Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
継承するもの、さらなる進化をとげるもの
創業以来のお付き合いのイタリアンです。
久々にランチに伺いました。
数年前、初代の神戸シェフの急逝で、
突然苦境に立たされましたが、
マダムと、洋平シェフの驚異的な頑張りで、
お店を守り、なおかつ、
今年は、様々なイベントを開催したり、と、
活気に満ちています。
一から始めるのも大変ですが、
確立したブランドを継承するのは、
どれだけご苦労があったか。
そんな困難を乗り越え、
洋平シェフも、神戸シェフの教えを継承しながらも、
どんどん独自色を出し、お人柄が反映される、
繊細で、優しいイタリアンを築いています。
毎回、それが進化するのを実感でき、本当に、心が和みます。
天国の神戸シェフが、優しく見守っているな、と
つくづく感じます。
熟練ソムリエの植田さんも戻ってきて、
ワインの提供にも厚みが。
さて、この日のメニューです。
コース 4500円
1,古白鶏のガランティーヌ
鶏肉ときのこのコンソメジュレ
たっぷりのサラダとともに。
2,パスタ
岩手産牡蠣とチーマディラーパの
キタッラ
トマトソースです。
もちもちのキタッラと、ミルキーな牡蠣が
とてもいいマリアージュ。
3,メイン
長崎産ハマフエフキのソテー
なんと、いくらをソースに。
ほのかな塩気が、とてもよく合います。
4,ドルチェ
・イチゴと生姜のジェラート
・ジャンドゥイヤのプリン
・金柑
5,カモミールティー
パン
お供は、
スプマンテ
以前より、テーブル数を絞っているので、
静かに、落ち着いた時間を過ごすことができ、
いつも温かさに包まれます。
これまでも、これからもずっと、
お付き合いしていきたいと思います。
洋平シェフ、さらなる飛躍
創業以前から伺っている、こちら。
創業以前、というのは、神戸シェフが、
「料理の鉄人」に出演していらしたころ、
荻窪のレストランで働いていらっしゃり、
そこに、鉄人シェフがいるとは、まったく知らずに、
通っていたのでした。
長いお付き合いになります。
神戸シェフが、4年前、不慮の事故で他界され、
その後を継いだのが、右腕だった洋平シェフ。
これだけの知名度のあるシェフのあとを継ぐという
決断は、一から始めるより、さらに難しかったと
思われますが、よくぞ、決断されたことと思います。
マダムや他のスタッフさんとともに、
頑張っている姿は、感動すら覚えます。
そして、この2月から、さらにうれしいことが。
以前、こちらにいて、「ヴァッカロッサ」に
いらしていた、熟練ソムリエ 植田さんが、
ご縁あって、カムバック。
なんだか、風格も増し、「マッサ」の雰囲気も
グンとグレードアップしました。
「マッサ」には、以前から、素晴らしいワインの
コレクションがあることは、一部の人々には知られて
いましたが、植田さんのチョイスで、
今、いろいろな提案をしていただける状態になり、
ますます楽しみです。
さて、この日は、
ランチタイムに。
悪天候だったこともあり、
空いているかと思いきや、
なんと、満席。
マダムが、優しい笑顔で迎えてくれました。
ランチは、パスタ1品のコースと
2品のコースがあります。
この日は、2品のコース 6500円を。
アンティパスト、パスタ2品は、それぞれ数種類から
選べますが、パスタはテーブルで1種類。
では、内容です。
1,国産仔牛のビテッロトンナート
北海道産仔牛の腿肉
能登 高農園の赤土野菜
トンナートは、鮪のソースです。
2,オレキエッテ ホタルイカとカラスミ
小ぶりのオレキエッテに、
ソースがよく絡みます。
3,蚕豆のニョッキのカルボナーラ
美しい、淡い緑色のニョッキと
カルボナーラの淡い黄色が
なんとも食欲をそそります。
とても気に入りました。
洋平シェフになってから、新しくした
足柄山の陶器の皿で。
4,鰆のソテー
蕗の薹のソース
大きな切り身の鰆。
皮目をパリっと焼き、
蕗の薹のほろ苦さが
とてもいいです。
5,苺のパンナコッタ
パイナップルとココナッツのジェラート
6,カモミールとレモングラスのティー
パン
お供は、
・FERRARI PRELE
・ガス入りミネラルウォーター
神戸シェフが、ずっと天国から見守っていて
くれることを、肌で感じた日でした。
今でも、キッチンから出てきて
