そぼくなこぼく : Oyatsu No Koboku

移転後初訪問。平日13:30。予約が必須かな、と、少しどきどきして訪問しましたが、予約なしでも残っているケーキを買うことができました。クッキーやフィナンシェ、メレンゲなどの焼き菓子もありました。
フィナンシェはピスタチオと桜。どっちも好きなフレーバーなので一瞬揺れましたが、食べ過ぎ抑制のため、とりあえずは生ケーキを。

残っていたのは4つ。
チーズケーキ、ふつうのプリン、チョコレートケーキ、いちごのタルト。
どれも飾り気のない王道な見た目。それがこぼくのいいところ。

チーズケーキ@380と、ラスト1のいちごのタルト@440を購入。

こぼくの代表作ともいえるチーズケーキ。見るからに無垢で優しい。気持ちがほっこりする。
イイホシユミコさんのプレートとコーヒーカップで、のほほんとコーヒーを飲みながら食べたい感じ。

フォークで刺すと、ふんわり、ほろり。無造作に形が崩れる感じがいい。そのままぱくり。

しゅわりと、でもそのまま溶けるんじゃなくて、ねっとりとした濃厚な舌触りに。見た目以上にしっかりとしたらボディとテイスト。酸味が抑えられ、ナチュラルなクリームチーズの風味。NYチーズケーキほど濃厚でなく、スフレチーズケーキほどしゅわしゅわしてない。ちょうどその中間くらいの仕上がり。
土台はザクザクとしたクッキー?生地。まったりとしたチーズフィリングにいいアクセント。
ふわふわねっとり、ゆっくりとした口溶けを楽しみながら、小ぶりなサイズのケーキを十分に堪能しました。
やっぱりこぼくではチーズケーキが外せない。

いちごのタルト。自転車の振動で少し形が崩れてしまいましたが、味はそのまま、のはず。
たっぷりと惜しげのない、いちご。「いちごさん」という品種のようです。とってもフレッシュ。
いちごの下にはカスタードクリーム。土台のタルト生地にはアーモンドクリームが流し込まれて焼かれています。オーソドックスな組み合わせのフルーツタルト。

フォークで上から下へザクッと。いちごが甘酸っぱい。カスタードクリームは甘さがグッと抑えられ、とろみとまろやかさでいちごとタルトをつなぐ役割。アーモンド生地はしっとりほろり。油分でコクを出しています。バター香る素朴なテイスト。アーモンド生地の中にはいちごのコンフィチュールのような、みずみずしいものが忍んでいて、ところどころでさっぱり。でも水っぽくないのがさすがなところ。タルト生地はザクザクでいい歯応え。タルトはこの硬さが好き。
全体的に甘さが抑えられたさっぱりとしたタルトでした。特徴が感じづらかったので、欲を言えばもう少しいちごの甘みが欲しい…かな。これは品種によるところなので好みですね。

次はチョコレートケーキを狙いに行こう。