休日の昼飲み : Teishoku Satou

Teishoku Satou

(定食サトウ)
Budget:
Fixed holidays
Sunday
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4.5

¥6,000~¥7,999per head
  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0

4.5

JPY 5,000~JPY 5,999per head
  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
2020/12Visitation47th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 5,000~JPY 5,999per head

休日の昼飲み

2020年12月
 午前中の映画鑑賞のあとに恵比寿の商業施設内のレストランを覗くと、土曜日だけあって家族連れでいっぱい。そんなところで昼から飲んでいると顰蹙を買いそうで遠慮した。どこに行こうか思い巡らすと、こちらが昼飲み歓迎であることすぐに思いついて渋谷に移動。コロナ禍でもハチ公前広場は混んでいる。このあたりが爆破された映画を先日観たのでちょっと変な感じだ。
 東急本店の前を回って到着。ランチメニューのカンパチの刺身を注文して生ビールをいただく。カンパチは寒ブリと同じでこの時期がいいのかもしれない。ぷりぷりして味も香りもいい。ここで日本酒をいただく。まずは広島の西條鶴無濾過純米酒だ。これが甘さも香りも素晴らしく美味しい。刺身によく合う。続いて福島県の天明中取り壱号。口当たりがよくてすっと喉を通る。ここでランチメニューにない牡蛎の山椒煮と牛すじ煮込みをいただく。最後のお酒は新潟県の鶴齢しぼりたて純米酒。フルーティーで濃醇。とても美味しい。
 最後にお茶をいただいて、お酒臭さを緩和する。いやあ、いい休日になりました。今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年12月のランチ小鉢

    2020年12月のランチ小鉢

  • Teishoku Satou - 広島県の西條鶴

    広島県の西條鶴

  • Teishoku Satou - カンパチの刺身

    カンパチの刺身

  • Teishoku Satou - 福島県の天明

    福島県の天明

  • Teishoku Satou - 牡蛎の山椒煮

    牡蛎の山椒煮

  • Teishoku Satou - 新潟県の鶴齢

    新潟県の鶴齢

  • Teishoku Satou - 牛すじ煮込み

    牛すじ煮込み

2020/12Visitation46th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 6,000~JPY 7,999per head

勉強になりました

2020年12月
 生ビールを2杯いただいたあと、八幡浜のホウボウの刺身が来たので日本酒。今回は純米大吟醸から。前回もいただいた花の香は爽やかな口当たりの純米大吟醸。刺身によく合う。続いて雪菜のおひたしには新潟県南魚沼市の髙千代純米大吟醸。一本〆という珍しい酒米を使用している。コシヒカリの産地だから酒米もいいものが出来るのだろう。コクがあって美味しい。
 牡蛎の山椒煮には十右衛門の純米無濾過原酒。こちらの酒米は八反錦。初めて聞いた。荒々しい力強さがある。鶏の天火焼きには七田(しちだ)純米吟醸。フルーティで飲みやすい安定の味である。〆は長芋のしょうゆ酢漬けに開運の無濾過純米。開運は名前もいいし、香りがよくて癖がなく、喉越しがとてもなめらか。
 純米ばかり5合ほどいただいて、お腹も気持ちもちょうどいい按配。まだまだ知らない酒米や飲んだことのない日本酒は沢山ある。ワインと違って日本酒は手頃な価格で飲めるのがいい。今日は勉強になりました。

  • Teishoku Satou - 2020年12月のお盆

    2020年12月のお盆

  • Teishoku Satou - 2020年12月の黒板メニュー

    2020年12月の黒板メニュー

  • Teishoku Satou - 花の香 純米大吟醸

    花の香 純米大吟醸

  • Teishoku Satou - 八幡浜のホウボウ

    八幡浜のホウボウ

  • Teishoku Satou - 髙千代 純米大吟醸

    髙千代 純米大吟醸

  • Teishoku Satou - 雪菜のおひたし

    雪菜のおひたし

  • Teishoku Satou - 十右衛門 純米無濾過原酒

    十右衛門 純米無濾過原酒

  • Teishoku Satou - 十右衛門は八反錦100%

    十右衛門は八反錦100%

  • Teishoku Satou - 牡蛎の山椒煮

    牡蛎の山椒煮

  • Teishoku Satou - 七田(しちだ)純米吟醸

    七田(しちだ)純米吟醸

  • Teishoku Satou - おつまみ鶏の天火焼き

    おつまみ鶏の天火焼き

  • Teishoku Satou - 開運 無濾過純米生原酒

    開運 無濾過純米生原酒

  • Teishoku Satou - 長芋のしょうゆ酢漬け

    長芋のしょうゆ酢漬け

2020/11Visitation45th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 6,000~JPY 7,999per head

お酒は水を飲みながら

2020年11月
 この時期は日本酒の新酒が飲める。サトウさんも新酒をたくさん仕入れていて、この夜も何杯かをいただくことができた。いずれもフルーティでスッキリしていてとても美味しい。今回は少し用心して、お酒と一緒に水も飲む。そうすると悪酔いしないし、二日酔いにならない。寝る前に沢山水分をとって寝てもいいのだが、酔っているとそれも忘れることがある。

 おつまみのハイライトはさばの塩焼き。青魚は白身魚に比べて旨味が強く、焼き魚にも刺身にも向いている。中でもさばは身も厚くて食べごたえがあるし、独特な香りもいい。足が早いのが難点で、持たせるために塩さばにすることが多いが、生のさばに塩を振って焼くのは、塩さばとは違う美味しさがある。あまりにも美味しいのでもうひとつ注文しようかと思ったが、なにごともほどほどにしておくのが粋というもので、美味しかった記憶はそのままとどめておくのがいい。あのときのあれは美味しかったという記憶は、幸せな記憶のひとつだと思う。
 次点でコチの刺身。ハゼの親分みたいなコチはヒラメと同じ底魚(そこうお)で白身魚である。身はもちっとして味は淡白である。新酒にぴったりの刺身だ。秋の魚と新酒で幸福な夜だった。

 外に出ると小春日和を通り越して夏に戻ったような暖かい夜である。コロナ禍の大変な毎日だが、渋谷のおねえちゃんたちは今夜も元気に闊歩する。いつか彼女たちも、秋の魚と新酒の喜びがわかる大人になるのだろう。

  • Teishoku Satou - 2020年11月のお盆

    2020年11月のお盆

  • Teishoku Satou - 富久長しぼりたて特別純米

    富久長しぼりたて特別純米

  • Teishoku Satou - コチの刺身

    コチの刺身

  • Teishoku Satou - 花の香純米大吟醸

    花の香純米大吟醸

  • Teishoku Satou - 里芋と厚揚げの煮物

    里芋と厚揚げの煮物

  • Teishoku Satou - 千代むすび無濾過生原酒純米吟醸

    千代むすび無濾過生原酒純米吟醸

  • Teishoku Satou - さばの塩焼き

    さばの塩焼き

  • Teishoku Satou - 鶴齢特別純米

    鶴齢特別純米

  • Teishoku Satou - 茄子の山椒煮

    茄子の山椒煮

  • Teishoku Satou - 賀儀屋純米生酒

    賀儀屋純米生酒

  • Teishoku Satou - ハムカツ

    ハムカツ

  • Teishoku Satou - 2020年11月の夜の黒板

    2020年11月の夜の黒板

2020/10Visitation44th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 8,000~JPY 9,999per head