「お腹いっぱいになりました?」と
聞いてくれる気がします。
受け継がれるものと誕生する料理
久々にこちらでディナーです。
3テーブルという余裕の配置で、ゆったりとした
時間を楽しめます。
故 神戸シェフから、こちらを受け継いだ洋平シェフは、
当初、どう独自色を出していくのか、逡巡されていた
ようですが、ようやく、受け継ぐもの、と、独自のものの
整理がついてきたようにお見受けし、
元気に大活躍です。
この日は、こちらの夏の定番、桃づくしの
最終章。
神戸シェフのご実家である桃農家から届く、
様々の品種で、夏の間、この桃づくしのメニューを
供していて、多くのファンがいます。
優しいマダムの接客に、この日も心癒されました。
それでは、内容です。
1,アミューズ
巨峰、ブッラータチーズ、
カラスミのサラダ仕立て
爽やかなスタートです。
2,フォアグラのテリーヌと桃のスープ
この日の桃は、幸茜。
これは、ずっと受け継がれた一品。
桃の品種で、微妙に甘味、酸味が違い、
毎回、楽しめます。
3,真鯛のソテー
ムール貝、金時草
金時草のとろみが真鯛に絡まり、
いいソースになっています。
4,タリオリーニ
桃、スペック、サマートリュフ
フレッシュな桃がパスタと合います。
5,漢方牛の肩ロース
宮城県で、漢方配合の飼料で育てられた
牛です。
ルビー色のいい火入れです。
ゴルゴンゾーラチーズ、桃、柚子胡椒で。
6,ドルチェ
桃のコンポート
巨峰のテリーヌ
バニラアイス
7,カモミールティー
小菓子
フォカッチャ、パン
お供は、スプマンテ。
FERRARI 2016
この日も、神戸シェフの話題に花が咲き、
思いを馳せながらのディナーでした。
一からのスタートより、はるかに重いものを
背負った洋平シェフですが、見事に、
洋平ワールドを構築し、拍手です。
パスタのプリンスは継承されています
久々にお邪魔しました。
週末のランチタイムです。
神戸シェフの技を継いだ洋平シェフは、
進化著しく、「パスタのプリンス」の名も
継承できるほど、腕をメキメキあげています。
この季節のお愉しみは桃。
故 神戸シェフのご実家が桃農家なので、
素晴らしい桃が入荷してきます。
しかも、次々と品種が異なるものも。
それでは、内容です。
前菜、メインは、数種類からのチョイスです。
1,狩野岩白桃と生ハム
狩野岩白桃は、果肉がとてもなめらかで、
繊維が少なく、酸味も抑え気味。
とても美味です。
今や希少な生ハムに、
ミントソースで。
2,牡牛のラグーのキターラ
クリームソース仕立てで、
サマートリュフ。
25年、神戸シェフのお料理を食べ続け、
これは、まさに継承した、と思った瞬間でした。
ブラボーです。
3,スペイン産栗豚のロースト
フォンドボーソース
ティエブルー、野菜を添えて。
いい火入れで、柔らかな肉質。
4,生姜いりミルクのセミフレド
マンゴーのジェラート
5,桜と桃のハーブティー
パン
お供は、
・白ワイン
Camul Bianco del Camul 2018
ヴェネト産の白ワインで、華やかな香り。
マダムの優しいサービスで、
心地よい、休日の午後でした。
洋平シェフの飛躍
初代、神戸勝彦シェフが急逝されたのが、
一昨年のこと。
存亡の危機に直面したお店でしたが、
当時スーシェフだった吉田洋平シェフが、
「続けていきましょう」と、力強くマダムを励まして、
今日まで来ました。
鉄人だった神戸シェフというビッグネームを継承することは、
ゼロスタートからより、さらにハードルが高く、
多くの苦難もあったことと想像できます。
実際、昨年は一時、激やせしていて心配もしました。
1年半の歳月の間に、神戸シェフのテイストは保持
しつつも、徐々に洋平シェフらしい繊細さが加わり、
独自色が鮮明になってきました。
この日のキタッラは、そういう意味では、完璧で、
長年お付き合いしてきたレストランだけに、
我がことのように、うれしい瞬間でした。
この日は、ランチに。
マダムと積もり積もった話を交えながらの
楽しい時間です。
ランチは4400円(税込み)で、
パスタ、メインをチョイスできます。
1,アンティパスト
テンジクタチの焼き霜カルパッチョ
カラスミとみかん 能登のサラダ
テンジクタチは太刀魚に似た魚。
みかんは、愛媛の姫美月で、甘みと酸味の
バランスがとてもいいです。
バルサミコパールを飾って。
2,パスタ
手打ちキターラです。
