Restaurant name |
Suitenguu Choujuan
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Categories | Soba、Udon、Donburi |
03-3667-3365 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都中央区日本橋蛎殻町1-33-7 |
Transportation |
87 meters from Suitengumae. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX、JCB) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
11 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
在宅勤務の昼飯で遠くに行くのは歩数稼ぎも兼ねている部分があり、暑くて近所にしなければならないのであれば、日が落ちて多少凌ぎやすくなった夕方には、少々遠出をしようかという気になる。
ということで、実は長いこと待機リストに残したまま、行く機会を見いだせてこられなかった、水天宮の〈長寿庵〉へ。水天宮よりもさらに向う、って感じで、徒歩圏ではあるものの、やはり少し遠さを感じる距離感。
珍しく行く前にメニューを検めてみたのだが、ここでの「スペシャル」は滅多によそで見ない〈カツカレーせいろ〉か〈海老フライカレーせいろ〉にありとにらむ。
着いてみれば先客無し。三組お客さんを取ったら満席というこじんまりしたお店。席について一応、メニューをチェック。メニューをざっと見ても、丼物、蕎麦と、酒を飲んでくつろぐ店というより、サッと食べてサッと帰る、食堂的町蕎麦。
そんな中で「おすすめ」の一番上に来る〈カツカレーそば〉と〈カツカレーせいろ〉。エビフライを頭にするか、トンカツを頭にするか、さんざん来るまで悩んだが〈カツカレーせいろ〉の大盛りに決定。
ほどなく出て来たのは、若干意表を衝いた、「カレーの漬け汁」と「山盛りの蕎麦」と、独立した「トンカツ」。漬け汁に乗せたものを想像していたのだが、せいろだとこうやって分解するのか。
まあいいや。
食べてみると、想像した通りの味で、この組み合わせで食べるからこその何かが生まれるものではないのだが、あまり見ないメニューだけに、何だか新鮮味があるのも事実。
トンカツを漬け汁から分離したおかげで、ちょっと浸してザクザク感を楽しみつつ、蕎麦を啜るという何だか不思議な食べ合わせもできたりする。
そして、土台の蕎麦やダシがしっかりしているせいか、〈カレーせいろ〉として頂いても、中々しっかりした出来で、そこにトンカツの油や食感が変化球で入って来るという、最後まで変化を楽しめる面白い品。
飛び抜けたものではないけれど、1,350円という仕上がりや、大盛りという言葉に相応しい山盛り加減など、界隈の町蕎麦によくみられる「心意気」はこの店にも感じられる。いい夕食だった。