中華料理 帆(馬喰町)…いつものテーブル席で
清洲橋通りから路地に入り店が見えたところで17時を知らせるチャイムが鳴る。
すでに店の前についている妻が不機嫌そうなのは、きっと早く着きすぎたのだろう。
特に開店を知らせる合図もない店だから、外でもじもじしている必要はない。
土曜の夕方は約二ヶ月ぶりの「中華料理 帆」である。
いつも通りトイレの前の4人用席につき、メニューを見ていると、おかみさん登場。
まずはビール中瓶660円をもらって乾杯だ。
以前は開店直後から満席になり、料理の注文はすべて一回で済ませなければならず、
追加注文をすると恐ろしいほど待たされたのだが、今はそんなことはない。
おかみさんによれば、土日はまだいいけれど、平日の夜は客が戻っていないという。
さて、料理一品目は軟骨の醤油煮528円。
出てきた瞬間に自らのミスに気づく。
軟骨は鶏じゃなく豚なんだ。
豚の軟骨はあばらの先の部分だから付いている肉は豚バラ肉なのだ。
実はこの時点で豚角煮を別に注文しちゃったから、完全にかぶってしまったのだ。
“紅焼軟骨”という中国語の料理名を見て気づくべきだったのだ。
でも注文してよかった。
ほぼ軟骨は削がれてバラ肉のみで、甘めの醤油ダレがビールをぐいぐい進ませる。
二品目は麻婆豆腐968円、一度は食べてみてもいいでしょってことで。
豚挽肉、ねぎ、甜面醤が使われる日式麻婆豆腐であり、辛さはピリ辛程度。
三品目が件の“紅焼扣肉”、豚角煮1,045円である。
バラ肉だが脂身は少なめで、けっこう噛み応えがあった。
オイスターソースやXO醤が使われていて、醤油煮とは味わいが若干違った。
もうちょっと脂身が多くてプルンプルンだとよかったけれど・・・
四品目はニラ玉858円が出て来る。
以前食べたときよりボリュームが減ったように思うし、玉子がぽろぽろしてる。
うーん、主人は今日は不調かな。
〆は山椒海鮮炒飯1,210円。
パラパラ系で全体にふわっとしていて、山椒も違和感がなく美味いのだけれど、
具の海鮮は少量の海老だけというのはちょっと寂しいんだよね。
海老味噌なんかの、ちょっと変わった海鮮系の旨味も特に感じなかったし。
ビールをもう一本飲んだ後に紹興酒グラス605円を追加して、会計は6,400円ほど。
ん・・・なんかちょっと安いな。
今日は潮州料理っぽいものをほとんど食べていない。
それがいけなかったのかな。
もっとチャレンジングにメニュー選びをしていかないと、本当の良さは分からない。
そう思いながら席を立ち、いつも通り、外まで出てきたおかみさんに見送られつつ、
都営浅草線東日本橋駅を目指して歩いた。
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中華料理 帆(馬喰町)…祝・禁酒法解除
17時ぴったりに着いてすぐに店の入口のガラスを見ると、あるある認証シールが。
これがないと酒出せないからね、ホッとひと安心。
すぐにおかみさんが道の向こうから歩いてやってきて、
店の中や外の照明を点けたあと、店内に導き入れられる。
入店すると、女性客が一人すでにいて同伴者の到着を待っているよう。
過去三回と同じ、入口から見て一番右奥の4人用テーブル席につく。
まずはビール中瓶660円をもらって乾杯。
うううう、待ちに待った瞬間だ。
尚、フードメニューを見ると前回と変わっておらず、平時より品数は減らされたままだ。
店は注文をなるべく一回ですべてするよう客に求めていて、その通りに一気に注文する。
さて、料理一品目はチャーシュー715円だ。
周辺を炙ったあと醤油ベースのタレで煮込んだ、いわゆる醤肉(ジャンロウ)タイプで、
ほとんど脂身がつかないので豚もも肉が使われているよう。
食紅や蜜が使われる本格派の肩ロース肉を期待したのだが、これはこれでまずまず。
チャーシューにまだちょっとしか手をつけていない内に二品目が出て来る。
豚肉とキクラゲ玉子炒め935円、いわゆる木須肉である。
オイスターソースや紹興酒などでしっかり甘辛い味がつけられている。
腕肉と思われる豚肉は片栗粉を纏って油通しされたと思われ、軟らかくていい食感だ。