三陸産牡蠣のトマトソースを
あえてクリームソースに変えていただきました。
わがままなオーダーにも、対応していただけます。
この牡蠣のふっくらした仕上げ。
牡蠣のジュが染み渡るクリーム。
キターラのモチモチしたテクスチュア。
ついに、完璧なパスタ。
師を彷彿とさせる逸品です。
3,寒さわらのソテー
鱈の白子のポロネギソース
白子をソースにするという贅沢さ。
4,エスプレッソのクレームブリュレ
バニラのジェラート
5,カモミールティー
お供は、ブラッドオレンジジュース
とても心安らぐ日になりました。
頑張る人を見るのは、
元気をもらえるものです。
継承と進化 マッサの春
この春、21周年を迎えたリストランテ・マッサで、
恵比寿では老舗の風格。
2年前に、2代目、吉田洋平シェフに交代し、
ますます技にも磨きがかかってきました。
初代、神戸シェフの薫陶よろしく、
洋平シェフも、神戸イズムに加え、
独自色を鮮明にし、面白くなってきました。
この日は、晩春の陽光が温かな中、
ランチに伺いました。
優しいマダムと、春休み中のご子息がサービスを担当。
ランチは、4400円のコースです。
1,桜鱒とアボカドのセルクル
グリーンピースのソース
プンタレッラのサラダ添え
春を呼ぶ桜鱒。
アボカドと合わさって、ねっとりとした食感と
爽やかなグリーンピースのソースがよく合います。
2,蛍烏賊のトマトソース
手打ちキターラ
完璧に、引き継がれたキターラ。
モチモチ感が抜群で、
オトナな味のトマトソースの相性が
考え抜かれています。
3,平目のソテー
カラスミと蕗の薹のソース
メインは、魚か肉のチョイスですが、魚に。
蕗の薹のほろ苦さが、春を感じさせます。
4,苺のパンナコッタ
抹茶のジェラート
5,ハーブティー
パン
お供は、山梨産ブドウジュース
天才的な技の継承と、
繊細できめ細かい洋平ワールド。
微笑ましい限りです。
洋平シェフも、やっとちょっとふっくらして、
一息つける状況になったのかな、と思いました。
もっともっと、なにも恐れず、飛躍を試みることを
期待しています。
Review not for normal use
These reviews are based on the use of unusual services such as tastings, pre-opening and reception use.
新たなマッサのイタリアンおせち
あけましておめでとうございます。
我が家では、毎年、こちらのイタリアンおせちで
新たな年の幕を開けます。
今年は、おせちの内容を全面的に一新。
楽しみにしていました。
暮れの朝に、ピックアップに伺い、
お正月を待ちきれず、その日のうちにお味見・・・。
長方形の二段重になり、蓋裏には、「マッサ」のロゴ。
とてもスタイリッシュです。
中身は、
<一の重>
・カポナータ MASSA風
・クリームチーズとインゲンのサーモントラウトロール
・ホロホロ鶏のインボルティーニ オリーブ添え
・ミートソースのラザニア
・ズワイガニのポテトサラダ いくらのせ
・パテ ド カンパーニュ あんず添え
・イカの墨煮 ドライトマト添え
・まぐろと数の子のゼリー寄せ 香味野菜添え
<二の重>
・4色のマカロンチーノ
・ローストビーフ レンズ豆添え
・海老と帆立のグリル ジェノベーゼソース
・ティラミス 黒豆添え
・真鯛のカルピオーネ
・生ハムとメロン
「マッサ」らしさが随所にあり、
素材にもこだわりが。
内容改定で、スタッフが大変だったようですが、
おかげさまで、いいお正月となりました。
新生マッサのアラカルトランチ
20年以上、通い続けているイタリアンです。
今年から、ランチがアラカルトになりました。
コースもいいですが、アラカルトは、その日の
体調に合わせられるので、便利。
芸大ご卒業のマダムによる、手書きのかわいいメニューを
見ながら、あれこれ迷います。
一皿が二人でシェアしてちょうどいい分量なので、
以下をいただきました。
1、前菜盛り合わせ
4品 2000円
・いわしのマリネ
・仏産鴨肉の燻製仕立て
カカオニブと
・カプレーゼ
100年前の農法で作られた
「むかし野菜」のトマトで。
・インサラーダ ルッサ
田舎風ポテトサラダに、ツナとケッパー。
2、ポルチーニ茸のスパゲティ
2200円
クリーム仕立てでお願いしました。
分厚いカットで、秋全開!!
