二階でもあるのだろうか …… と探してしまうくらい。
界隈にお勤めと思しき男性お二人が謙虚にも既に二人掛けのほう収まっているものだから、もう選択の余地なく四人掛けに着くしかなかったとしても、自分が傲慢に映ってやしないかと、少し心配になっちゃうほど
ミニ丼セット
“ミニ天丼 もり” @1,300也。
どんつゆ、及びそば猪口に注がれたつゆは漆黒であって、何より“照り”が魅力的だった。
たとえ苦手な椎茸を見つけてしまったって、この天丼の美貌には見惚れてしまうものがある。しかしおそばは、若干粒状感が強調されているものの屋号の「長寿庵」に則った、長寿庵と言っておいてへんな言い方となるが、standardな「満留賀」御用達のものに留まる。
場所柄、お値段柄、海老はさすがに蝋細工を逃れているよう。
また図ったわけではないが最近“うずら”付いているぼくのこと。最大効果を発揮しないということが分かっていてそれをやる辛さを噛み潰しつつ、もうどうしようもなくって、専用殻割りバサミでそれを猪口に落下させた
そばをやるに絶対はなく、そして正解もまたない。ということを十分に皮膚に刻み込んでいる身として、それでも言わさせていただけるならば、すべからくうずらの卵とつゆ徳利は対(つい)で用いられるべき、ということ。
うずらは俄然、辛さのパンチを抑え(甘さとしての)甘さを纏ったつゆと相性が良いと思っていて、多くのお店もそこまでたどり着いていながら、つゆの分量には失礼ながら無頓着なのかなと。
具体的には、いきなりたっぷりと猪口につゆが注がれてしまっているとうずらも引き立たないし、そのあとの湯も、思うがままにならないということ
やはりうずらを強調するには猪口に少量のつゆ、それこそ、最後にはそば全体にまぶしてつゆを使い切ってしまうくらいでやりたく、そこから湯で割るにしてもオーソドックススタイルに戻すにしても、そこで徳利の中に幾ばくかのつゆがreserveされていればこそ ! ということになろうと思っているのだが ……