玉子の火の入り加減もいい。
更に立て続けに三品目、牛肉くわいカレー炒め1,408円が出て来る。
注文してまだ20分、一品目も二品目もまだだいぶ皿に残っている状態だ。
湖州料理メニューから選んだ品で、馬蹄牛肉という中国語名も表示されている。
馬蹄牛肉なんてすごい名前だな。
カレー味一辺倒でなく、やはり五香粉や中国醤油の味も感じ、中華の旨味に満ちている。
牛肉は脂身が少なくもも肉と思われ、とても軟らかく仕上がっている。
くわいが入る中華料理ってなぜか高級感を感じちゃうんだよな。
そして17時35分に〆の茄子とトマトのチャーシュー炒飯1,210円まで出てきてしまう。
注文した四品がすべてテーブルに並んでいるわけだ。
まだこの時点で我々以外に4人組客一組しかいないし、集中して作っちゃったんだよね。
もう冷めちゃってもいいから焦らずにゆっくりのんびり食べよう、なんて妻と話し、
紹興酒二合1,155円を注文する。
「イレスギチャッタヨ」おかみさんが笑いながらなみなみに注がれた徳利を持ってくる。
いやいや、きっと悪いと思ってサービスしてくれたんだろう。
さすがにチャーハンはパラパラ系、ナスは油を吸っているがチャーハン自体はあっさり。
不自然な旨味もなくトマトのおかげでさっぱりと食べられる。
名残惜しいので最後に焼き餃子(5個)528円を注文する。
一個背中の結び目が開いていたので箸で広げて中を見る。
あんは肉が多めでニラやキャベツ、ねぎが加わる。
ニンニクは入らず、変な旨味はなく、皮がしっとりもっちりしてとても美味い。
相変わらず何を食べても美味い。
18時近くになると徐々に客は増えてきたが、本来のこの店はこんなもんじゃない。
全部一気に料理が出て来るなんてことがないくらい、開店直後から盛況なはずなのだ。
この日の会計は6,611円、一時間半くらいの滞在で席を立った。
「こここサン、コノ席、指定席ネ。」
今日の収穫は四回目にしてようやくおかみさんに名前を呼んでもらえたこと。
常連に一歩近づいたかな。
外まで出て見送ってくれたおかみさんに手を振りながら、東日本橋駅を目指して歩いた。
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中華料理 帆(馬喰町)…アルコールなしで楽しもう
いま一番好きな中華料理店、「中華料理 帆」。
4月に入れていた予約を緊急事態宣言の酒類提供禁止で二度延期。
再々延長でも三度目の延期はちょっと気が引け、酒なしで楽しもうと行くことにした。
ひょっとしたらこっそり酒を出してくれるかも、と淡い期待を少々しつつ・・・
17時に着き、開店と同時に入店。
応対した男性主人に予約の名前を告げると奥の4人用テーブル席に導かれる。
同じタイミングで我々の他に二組4人の客が入店したが、滞在中の後客の入店はなし。
1月、3月に来た際の開店直後からの賑わいを思えば、やはり酒なしの威力は大きい。
注文を取りに来たおかみさんにメニュー上の瓶ビールのところを指さしつつ、
「だめ?」
「ダメ・・・ゴメンナサイ」
しゃーないね、ウーロン茶330円で乾杯。
メニューを見ると、3月とはちょっと変わっていて、
湖州料理が増え、その分ジェネラルな中華品が若干整理されている。
従来も湖州料理はあったが限られていて、コースでしか食べられない品が多かった。
きっと、そうした品を通常メニュー化してほしいという要望があったのだと思う。
さて、料理は湖州料理の定番、汁なしワンタン748円からスタート。
何もつけなくてもイケる、とのことだったが、醤油をほんのちょっと垂らして食べる。
一般的なワンタンより中身が多く、蒸し肉の旨味を感じ、臭み消しの生姜が利いていて、
しっとりむっちりとした皮にのる油蔥酥(ヨーツォンスー)が食感のアクセントになる。
二品目はエビのマヨネーズ奶油蝦球1,045円。
前回来た際に隣席の客に出されたのを見て食べてみたいと思っていた品だ。
これにも油蔥酥がかかっている。
三品目は湖州料理から殻付き大海老の香味揚げ油爆清蝦1,408円。