更けゆく渋谷の夜

2020年10月
 純米吟醸の「七田」はとてもフルーティな日本酒である。アルコール度数は13度と低くて喉をすいすい越していく。飲みやすい美味しいお酒である。本日の目玉は自家製の鶏だんごと里いもの煮物650円。里芋は衣かつぎにするような固めの小ぶりのもいいが、やはり柔らかい大粒のものが里芋らしくていい。日本酒がいくらでも飲めそうである。
 しかしこの日は4杯で打ち止め。会話で言葉が出てこなくなったら脳が酔っ払っている証拠だ。お酒は引き上げ時が肝腎である。秋のつるべ落とし。更けゆく夜の松濤文化村ストリートは肌寒いのにへそを出して闊歩するお姉さんがたくさんいる。渋谷らしさが少し戻ってきたみたいだ。親切な運転手に当りますようにと願いながら手を上げた。

  • Teishoku Satou - 2020年10月の小鉢

    2020年10月の小鉢

  • Teishoku Satou - 2020年10月の黒板

    2020年10月の黒板

  • Teishoku Satou - 小松菜のからし和え

    小松菜のからし和え

  • Teishoku Satou - 七田 純米吟醸

    七田 純米吟醸

  • Teishoku Satou - とりの塩味からあげ

    とりの塩味からあげ

  • Teishoku Satou - 賀儀屋 無濾過純米原酒

    賀儀屋 無濾過純米原酒

  • Teishoku Satou - ちくわのフリット

    ちくわのフリット

  • Teishoku Satou - 神雷 生酛純米酒

    神雷 生酛純米酒

  • Teishoku Satou - 鶏団子と里いもの煮物

    鶏団子と里いもの煮物

  • Teishoku Satou - 結 純米吟醸

    結 純米吟醸

2020/08Visitation43th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 8,000~JPY 9,999per head

コロナ禍でも大繁盛

2020年8月
 コロナ禍の日々だが、この日は満席。立って飲んでいる常連さんもいる。当方はランチは何度も来ているが、夜は数えるほどなので、カウンターの隅で大人しく飲ませていただいた。今回の収穫は雄町という酒米で作られた「あざくら」というお酒。秋田県の阿櫻酒造。甘みがあって口当たりがよくていくらでも飲める。2合いただいた。お酒は全部で5合。それにビールも3杯いただきました。ははは。

  • Teishoku Satou - 牛肉の山椒煮

    牛肉の山椒煮

  • Teishoku Satou - 鶴齢純米超辛口 新潟県

    鶴齢純米超辛口 新潟県

  • Teishoku Satou - あざくら中取り純米吟醸 秋田県

    あざくら中取り純米吟醸 秋田県

  • Teishoku Satou - つるむらさきのお浸し

    つるむらさきのお浸し

  • Teishoku Satou - あざくら中取り純米吟醸 秋田県 2杯目

    あざくら中取り純米吟醸 秋田県 2杯目

  • Teishoku Satou - 2020年8月の黒板メニュー

    2020年8月の黒板メニュー

  • Teishoku Satou - すじこ

    すじこ

  • Teishoku Satou - 線香花火純米生原酒うすにごり 岩手県

    線香花火純米生原酒うすにごり 岩手県

  • Teishoku Satou - 若駒 栃木県

    若駒 栃木県

  • Teishoku Satou - 水なすぬか漬け

    水なすぬか漬け

  • Teishoku Satou - ポテトサラダハーフ

    ポテトサラダハーフ

2020/08Visitation42th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

夏はコチ

2020年8月
 この夏一番の暑さである。地面がコンクリートで覆われた渋谷の街は直射日光と輻射熱で体感は40℃を超えている。歩いているときはまだいいのだが、立ち止まった途端に汗が吹き出す。額や顎から直接落ちる汗だ。
 こういうときこそ身体にいいランチを食べるのが常道である。今回はコチの刺身だ。コチは夏の魚で、以前イタリアンの店でコチをまるごと一尾オーブン焼きにしたのを食べたことがある。焼いても美味しいが刺身は独特の香りと食感があってとてもいい。
 こちらでは刺身にはきゅうりの細かい千切りが添えられるので、刺身できゅうりを巻いて、ワサビを乗せてから醤油に少しつけていただく。きゅうりも夏の食材だから相性はいい。刺身のネットリ感にきゅうりの爽やかな食感がよく合う。
 コロナ禍で大変な毎日だが、お盆休みも取らずに頑張るとのこと。さきくとばかり願うなり。

  • Teishoku Satou - 2020年8月の小鉢

    2020年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 茨城産コチの刺身

    茨城産コチの刺身

2020/07Visitation41th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 8,000~JPY 9,999per head

悪酔いしないお酒

2020年7月
 ひと月ほど前に尾山台の蕎麦前ながえで日本酒を5合ほど飲んでかなり酔っ払った記憶があり、お酒に弱くなったのかもしれないと我ながら情けない気分になっていたが、今回は6合飲んでも普通に帰ることができたので、前回は体調が芳しくなかったのだと思うことにした。箇条書きはあまり好きではないが、飲んだお酒を並べてみる。

 新潟 純米酒 たかちよ(雄町)
 福島 純米吟醸生酒 天明(美山錦)
 茨城 月の井 夏純米(美山錦)
 愛知 賀儀屋 無濾過純米(ヒノヒカリ)
 秋田 やまとしずく 純米酒(美山錦)
 新潟 村祐(非公開)

 こうしてみると、新潟の村祐(むらゆう)以外は純米酒だ。しかし蕎麦前ながえでいただいた日本酒はほぼ純米大吟醸だったので、もしかしたら高いお酒より安いお酒のほうが当方の体質に合っているのかもしれない。安上がりでよかった (^^;)
 おつまみは小鉢のお膳の他に、オゴダイ(ヒメダイ)の刺身、万願寺とうがらし、アスパラの天ぷら、ポテトサラダ、ハムカツと家庭料理を注文。滋味があって美味しいものばかりだ。〆に何も食べないで寝る前にお茶を多めに飲むのが二日酔いしないコツである。今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年7月の小鉢

    2020年7月の小鉢

  • Teishoku Satou - 1杯目

    1杯目

  • Teishoku Satou - 2杯目

    2杯目

  • Teishoku Satou - 3杯目

    3杯目

  • Teishoku Satou - 4杯目

    4杯目

  • Teishoku Satou - 5杯目

    5杯目

  • Teishoku Satou - 6杯目

    6杯目

  • Teishoku Satou - オゴダイの刺身

    オゴダイの刺身

  • Teishoku Satou - 万願寺とうがらし

    万願寺とうがらし

  • Teishoku Satou - アスパラの天ぷら

    アスパラの天ぷら

  • Teishoku Satou - ポテトサラダ

    ポテトサラダ

  • Teishoku Satou - ハムカツ

    ハムカツ

2020/05Visitation40th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 2,000~JPY 2,999per head

