唯一無二の創作焼き鳥 : Yakitori Daraku

☑︎技術と発想が素晴らしい唯一無二の創作焼き鳥
☑︎渋谷駅からマークシティ方面に徒歩5分
☑︎完全予約制、現金不可、店内待合せ不可
☑︎8,500円のおまかせコース

最近さらに美味しくなったという風の噂があり気になっていた”蛇らく”さんにようやく縁あって行くことができた。

渋谷駅からマークシティ方面に歩き、一本脇道に入ると隠れるようにお店がある。店内での待ち合わせ不可ということで、同行者と店の前で待ち合わせ。インターフォンで予約名を伝えると、2階の席に案内される。カウンターが10席程、目の前に焼き台、落ち着いた雰囲気の店内に期待が膨れ上がる。

はじめに出される枝豆と酒粕のスープは鶏出汁も効いてお腹がさらに減る。

フィンガーライムを乗せた胸肉、フィンガーライムのプチプチとした食感と爽やかな酸味が肉の旨味を高める。

手羽元はアボカドの入ったサルサソースが乗っており、ジューシーな味わい。

膝肉のマンゴーソースには驚き。
足し算ではなく掛け算になる変化球。

もも肉は見た目がとても華やかで驚いたが、皮がパリッと火入れが素晴らしい。特大なめこや筍も食感の変化を感じることができ、目も舌も大忙し。

鶏の生ハムのおかげで酒も進む。
ワインはブルゴーニュのガメイをボトルで。
焼き鳥は基本的にどのお酒とも会うことが魅力ではあるけど、ペアリングしていただくことによりその相性は格段に上がる。

ここから串が続き、破裂しそうなハツや手羽先はもはや飲み物といった印象だった。

〆のそぼろ飯も、はらこの濃厚な旨味にトリュフの風味が加わって最後まで美味しくいただける。

王道ではなく独自の創作性が良い方向に働いた味わい。ちょっと違う焼き鳥を食べたくなった時はまずはじめに浮かぶ焼き鳥になると思う。

ご馳走様でした。