「コレ、オイシイヨ」とおかみさんから勧められた品だ。
素揚げされた海老が8個盛られ、殻ごと尻尾まで食べられ、身の食感がとてもいい。
ねぎ香味油の味もくどくなく、あっさりと食べられる。
四品目は牛肉の鉄板焼き鐵板牛肉1,078円。
黒胡椒、オイスターソース、黒豆(豆豉)ソースで炒められ、あんでとじられている。
野菜は玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、牛肉は脂身がなくモモ肉ではないかと思う。
〆は青梗菜が香る干し肉入り窯ご飯1,430円、湖州料理の一品だ。
中華スープで炊き込まれたシンプルな土鍋ご飯なのだと思うが、
干し肉は豚バラ肉で、クセがある味といい食感といいまるでパンチェッタのよう。
お焦げの部分が香ばしくてとても美味かった。
「オ酒アレバ8時閉店デモオ客サンタクサン来ル。オ酒ナイト全然来ナイ。デモ我慢。」
やり場のない怒りはあるのだろうけど、おかみさんはとても明るくふるまっている。
意地らしいくらい。
会計は二人で6,369円。
今日もどの料理もとても美味かった。
酒がないし、客が少なくて料理が出来るのも早いから、滞在時間は1時間とちょっと。
早く家に帰ってビールを飲みたいからその方が都合がいい。
次はさすがに酒を飲めるかな。
店の外まで見送ってくれたおかみさんに手を振りつつ地下鉄東日本橋駅に向かった。
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中華料理 帆(馬喰町)…めざせ常連
今年1月上旬に行ってすっかり魅せられてしまった「中華料理 帆」。
庶民派中華店の風情ながら本格派のマニアックな中国料理を食べることもでき、
しかも何を食べても美味い。
2ヶ月経っても焦がれる思いは褪せず、土曜の今日、二度目の訪問である。
都営新宿線馬喰横山駅から3分ほど歩き、店に着いたのがちょうど17時。
入店するとすでに6人組家族客がいて、
応対した店の主人に予約の名前を告げると奥の4人用テーブル席に導かれる。
我々のあとにも客の入店が続き、一人で応対する主人は大変そうに駆けずり回るが、
10分ほど経って主人の奥さんが入ってきて、多くの客たちがホッとした表情を浮かべる。
今日の客の大半は常連のようだ。
まずはアサヒスーパードライ中瓶600円で乾杯。
まずは軽くビールのおつまみをとザーサイ480円+税を注文する。
一般的な大衆中華店で出て来るザーサイより塩気が抑えられ上品な味わいだ。
二品目は焼き餃子(5個)480円+税が出る。
この品を注文していないテーブルはないと言っていい。
標準的なサイズのものが5個、皿に並ぶ。
食べてみるとヒダの美しい皮は厚めでもっちりとしていていい感じ。
あんにはニラがたっぷり入り、ニンニクは使われていない。
厭らしくないクセがあって旨味に溢れ、とても美味い。
三品目は紅焼牛腩900円+税、牛バラの醤油煮だ。
煮込まれた牛バラ肉が青梗菜、木耳とともに蠔油ベースのソースで炒められている。
わずかに牛肉の臭みを感じたが、全体的な味つけはクドすぎずとても良かった。
四品目は蒜炸大蝦1,080円+税、車海老のガーリック香ばしい揚げである。
薄くコロモをつけられた殻付き海老をニンニク、唐辛子が入る油で炒め揚げし、
生の水菜と和えられている。
油っぽさはさほどなくニンニク味もニンニク片そのものを食べなければきつくなく、
水菜がたっぷり入ることでさっぱり食べられる品だ。
瓶ビールを1本追加したあとは紹興酒二合1,050円+税を注文する。
五品目は韮菜炒蛋780円+税、いわゆるニラ玉だ。
注文してから出て来るまで40分以上かかったのだが、これは実は覚悟の上だった。
店内満席、調理人は主人一人のみだから仕方ない。
実際、卓上には“注文はできるだけまとめてしてほしい”との注意書が置かれている。
紹興酒を飲みながらまったりと待った。
待った甲斐のある味わいだった。
〆は迷った挙句、叉焼炒飯チャーシューチャーハン880円+税を選択する。
チャーシュー、玉子、ねぎだけのシンプルなチャーハンだ。