三重県産の立派なカンパチ

2020年5月
 暑い渋谷。非常事態宣言が解除されて少し賑わいが戻ってきた感がある。とはいっても働く人がすべて元に戻った訳ではないから、飲食店のランチは相変わらずヒマである。なんとか持ちこたえていけば、この先いいこともあるかもしれない。いや、ないかもしれないが、あると思っていなければ生きていけないのだ。
 この日は先客が1名。その後2名と1名が入店して、それなりのランチタイムになった。今回の注文はカンパチの刺身1,580円。三重県産だそうで、身がとても立派である。食べてみると香りも歯ごたえもいい。下に添えられた胡瓜の千切りと一緒に食べると、清涼感があって暑さを忘れる。
 元気が出てきたのでパウンドケーキ430円を追加した。控えめな甘さでいくらでも食べられそうだ。不思議にそば茶に合う。逆にそば茶が何にでも合うのか。
 今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年5月の小鉢

    2020年5月の小鉢

  • Teishoku Satou - 三重県産のカンパチ

    三重県産のカンパチ

  • Teishoku Satou - パウンドケーキ 430円

    パウンドケーキ 430円

2020/04Visitation39th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

歯ごたえのいいヒラメの刺身

2020年4月
 コロナ禍の渋谷は人通りが少なく、活気という言葉からはほど遠い。街を歩く人々の顔に笑顔はない。カップルでも手はつながず、楽しそうでもない。街全体を不安という空気が包んでいる感じだ。飲食店も閉めているところが多い。
 さて今回はヒラメの刺身の定食1,580円である。ヒラメは銚子産だそうだ。これがなんとも歯ごたえがよくて美味しい。刻んだ胡瓜の香りも爽やかに、春の魚の旨味を存分に味わえる。
 ちゃんと美味しい昼ごはんを準備して待っているお店には頭が下がる思いだ。客は当方の他にひとりだけだったが、弁当の注文がちらほら入る。細々とでもつないで欲しいものである。
 今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年4月の小鉢

    2020年4月の小鉢

  • Teishoku Satou - 銚子のヒラメの刺身

    銚子のヒラメの刺身

2020/03Visitation38th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

酒粕が香るスズキ

2020年3月
 この日はスズキの粕漬け焼1,420円。確か宮崎のスズキと仰っていた。粕漬けにすることでスズキ独特の臭みが消えて香ばしくなる。夏になると洗いで食べたいスズキだ。
 いつもどおりの小鉢7種はどれも美味しい。特に人参はシェリービネガーとクミン、それにオレガノで調理しているとのことで、酸味と香ばしさがとてもいい。いつもながらひとつひとつに愛情がこめられていて、身体にもよさそうである。
 今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年3月の小鉢

    2020年3月の小鉢

  • Teishoku Satou - 宮崎のスズキの粕漬け焼 1,420円

    宮崎のスズキの粕漬け焼 1,420円

2020/03Visitation37th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

きれいに煮込まれた筑前煮

2020年3月
 今回は筑前煮1,100円。煮物は形を崩さずに味を入れるのが難しい。少し前に自宅で筑前煮を作ったのだが、圧力鍋を使ったせいか、ゴボウや人参がグズグズになった割に味が入らず、結局普通の鍋に落し蓋をして煮込むのがいいということが解った。
 こちらの筑前煮は流石にプロの料理である。とても上手に作ってある。やや濃い目の味付けがご飯に丁度いい。あまり砂糖を効かしていないので、日本酒にも合いそうだ。今度筑前の正しい作り方を聞いてみようと思う。今回もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2020年3月の小鉢

    2020年3月の小鉢

  • Teishoku Satou - 筑前煮 1,100円

    筑前煮 1,100円

2019/12Visitation36th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ほうぼうの塩焼き

2019年12月
 今回はほうぼうの粕漬け焼1,400円である。切身ではあるが、当方がこれまで見かけたほうぼうの中で一番大きい。身が引き締まっていて歯ごたえがあり、魚そのものの旨味もたっぷりだ。香りもいい。骨は硬いので必ず取る必要がある。
 小鉢に牡蛎の煮たのがあるのが嬉しい。小ぶりの牡蛎だから東北産だろうか。卵に酢の物、野菜料理各種と、葉物から根菜まで野菜がたくさんいただけるのがいい。体調が優れないときはカレー、身体をいたわりたいときはこちらの食事をいただく。

 医食同源、中国では食医同源というが、人間は食べたものでできている。生命が自己再生のシステムであり細胞が常に新しく入れ替わっていることを考えれば、食べ物は本当に大事だ。個人的な直感ではあるが、近年多く見かけるうつ病は、ジャンクフードが原因のような気がする。トランス脂肪酸にまみれたフライドポテト、グリシンが混ぜられたご飯、ポリリジンたっぷりの弁当、化学調味料だらけのカップ麺など、如何にも身体に悪そうだ。しかし安い。逆に身体によさそうなものは、それなりの値段を払わなければならない。安価なジャンクフードを食べざるを得ない貧乏人は、益々不健康になっていく世の中なのだろうか。やれやれ。

  • Teishoku Satou - 2019年12月の小鉢

    2019年12月の小鉢

  • Teishoku Satou - ほうぼうの粕漬け焼 1,400円

    ほうぼうの粕漬け焼 1,400円

2019/11Visitation35th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

銚子の鯖の塩焼き

  • Teishoku Satou - 2019年11月の小鉢

    2019年11月の小鉢

  • Teishoku Satou - 銚子の鯖の塩焼き 1,400円

    銚子の鯖の塩焼き 1,400円

2019/10Visitation34th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

いわしのつけ焼き

2019年10月
 今年は秋刀魚の水揚げが極端に少なくて、秋になっても未だに秋刀魚にありつけていない。秋刀魚は独特の香りと苦味があるので、他の魚には代えがたい。秋刀魚が食べられないのは誰にとっても残念である。政府は武器に何千億円も使うのではなく、秋刀魚が毎年食べられるように努力してほしい。
 という訳で本日は厚岸の鰯である。牡蠣の養殖で有名な場所だが、魚の水揚げも多い有数の港である。今回の鰯も大ぶりで食べごたえがあった。今年の秋刀魚は諦めることになりそうだが、鯖と鰯があればまあいいかと思った。

  • Teishoku Satou - 2019年10月の小鉢

    2019年10月の小鉢

  • Teishoku Satou - いわしのつけ焼き

    いわしのつけ焼き

2019/09Visitation33th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

いわしのごま味噌煮

2019年9月
 彼岸が過ぎてもまだ暑い渋谷である。しかし朝晩は少し肌寒く感じるときもあり、いよいよ秋の気配が忍び寄っている。秋といえば秋刀魚だが、今年は水揚げが少なくて価格も高い。外食でも内食でも、今年は未だに秋刀魚がいただけていない。
 という訳で秋刀魚の代わりというのでもないが、本日のチョイスはいわしのごま味噌煮1,380円。当方が訪問する店はたいてい忙しいのだが、当日は少し落ち着き加減である。約8分で提供された。こちらにしては相当早い提供だと思う。混んでいなければ早く出せるポテンシャルがあるということだ。
 いわしはごまの風味よろしく、味噌のコクが淡白ないわしの身と相俟って、そこはかとない地味を感じることができる。いつもながらに火の通しは完璧である。生姜が一片、いわしの生臭みを消してくれている。

 魚を食べると頭がよくなるというプロパガンダみたいな歌があるが、あれは本当だと思う。青魚のDHAやEPAは脳のシナプスを形成する際に役に立つ不飽和脂肪酸として有名で、単純な言い方をすればシナプスが多ければ多いほど頭がいい訳だから、不飽和脂肪酸を摂ると頭がよくなるのは間違いない。逆に危険なのがトランス脂肪酸である。フライドポテトなどを揚げるときに使われるショートニングがその代表で、体内に取り入れられると不飽和脂肪酸と同じような振る舞いをするから、脳は不飽和脂肪酸と間違えてトランス脂肪酸を取り入れてしまう。しかしトランス脂肪酸はシナプスの形成には役に立たない。そして恐ろしいのは、トランス脂肪酸が脳に取り入れられてしまうと、その後でDHAやEPAを摂取しても、トランス脂肪酸が居座っているから脳はそれらを取り入れることが出来ないということだ。再度単純な言い方をすれば、フライドポテトを食べると頭が悪くなる訳だ。
 そしてもうひとつ、シナプスの形成が進まないと、脳は退化する一方となる。理性的な対処ができなくなり、本能的な感情を抑えきれないようになる。つまりキレやすくなるのだ。最近騒がれているあおり運転などをする人は、多分フライドポテトの食べ過ぎである。どこぞの大統領も例外ではないと思う。
 ※後半部分は個人的なジョークなので、話半分で見逃してください。

  • Teishoku Satou - 2019年9月の小鉢

    2019年9月の小鉢

  • Teishoku Satou - いわしのごま味噌煮

    いわしのごま味噌煮

2019/09Visitation32th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

島根の鯖の塩焼き

2019年9月
 台風一過の暑さも今日まで。彼岸が近づいてこれからは徐々に涼しく、寒くなっていきそうだ。気候が寒くなる前に消費税の増税で財布のほうが先に寒くなるのは必定である。外食も控えなければならなくなりそうである。こうなると国家予算の無駄遣いが嫌でも頭に浮かぶ。北朝鮮の脅威がないと言うなら、イージス・アショアの分だけでもいいから、国民に分配してくれないものだろうか。
 本日の焼魚は島根の鯖の塩焼き1,380円。島根と言えば、浜田のイサキをいただいた記憶がある。日本海である。太平洋の魚より日本海の魚のほうが身がしまっているような印象がある。科学的ではない、イメージの話であるが、能登の鰤、越前蟹など、冷たい冬の海に育まれる清らかで深いコクのある味わいが日本海の魚介類の印象なのだ。随分得をしていると思う。
 いつもながら焼き加減も塩加減も実に丁度いい塩梅である。パリッとした皮の香ばしさとホワッと柔らかい身の舌触りがたまらない。お酒にもご飯にも合う一品である。今回もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 島根の鯖の塩焼き

    島根の鯖の塩焼き

  • Teishoku Satou - 2019年9月の小鉢

    2019年9月の小鉢

2019/08Visitation31th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

淡路島の鰯の梅煮

2019年8月
 facebookにアップされていたランチの黒板に「サバのごま味噌煮1,360円」をいただこうと入店したが生憎売切れ。代わりにメニューに載っていない「鰯の梅煮」があると言う。一も二もなくそれを注文。今日の鰯は淡路島だそうである。梅と生姜が添えられて提供される。
 さて箸を入れると意外に身がしまっている。小骨は気にならず、鰯の香りが鼻から抜ける。甘さも塩加減も丁度いい。相変わらず上手である。
 今年は秋刀魚がなかなか入らず、鰯や鯖が先に出ることになったとのこと。地球温暖化やら中国漁船やらで漁場も漁獲も変わってしまったらしい。いつまでも安全で美味しいものを食べたいものだ。
 今日もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年8月の小鉢

    2019年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 淡路島の鰯の梅煮 1,320円

    淡路島の鰯の梅煮 1,320円

2019/08Visitation30th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

たらコロッケ美味し

2019年8月
 今回はたらコロッケ1,080円。たらのしょうゆ粕漬け焼は何度かいただいたが、コロッケは初めてである。これが複雑な味がしてとても美味しい。そのままでもいいし、ソースを少しだけ付けていただくのもいい。塩はほんのちょっぴりにするとコロッケの味と香りが引き立つ。コロッケは不思議な食べ物で、おやつとしてそのまま食べてもいいし、ご飯のおかずにもなるし、お酒のツマミにもなる。じゃがいもは古来から人間の生命を支えてきた歴史があるからだろうか。
 何も考えずにパクパクいただいたが、作り方を聞くとたらを焼いてほぐした身と玉ねぎと玉子が入っているそうだ。玉ねぎは臭み消しと甘みに重要な役割を果たしているとのこと。流石である。

  • Teishoku Satou - 2019年8月の小鉢

    2019年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - たらコロッケ 1,080円

    たらコロッケ 1,080円

  • Teishoku Satou - 開店記念日

    開店記念日

2019/08Visitation29th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

福岡のイサキ

2019年8月
 夏は暑いのが当たり前だが、立秋も過ぎたのにまだ秋の気配すらない。日本はもう亜熱帯と言ってもいいような気さえする。食材も変化していくのだろう。
 イサキは初夏が旬だが、いつ食べても美味しい魚である。ピンク色の肉はしまっていて食べごたえがある。今回も塩加減が完璧で、イサキ自体の味を存分に味わえる。やっぱり魚を食べると元気が出る。日本人のDNAなのだろうか。ご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年8月の小鉢

    2019年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 福岡のイサキ

    福岡のイサキ

2019/08Visitation28th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

香ばしい鶏の香草焼き

2019年8月
 本日は「鶏肉の香草焼き 1,150円」を注文。以前は人気のメニューだったそうだ。揚げ鶏のネギソースがメニューに加わってからは人気がそちらに移ってしまい、こちらは暫くメニューから姿を消していた。今回、また復活させたとのことである。はじめていただいた。
 香草はローズマリーといくつか。塩梅は相変わらずちょうどよくて、皮はパリパリ、身はふっくらの焼き加減である。熱い午後もこれで頑張れそうだ。

  • Teishoku Satou - 2019年8月の小鉢

    2019年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 鶏肉の香草焼き 1,150円

    鶏肉の香草焼き 1,150円

ー Visitation(2019/06 Update)27th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 6,000~JPY 7,999per head

滋味あふれる丁寧な料理

2019年6月
 ランチは毎週のようにお邪魔しているが、夜はほぼ2ヶ月ぶりの訪問である。夜はランチにはない個性的な一品料理がいただける。なるべく複数人で行ったほうがいい。沢山の種類を味わえる。ただしこちらの店は4名まで。ワイワイではなくしんみりと食事をする店なのだ。
 今回はじめていただいたのはしいたけのピクルス。酸味と甘味のバランスがいい。揚げ空豆は香りがよく塩加減もちょうどいい。いまが旬のそら豆だが、さやから出すとすぐに劣化が始まるので、多分注文が入ってからさやから出して揚げていると思う。手間がかかる料理を540円で出すところに心意気が感じられる。滋味のある味に日本酒が進む。
 オクラといい茄子といい、火の通し加減がぴったりである。いわしの山椒煮は今が旬の山椒の香りが爽やかで、こちらもお酒が進む。滋味のある料理はどれだけ日本酒を飲んでも次の日に持ち越すことはない。実際翌日はサクッと目が覚めて、映画とコンサートに出かけたのだった。