パラパラでもしっとりでもなく、油っぽいわけでもない。
とにかく美味い。
全体にいきわたるほのかな旨味が堪らない。
19時過ぎ、徐々にグループ客が帰り始めるが、
一時間でもいいから、と言って入れ替わるように入ってくる客もいる。
主人の奥さんは忙しなく動き回っている間に声をかけても決して嫌な顔をしない。
この店の人気、評判の源は、どの品を食べても美味いことはもちろんなのだが、
この女性の存在が大きく寄与していることは間違いないだろう。
会計は二人で7,535円。
帰り際に妻は何度も「また来たい」と言ったが、言われるまでもなくそのつもりだ。
ようやく夜に来る中華料理店の定宿を見つけた。
4人以上じゃないと注文できない湖州料理コースもいずれ経験してみたい。
次回は絶対に、食べ物の注文はすべてまとめて一回でしてしまおう。
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中華料理 帆(馬喰町)…本格中華料理を食べられる良質町中華店
ずっと長いこと中華料理店の定宿を探している。
いい店は見つかるのだけれど、アクセスが悪かったり、予約が出来なかったり、
いい酒がなかったり、とたいていは行きつけにしたくなるには一歩足りない。
土曜の今日の晩はメディアで紹介されること多数の「中華料理 帆」に行く。
大いなる期待を胸に秘めて。
予約は17時半だったが17時過ぎに着いてしまい、入店して名前を告げると、
女性店員に検温されたあと、奥の4人用テーブル席に導かれる。
この時点で先客は3人だったが17時半頃に一気に客の入店が続き、満席になる。
20時までしか営業できないから客の出足が早い。
10分ほど遅れて妻が到着し、まずはスーパードライ中瓶600円+税で乾杯だ。
店は調理を一手に行う主人とフロアを賄うその奥様の二人で切り盛りされている。
全40席のハコで調理が一人だから品が出るのに時間がかかることも多いようで、
注文はなるべく分けずにしてほしい、という注意書きが卓上に置かれている。
主人は浙江省湖州市の出身だそうだが、メニューは湖州料理に限定されず幅広い。
さて、料理一品目は湖州料理メニューから豆腐とエビの卵炒め1,000円+税。
一般的なエビ玉のようなふんわり食感というよりは、
茶碗蒸しをぐちゃぐちゃに崩したような感じ。
塩気を抑え、ほのかな旨味も感じ、豆腐が入ることもあって軽やかな味わいだ。
二品目はレタスのオイスターソース炒め700円+税が出て来る。
レタス以外の具が入らない潔い炒め物だ。
蒲田の歓迎本店で食べて以来、この品がメニューにあると必ず注文してしまう。
三品目はナスの山椒風味揚げ780円+税、四川料理の定番おつまみだ。
これも塩味は抑え気味でホールのホアジャオがたっぷり入り、いい感じ。
ここまで三品は軽やかな味わいのものが続いたのであっさりと食べ切った。
ここで妻はグレープフルーツサワー390円+税、私は冷酒700円+税を注文する。
そして看板メニュー、エビとトマトの両面かた焼きソバ1,500円+税の登場だ。
丁寧に皮が剥かれた茹でトマトに粉チーズがかかる。
そのトマトをスプーンで崩し、麺とからめながら食べるのである。
両面焼きの焼きそばの中に海老、白菜、もやし、ニラのあんが挟まれている。
この手のインスタ狙い品は味が伴わないことがままあるが、この品は違う。
香ばしい麺が旨味たっぷりのあんとはもちろん、不思議なほどトマトとも合うのだ。
この品だけを食べて帰る一人客が多かったのもうなづける。
ラストに出たのはピーマンの牛肉の細切り炒め950円+税。
今日食べた料理の中ではかなりしっかり目に味がついている品と言える。
オイスターソースがたっぷり使われ、ご飯や焼きそばにかけても美味そうだ。
会計は二人で7,282円、メニューは外税表示でお通しはない。
確かに品が出るまでかなり待たさせられるシーンがあったが、
都度フロアを賄う女性は気さくに声をかけてきて、ストレスにはならなかった。
帰る際は店の外まで出て見送ってくれて、その接客にはとても好感が持てた。
雰囲気は温かみのある町中華、そして尖っていない味つけの上質の料理が食べられる。
食べてみたい料理がまだまだたくさんある。
通いたい店を見つけた。
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Restaurant name |
Chuuka Ryouri Ho
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---|---|
Categories | Chinese、Dim sum |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5829-6080 |
Reservation Availability |
Reservations available
会計は現金またはPayPay利用可能 |
Address |
東京都千代田区東神田1-3-5 1F |
Transportation |
JR総武本線 馬喰町駅 徒歩2分 206 meters from Bakurocho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
40 Seats ( 6人用テーブル×2卓・4人用テーブル×6卓・2人用テーブル×2卓) |
---|---|
Maximum party size | 40people(Seating)、50people(Standing) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Healthy/beauty food menu,Vegetarian menu |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Dress code |
特になし |
Website | |
Remarks |
オーナー料理長は中国浙江省湖州(こしゅう)市で生まれ、長く湖州市内の著名な高級ホテルで働いていました。浙江省湖州市は太湖のほとりに面し、上海市の西、杭州市の北に位置する歴史のある街です。湖州は「浙江料理(浙菜)」に含まれますが、太湖を挟んだ隣町は「江蘇料理(蘇菜)」の地域で在り、西隣は安徽省であるため「安徽料理(徽菜)」とも交流があり、まさに中国八大料理の3つの料理文化に囲まれているという大変恵まれた土地であります。 |
以前在籍した会社の後輩A君から久しぶりに飲みたいとの連絡を受ける。今年、妻以外の人と飲みに行くのはたぶん6回目、月一回も行っていない計算だ。時節のせいか年のせいかはともかく、そういうことにウキウキしなくなった。二人とも交通の便がいいのが馬喰町なので河岸は久々の「中華料理 帆」を選ぶ。
予約の18時半より8分ほど早く着いたがA君はすでに到着済み。
「会うの何年ぶりかなあ」
「三年前の暮れの新橋以来っすね」
「あーそおそお、『鴻運新店』行ったんだったよね」
まずは再開を祝すべくビールの中瓶を注文して乾杯だ。
今日食べたものは以下の通り。
ナスの山椒風味揚げ、ビールのつまみに最高ね。
軟骨の醤油煮、豚の軟骨だからすなわち豚バラ煮だ。
黒水餃子と白水餃子食べくらべ、おかみさんからすすめられて注文。
レバーフライ、フライというより唐揚げかな。
ここでA君はハイボールに、私は紹興酒に移る。
牡蠣とニラ炒め、レバーと牡蠣は妻が食べられないのでこの機会に。
このあと麺飯ものを注文するつもりだったものの二人ともお腹いっぱいで断念。トマトがのった名物焼きそばをA君に食べさせたかったんだけれどね。今日は酒飲むのが目的だったからつまみっぽいものばかりを注文したが、相変わらず料理はどの品もとても美味かった。ただ、おかみさんの接客がらしくないというかソルティだったのが気になった。
会計は二人で10,560円。ずいぶん紹興酒をいっぱい開けたけれど安かったなあ。仕事から私生活からDeNAから競馬から、話はあっちこっちに行って楽しかった。でもなー。来週も妻以外とのサシ飲みが一つ入っているのだけれど、なんかときめかないのよ。なんでだろ。