  • Teishoku Satou - 2019年6月の小鉢

    2019年6月の小鉢

  • Teishoku Satou - 2019年6月のメニュー

    2019年6月のメニュー

  • Teishoku Satou - イサキの刺し身1,240円

    イサキの刺し身1,240円

  • Teishoku Satou - おつまみとり塩640円

    おつまみとり塩640円

  • Teishoku Satou - いわしの山椒煮960円

    いわしの山椒煮960円

  • Teishoku Satou - 牛すじの煮込640円

    牛すじの煮込640円

  • Teishoku Satou - 万願寺とうがらしの炒め煮390円

    万願寺とうがらしの炒め煮390円

  • Teishoku Satou - 茄子の揚げ浸し540円

    茄子の揚げ浸し540円

  • Teishoku Satou - おくらのお浸し430円

    おくらのお浸し430円

  • Teishoku Satou - みょうがとジャコの玉子とじ640円

    みょうがとジャコの玉子とじ640円

  • Teishoku Satou - しいたけのピクルス430円

    しいたけのピクルス430円

  • Teishoku Satou - 揚げ空豆540円

    揚げ空豆540円

2019/06Visitation26th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

平塚の鯵の梅煮

2019年6月
 今回の鯵は平塚産とのこと。前回塩焼きでいただいた鳥取の鯵に比べてやや小ぶりである。今回は梅煮といって、生姜と梅干しで炊いた料理だ。甘さと塩加減の塩梅がとてもいい。身はふっくらしていてホロホロと崩れる感じ。日本酒のつまみにしたいところだが、昼なのでご飯で我慢。考えてみれば日本酒も米だから、日本酒に合う料理はご飯にも合う。当たり前か。
 小鉢のレンズ豆のカレー煮もアクセントになって美味しい。毎回7品目の小鉢を準備するのは大変そうだ。家庭でこれをやるとなると、食材の種類が多いだけに、材料費だけでもかなりかかりそうである。こういう料理をいただくのは外食のほうが却ってCPがいいのかもしれない。
 今回もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年6月の小鉢

    2019年6月の小鉢

  • Teishoku Satou - 平塚の鯵の梅煮 1,340円

    平塚の鯵の梅煮 1,340円

2019/05Visitation25th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

鳥取の鯵

2019年5月
 東京は梅雨の前に夏が来た感じである。もはや日本は亜熱帯だ。春と秋がなくなって、雨季と乾季になるだろうツーシーズンズである。ビバルディの頃は地表の温度は今よりも低くて、四季がはっきりしていたのだろう。
 さて今日の魚は鳥取県の鯵である。脂が乗って大変に美味しい。しっかり焼くと皮は勿論、ヒレやゼイゴまで美味しい。身はふっくらしてまさに季節の鯵である(シャレ)。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2019年5月の小鉢

    2019年5月の小鉢

  • Teishoku Satou - 鳥取の鯵 1,360円

    鳥取の鯵 1,360円

2019/05Visitation24th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

長崎の花鯛の西京焼き

2019年5月
 この時期は乗っ込みと言って、魚が岸寄りに産卵に来る。釣り師にとっては乗っ込みの時期の元気一杯の魚は釣りの対象にぴったりである。食べても美味しい。しかし最近の釣り師は食べないでリリースするのが主流のようだ。時代なのだろう。
 さてメニューにはないが、花鯛の西京焼きがあるという。価格も聞かずに一も二もなく注文した。いつも通り見事な焼き加減の花鯛は、皮が薄くてねっとりとした食感である。塩加減はぴったりで、自分でも西京焼きを作るが、なかなかこの塩加減が難しい。いつもちょうどよく作るものだと感心する。季節の食べ物は奔り(はしり)と旬(しゅん)と名残(なごり)に別れる。いずれもそれなりに美味しい。食べ物で季節を知るのは四季がはっきりした日本ならではの贅沢だ。もうすぐ梅雨である。
 会計すると花鯛は1,400円とのこと。実に妥当な価格だ。今回もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年5月の小鉢

    2019年5月の小鉢

  • Teishoku Satou - 長崎の花鯛

    長崎の花鯛

2019/04Visitation23th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

平塚の鰯は美味

2019年4月
 平成最後の金曜日である。といっても淡々と過ぎていくだけだ。30日(火)の夜は渋谷でカウントダウンが行なわれるらしいという情報をいただいた。火曜日は早く帰ろう。
 さてこの日のランチは神奈川県は平塚産の鰯のづけ焼きである。鰯とは思えないくらい大きくて、皮目がパリッとして光っていてとても美味しそうである。食べてみると身がとってもふっくらしている。小骨は気にならない。DHAを沢山いただいた気がする。今日もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年4月の小鉢

    2019年4月の小鉢

  • Teishoku Satou - 神奈川県平塚の鰯

    神奈川県平塚の鰯

2019/04Visitation22th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 6,000~JPY 7,999per head

美味しい晩ごはん

2019年4月
 たまには夜に一杯飲みたいと当日に予約したが、運よく最後の席が空いていた。鯛の塩焼きはホワッとしているし、ホタルイカはぷりぷりして中身が濃厚。マコガレイの刺身はあっさり。どれも美味しくてお酒が進む。この日のお酒で一番美味しかったのは静岡県掛川市の「開運」。香りが良くて癖がなく、喉ごしがとても滑らかで、いくらでも飲めそうだ。
 根三つ葉とじゃこの玉子とじは、出汁の効いた深い味で、そのへんの料亭にも負けない味ながら、値段は640円。予約できればラッキーな店だと思っていい。今回もご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - ホタルイカの醋みそがけ680円

    ホタルイカの醋みそがけ680円

  • Teishoku Satou - 花鯛の塩焼き1,080円

    花鯛の塩焼き1,080円

  • Teishoku Satou - おつまみ鳥塩640円

    おつまみ鳥塩640円

  • Teishoku Satou - マコガレイの刺身1,240円

    マコガレイの刺身1,240円

  • Teishoku Satou - ハムカツ480円

    ハムカツ480円

  • Teishoku Satou - 山うどのきんぴら480円

    山うどのきんぴら480円

  • Teishoku Satou - 小鉢

    小鉢

  • Teishoku Satou - 根三つ葉とじゃこの玉子とじ640円

    根三つ葉とじゃこの玉子とじ640円

  • Teishoku Satou - ポテトサラダ480円

    ポテトサラダ480円

  • Teishoku Satou - ハーフ&ハーフ

    ハーフ&ハーフ

  • Teishoku Satou - 2019年4月の夜のお品書き

    2019年4月の夜のお品書き

2019/04Visitation21th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

長崎のイサキは島根より柔らか

2019年4月
 本日のメニューは長崎のイサキの塩焼き。前にいただいたイサキは島根県の浜田産だった。同じ日本海でも南の方の長崎のイサキは少し柔らかい。乗っ込みの時期だから、季節も関係するのかもしれない。
 身の柔らかさが違えば、当然焼き方も異なる訳で、そのあたりの対応は相変わらず見事である。皮目の香りもいいし、塩加減もちょうどいい。今回もご馳走さまでした。

2019/04Visitation20th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

鰆の塩焼き

2019年4月
 魚偏に春と書くから鰆は今が旬であるはずだ。刺身がうまいに違いない。しかし当方の記憶では、サワラの刺身は食べたことがない。鯖と同じで足の早い魚だから、刺身はなかなか口にできないのだろう。活け〆をしてエラワタを取り除いてある鰆ならアニサキスの心配はないだろうが、それは多分港の近くでしか手に入らないか、または高価に違いない。無理してそういうものをいただく必要はなく、庶民には塩焼きか、西京焼きで十分である。
 さて、本日は鰆の塩焼き1,480円をいただいた。写真では固いように見えるかもしれないが、表面はパリッとして、口の中でホロホロとして、大変に美味しい。塩焼きは西京焼きと違って鰆そのものの匂いがする。特に皮目の香りがいい。見た目も綺麗だ。鰆は身がバラバラになりやすい魚だから、こういうふうに綺麗に焼くのはなかなか難しい。塩で締めて身をしっかりさせてから焼くのだろうが、塩の振り方と締める時間にかなり微妙な加減を必要とする。プロの調理技術である。ランチでプロの業をいただけることは有り難いことだと、しみじみ思うのであった。

  • Teishoku Satou - 2019年4月の小鉢

    2019年4月の小鉢

  • Teishoku Satou - 鰆の塩焼き

    鰆の塩焼き

2019/03Visitation19th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

サバのコロッケ

2019年3月
 サバのコロッケは生まれて初めていただいたが、欧風の香りと味付けがとても美味しい。自分でも作ってみたい一品である。ビーフコロッケのビーフをサバに置き換えるだけではなく、味付けやその他に工夫がありそうだ。尤も、いいサバが手に入らなければ、たぶん作れないだろう。そういう味であった。

  • Teishoku Satou - 2019年3月の小鉢

    2019年3月の小鉢

  • Teishoku Satou - サバのコロッケ

    サバのコロッケ

2019/03Visitation18th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head
  • Teishoku Satou - 2019年3月の小鉢

    2019年3月の小鉢

  • Teishoku Satou - 鳥取の味の塩焼き

    鳥取の味の塩焼き

2019/01Visitation17th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-

青森のソイ

2019年1月
 この日は青森のソイの粕漬け。大変に香りがいい。身の食感もいいし、皮の焼き加減もちょうどよく、仄かに香る酒粕が鼻をくすぐる。今回もごちそうさまでした。

  • Teishoku Satou - 2019年1月の小鉢

    2019年1月の小鉢

  • Teishoku Satou - 青森産ソイの粕漬け

    青森産ソイの粕漬け

2019/01Visitation16th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-

銚子の鰯

2019年1月
 この日は銚子の鰯のつけ焼1,400円。大きめの鰯で、このサイズになると流石に骨は残す食べ方になるが、小さいのに比べて旨味も増している。漬けにすることで鰯の香りが一層引き立つ感じである。いつもながらの絶妙な焼き加減。今年もお世話になりそうだ。

  • Teishoku Satou - 2019年1月の小鉢

    2019年1月の小鉢

  • Teishoku Satou - 銚子の鰯

    銚子の鰯

2018/12Visitation15th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-

銚子のサバ

2018年12月
 銚子のサバの塩焼き1,400円。ランチでいただいたサバは八戸、石巻とあるが、それぞれに身の締まり具合が違う。今回いただいた銚子のサバが一番身が締まっているように感じた。いつもながら焼き加減、塩加減の塩梅は絶妙で、サバの美味しさを余すことなくいただいた気がする。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年12月の小鉢

    2018年12月の小鉢

  • Teishoku Satou - 銚子のサバの塩焼き

    銚子のサバの塩焼き

2018/12Visitation14th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

酒粕の仄かな香り

2018年12月
 今日の注文はたらのしょうゆ粕漬け焼1,290円。小鉢は酢の物とわかめの和え物、レンズ豆のカレー風味に玉子焼き、切り干し大根と叉焼と青菜である。小鉢は同じようなバリエーションだが、御飯と味噌汁が飽きないように、飽きない。
 さてたらのしょうゆ粕漬け焼は約10分の待ち時間である。皮目がパリッと焼けて、香ばしく美味しい。酒粕の仄かな香りが色めく。久しぶりに美味しい鱈をいただいた。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年12月の小鉢

    2018年12月の小鉢

  • Teishoku Satou - たらのしょうゆ粕漬け焼

    たらのしょうゆ粕漬け焼

2018/11Visitation13th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

飽きない小鉢

2018年11月
 小さな店なので混んでいるときとそうでもないときがある。今回はそうでもないときだった。定番のメニューはほぼいただいたので、一番最初の訪問で注文した豚肉のごま味噌焼き1,290円を注文。
 今回の小鉢7種にはマカロニサラダが入っている。好物である。自分でもときどき作るが、やっぱり人が作ったほうが美味しい。豚のごま味噌焼きは相変わらず丁度いい塩梅である。パクパクいただいて、来店した女性客と入れ替わるように退店した。30分もかからずに店を出たのは珍しい。外はやや寒い晩秋だが、お腹が満ちて心も落ち着いてゆっくりと歩けば、冬が来るのが楽しみな気分になる。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年11月の小鉢

    2018年11月の小鉢

  • Teishoku Satou - 豚肉のごま味噌焼き

    豚肉のごま味噌焼き

2018/11Visitation12th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

島根県は浜田の伊佐木

2018年11月
 季節は漸く秋めいてきた。魚に脂が乗る時季である。今回は伊佐木の幽庵焼きをいただいた。島根県の浜田産だそうである。 ほどよく焼き上げた伊佐木はとても香りがいい。骨が固いのと皮が強いのとで若干食べるのに苦労するが、塩味の加減は丁度よくて、いくらでも食べられそうな気がするほどだ。
 小鉢のバリエーションも少しずつ変わっていて飽きさせない。7種類も出ていればずっと同じでも飽きない。味噌汁の具はいつも違っていて、塩昆布が入っていたりするのも楽しい。新米のご飯はいつもどおり的確な炊き方で塩梅がよろしい。

  • Teishoku Satou - 2018年11月の小鉢

    2018年11月の小鉢

  • Teishoku Satou - 島根県浜田市のイサキ

    島根県浜田市のイサキ

2018/11Visitation11th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

石巻のサバ

2018年11月
 石巻と言えば東日本大震災の被災地である。そこで水揚げされたサバが東京で食べられるのは感無量だ。カマの部分をいただいたので、脂が乗っていてホロッと柔らかい。いつもながら塩加減の塩梅はぴったりで、今日も美味しくいただいた。

  • Teishoku Satou - 2018年11月の小鉢

    2018年11月の小鉢

  • Teishoku Satou - 石巻のサバ

    石巻のサバ

2018/10Visitation10th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

八戸のサバ

2018年10月
 八戸は一度だけ行ったことがある。なんということもない普通の居酒屋で食べたかけ蕎麦が驚くほど美味しかったのを覚えている。他の食べ物もみんな美味しくて、八戸に移住する考えが頭の隅に浮かんだほどだ。ということでサバの塩焼き1,480円を注文。
 前回夜に食べたのも美味しかったが、今回のサバの塩焼きも絶品。大きな骨を残して小骨を抜いているので形が崩れることなく食べやすい。塩加減もちょうどよくて、これで日本酒が飲めればどれほど幸せだろうかと夢想した。レンズ豆の煮物はラタトゥイユみたいに野菜の栄養をまるごといただいている感じ。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年10月の小鉢

    2018年10月の小鉢

  • Teishoku Satou - 八戸のサバの塩焼き

    八戸のサバの塩焼き

2018/10Visitation9th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

デザートも上品

2018年10月
 大体のメニューをひと通りいただいたので、今回はサーモンに戻った。小鉢は少しずつ違っていて飽きない。ひじきやこんにゃく、酢の物といった体にいいものは相変わらず。
 秋ということで和栗のパウンドケーキをいただいた。栗の甘さと釣り合うように、甘さを控えめにしたパウンドケーキがとても美味しい。栗は暦からは季節を少し過ぎた気もするが、今年の気候を考えれば、この時期の栗が美味しいのかもしれない。今年は松茸が豊作らしいので、どこかで松茸を食べたいと思っている。塩焼き、ホイル焼き、土瓶蒸し、天ぷら、炊き込みご飯など、考えただけで美味しそうだ。この店で出してくれると一番いいのだが。

  • Teishoku Satou - 2018年10月の小鉢

    2018年10月の小鉢

  • Teishoku Satou - 2018年10月のサーモン

    2018年10月のサーモン

  • Teishoku Satou - 2018年10月の和栗のパウンド

    2018年10月の和栗のパウンド

2018/09Visitation8th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ワタのほろ苦さが美味しい秋刀魚

2018年9月
 こちらの焼き魚はどれも美味しい。特に今回いただいた秋刀魚は、身がホワッとしていて皮がパリッとした絶品であった。彼岸過ぎの秋刀魚のワタのほろ苦さに、秋の気配を感じた。新米のご飯の炊き方もいい感じで、秋刀魚とご飯と味噌汁と小鉢というとても贅沢なランチであった。
 どこの国もそうだが、季節と食べ物の関係はひとつの文化だと思う。日本の秋に秋刀魚や栗をいただけるのは、文化を享受できている満足感がある。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年9月の小鉢

    2018年9月の小鉢

  • Teishoku Satou - 根室の秋刀魚

    根室の秋刀魚

2018/09Visitation7th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

鶏の味の濃い唐揚げ

2018年9月
 そぼ降る雨で客足は鈍いかと思いきや、目当てだった「たらコロッケ」は売切れとのこと。さんまの塩焼きに惹かれるが、2日前に食べたばかり。ということで必然的にまだいただいたことがない「とりの塩味からあげ」1,020円ということになった。
 小鉢7品はいつも通り、ひとつひとつがどれも美味しい。これだけで日本酒が2合ほど飲めそうである。からあげは10分ほどで提供された。いんげんと茄子を揚げたものが添えられて、茄子の皮が光ってきれいである。軽く振られた塩が丁度よく、茄子の揚げ物としては秀逸。
 からあげは中まで丁度火が通ったくらいの揚げ具合で、いつもながら見事である。鶏の味が濃いからあげで、とても食べごたえがある。いつもながら、食べ終わるととても元気になるランチである。今日もご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - 2018年9月の小鉢

    2018年9月の小鉢

  • Teishoku Satou - とりの塩味からあげ 1,020円

    とりの塩味からあげ 1,020円

2018/09Visitation6th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.5
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 6,000~JPY 7,999per head

本当に美味しい鯖の塩焼き

2018年9月
 念願の夜に訪問。こちらの鯖の塩焼きは本当に美味しい。皮目がパリッとして、身はふっくらとしている。生臭みなど一切ない。これが本物の鯖の塩焼きである。サーモンの味噌漬け焼きもそうだが、魚の取り扱いが抜群に上手である。鳥の塩焼きも焼き加減が絶妙で、焼き物の技術も素晴らしい。他の料理もきちんと手をかけていて、どれも美味しい。食べるほどに元気になってくる。
 小さな店だが、とても落ち着いた居心地のいい空間で、ジャズを中心としたBGMの選択もいい。料理がどれも美味しいので、ついつい日本酒が進んでしまったが、たくさん食べて飲んでも会計は二人で13,000円弱。実にリーズナブルである。ご馳走様でした。

  • Teishoku Satou - さばの塩焼き

    さばの塩焼き

  • Teishoku Satou - 牛肉の山椒煮

    牛肉の山椒煮

  • Teishoku Satou - 鳥焼き

    鳥焼き

  • Teishoku Satou - 赤イサキ刺身

    赤イサキ刺身

  • Teishoku Satou - 万願寺唐辛子

    万願寺唐辛子

  • Teishoku Satou - さつま揚げ

    さつま揚げ

  • Teishoku Satou - つるむらさきのおひたし

    つるむらさきのおひたし

  • Teishoku Satou - ポテトサラダ

    ポテトサラダ

  • Teishoku Satou - ハムカツ

    ハムカツ

  • Teishoku Satou - 漬け物

    漬け物

  • Teishoku Satou - お盆

    お盆

  • Teishoku Satou - 2018年9月の黒板

    2018年9月の黒板

2018/08Visitation5th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

石巻のさば

2018年8月
 7月の終わりから数えると5回目の訪問になる。食べログはこのあたりが便利である。先日行ったコンサートの司会のセイン・カミュが去年の今日、何を食べたか憶えていますか?と客席に向かって叫んでいて、そういえば憶えていないとは思ったが、食べログの行ったカレンダーを見ればすぐにわかるので助かる。ちなみに去年の夏は渋谷のカレー店のまとめを作っていたので、毎日カレーを食べていた。https://tabelog.com/matome/7386/
 さて、今回はさばのごま味噌煮をいただいた。食べログにレビューを書いていると、どうしてもまだ行ったことのない店、まだ食べたことのないメニューを選びがちである。安定よりも冒険を求めると言えば聞こえがいいが、浮気性という言い方もできるので是非は保留しておく。
 先客が少なかったこともあり、10分弱で提供される。今回の小鉢にはタコウインナーが入っていて、これはこれで懐かしい。胡瓜の酢の物に少しだけあしらった鶏肉がいい。さばは腹身の一番いいところを出していただいた。これが抜群に美味しい。さばにはどうしてもさば臭さがあるが、こちらの煮物にはない。調理技術の高さと素材のよさの両方が揃わなければこうはいかない。いまだ復興の途中にある石巻の漁師の方々に感謝しながらありがたくいただいた。

 1機3,000億円もかかると言われるイージスアショアを2機も買うというバカな買い物をやめて、6,000億円を東北の復興や今年の大雨の被災地、熊本地震の回復などに使ってほしいというのは、大半の国民の願いではないだろうか。税金は国民のカネであり、その使い方を決めるのが政治で、政治家は国民の代表である。理屈からすれば、アメリカの軍需産業を潤すために税金を使うのはおかしいだろう。日本人は誰もそんなことを望んでいない。この国の人々は、そんな当たり前のことすらわからないようになってしまったのだろうか。

  • Teishoku Satou - 2018年8月の小鉢

    2018年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 石巻のさばのごま味噌煮

    石巻のさばのごま味噌煮

2018/08Visitation4th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

表面カリカリ中はジューシーな揚げ鶏

2018年8月
 同じ週に2度目の利用。小鉢7つは前回と少し異なっている。毎日変わるのかもしれないが、こちらの料理はハズレが全くないので安心。まだいただいていない揚げ鶏のネギソースを注文。今回も前回に続いてそれほど時間がかからず、15分ほどで提供された。
 この日の小鉢の目玉は結構辛く作られている豆の煮物。辛さが夏の暑さに相応しい。暑いときに辛い料理は身体によさそうである。メインの揚げ鶏は、表面がカリカリ、中はジューシーと、まさに揚げ鶏のお手本のような仕上がりで、下味がきちんとついているのでそれだけでいただいても十分。添えられたネギソースをかけると風味が一段上がる。
 小鉢といい、この揚げ鶏といい、日本酒と一緒にいただくと至福の時間が過ごせそうである。機会があれば夜の営業時間に来たいものだ。

  • Teishoku Satou - 2018年8月の小鉢

    2018年8月の小鉢

  • Teishoku Satou - 揚げ鶏のネギソース

    揚げ鶏のネギソース

2018/08Visitation3th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

ほんのりお酒の香りの鱈

2018年8月
 この日の注文は、たらの粕漬け焼き 1,290円。小皿は玉子焼きに春雨の和え物、昆布の酢の物、榎茸の煮物、煮豆、茄子、それに青菜のおひたし。おひたしは飛びっ子(多分)をあしらっていて、見た目も食感もとてもいい。
 鱈は粕漬けらしくほんのりとお酒の香りがする上品な一品だ。しっかり味がついていて、ご飯によく合う。
 毎回思うのが、素材を生かした自然で控えめな味付けは、本来の美味しさが感じられる上に、身体に凄くよさそうだということだ。ほっこりして元気がもらえる。

  • Teishoku Satou - 2018年8月の小皿

    2018年8月の小皿

  • Teishoku Satou - たらの粕漬け焼き

    たらの粕漬け焼き

2018/08Visitation2th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

鮭の味噌漬け焼きは絶妙の塩梅

2018年8月
 2回目の利用である。前回売切れだったサーモンの味噌焼きを注文。今回は先客が少なかったこともあって、10分とちょっとで提供された。
 小鉢の内容は前回と少し違っていて、ジャガイモの千切りの和え物やもやしのナムル風、卯の花、野菜と揚げのおひたしなど。いずれもはんなりした味付けである。
 メインのサーモンの味噌漬け焼きは、漬け具合といい焼き方といい、申し分のない出来栄え。白味噌に漬けた西京焼きは自分でも作ることがあるが、とてもこれほど美味しくは出来ない。西京焼きを含めてここ数年でいただいた味噌漬け焼きの中で一番だ。鮭自体も肉厚でかなりいいものであることはすぐに分かるが、調理技術が高いからより一層美味しくなっている。
 次に来店したお客さんにサーモンが売り切れたと伝えていたから、今回いただけてとてもラッキーだったと思う。

  • Teishoku Satou - 小鉢

    小鉢

  • Teishoku Satou - サーモンの味噌漬け焼き定食 1,340円

    サーモンの味噌漬け焼き定食 1,340円

  • Teishoku Satou - 塩梅のいいサーモンの味噌漬け焼き

    塩梅のいいサーモンの味噌漬け焼き

2018/07Visitation1th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service3.0
  • Atmosphere3.0
  • Cost performance3.5
  • Liquor/Drinks-
JPY 1,000~JPY 1,999per head

待つ価値のある手の込んだ定食

2018年7月
 入店するなり、お急ぎではないですか?と聞かれる。一瞥して店の広さと客の入り具合、働いているのがご夫婦らしい二人だけなのを確認して、料理提供は30分以上かかりそうだと判断。食べるのを10分とすれば、40分か50分で店を出られそうだと計算して、大丈夫ですと答えた。
 卓上にメニューはなく、黒板から注文する感じである。12時半過ぎで既に2品が売り切れとのこと。豚のごまみそ焼き1,290円に決定。時刻は12時35分。カウンターに座っていると、キッチンの熱が伝わってきて、結構暑い。
 待っている間に2名客が入店したが、提供に3、40分かかりますよという奥さんの説明を聞いて帰って行った。待てない人はしょうがない。やり取りを聞いて、こちらの料理が出るのも3、40分後かと覚悟していたら、注文から23分後に提供された。そんなに遅くはない。3、40分というのは、混んだ時のことを想定して奥さんが長めに言ったのだろう。正直である。客よりも商売優先の人なら、それほどかかりませんよとどんどん客を入れるだろう。
 さて、最初に箸置きと箸、それから小鉢が7つ乗った丸いお盆、そして味噌汁、ごはん、メインの豚のごまみそ焼きの順に出される。味噌汁はちゃんと出汁の味がするほっこりした一杯である。小鉢は酢の物、苦瓜、きんぴら、玉子焼き、ひじき、豆の煮物、浅漬けの七つで、どれも特徴的で優しい味付けだ。日本酒が欲しくなる。豚のごまみそ焼きは脂がほどよく落ちて食べやすい。味噌のパンチが効いていて、ご飯によく合う。
 全体に甘すぎず辛すぎず、濃すぎず薄すぎずで、無理なく箸がすすむ。いつの間にか暑さなどまったく気にならなくなっている。食べ終わる頃にはなんだかとても元気が出てきた気がした。こういう手の込んだ定食を提供してくれるご主人に感謝。ご馳走さまでした。

  • Teishoku Satou - 各種の小鉢

    各種の小鉢

  • Teishoku Satou - 豚のごまみそ焼き定食 1,290円

    豚のごまみそ焼き定食 1,290円

  • Teishoku Satou - 豚のごまみそ焼き

    豚のごまみそ焼き

  • Teishoku Satou - 出汁の効いた味噌汁

    出汁の効いた味噌汁

  • Teishoku Satou - 入口の看板

    入口の看板

  • Teishoku Satou - 目立たないファサード

    目立たないファサード

Restaurant information

Details

Restaurant name
Teishoku Satou
Categories Cafeteria
Phone number (for reservation and inquiry)

03-3477-1611

Reservation Availability

Reservations available

Address

東京都渋谷区円山町13-9 メゾン若林 B1F

Transportation

京王井の頭線【神泉駅】徒歩2分
東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線【渋谷駅】徒歩9分
JR山手線【渋谷駅】徒歩11分
東京メトロ銀座線【渋谷駅】徒歩12分

105 meters from Shinsen.

Opening hours
  • Mon

    • 19:00 - 22:00
  • Tue

    • 12:00 - 14:00
    • 19:00 - 22:00
  • Wed

    • 12:00 - 14:00
    • 19:00 - 22:00
  • Thu

    • 12:00 - 14:00
    • 19:00 - 22:00
  • Fri

    • 12:00 - 14:00
    • 19:00 - 22:00
  • Sat

    • 12:00 - 14:00
    • 19:00 - 22:00
  • Sun

    • Closed

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget(Aggregate of reviews)
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

13 Seats

( カウンター5席、テーブル2席×2+4席)

Private dining rooms

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

近くのコイン・パーキング:神泉町1-2に6台、松濤1-27に21台収容、ほか

Space/facilities

Stylish space,Comfortable space,Counter,Horigotatsu seats

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine

Food

Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

Alone |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Location

Secluded restaurant

Remarks

「夜のおまかせコース」(お一人様2,900円)

フェイスブック https://ja-jp.facebook.com/TeishokuSato