3、オーストラリア産仔牛のパイヤール
2200円
薄くたたいて、しっとりソテーに。
むかし野菜のガルニ
ここまで、すべてとりわけでサービスされます。
4、栗のティラミス
これは、大好物です。
5、カモミールティー
お供は、ピンクスプマンテ
テーブル数をかなり減らしているので、
さらにゆったり、落ち着いた空間となって、
安心して食事できます。
秋の味覚、満喫しました。
4、
アラカルトランチやテイクアウトも充実
恵比寿駅から徒歩5分ほど。
2代目の吉田シェフ、マダム、スタッフが一丸となって、
次々新たな試みをしています。
コロナにも負けず、アグレッシブな提案が繰り出され、
微笑ましい限り。
4月の自粛期間以来、継続しているテイクアウトメニューも
人気のようです。
ランチは、従来のコースをやめ、
アラカルトになりました。
マダム手書きのメニューがとてもキュート。
さすが、芸術的才能が素晴らしいです。
この日は、軽くランチをしたいな、と思い、
急遽ふらりと寄りました。
こういうとき、アラカルトは便利です。
今回のメニューは、1品の量が多いので、
前菜盛り合わせとパスタをチョイスし、
二人でシェアして、ちょうどよかったです。
1、前菜盛り合わせ
2000円
・パテ・ド・カンパーニュ
豚、鶏、レバー
・マリネサラダ
ボイルした烏賊、海老、
帆立。
・桃と生ハム
・カプレーゼ
2、雲丹のクリームスパゲティ
2000円
雲丹がたっぷりで、
大好きなクリーム仕立て。
現在、3テーブルのみに絞っての営業なので、
安心して、食事できます。
いつ来ても、柔らかないい空気に満ちていて、
安らぎを感じます。
吉田シェフ渾身、桜満開のメニュー
恵比寿のイタリアンです。
2代目シェフ、吉田さんになって、3月から新メニューが
始まりました。
3月中は、そのお披露目として、
ディナーコース 7000円と9000円が
それぞれ1000円引きでいただけます。
この日は、パスタ2種がつく9000円のコースを
8000円でいただきました。
春がいっぱいに香る華やぎのあるコース構成です。
では、内容です。
1、茨城県産 金美人参のスープ
桜の塩漬けがいいアクセントに。
2、前菜の盛り合わせ
・ズワイガニをアボカドで包み、キャビアを
・つぶ貝のマリネ キャビアバター
・生ハム、サラミ
・フルーツトマト、金柑、紅芯大根
3、桜鯛ソテー
あさりと有明海苔のソース
菊芋のピュレ
皮目をパリっと仕上げ、
いろいろな野菜と。
4、トマトを練りこんだバヴェッテ
ホタルイカと白海老のソース
鮮やかなオレンジ色のパスタが
食欲をそそります。
5、桜のリゾット
生雲丹添え
パスタの2品目を選ぶか選ばないかで
コース料金が違います。
2品目のパスタは2種類あり、リゾット
をチョイス。
リゾット全体から桜の香りがふわりとして
まさに、春爛漫。
6、岩手県 短角牛のロースト
シェリービネガーソースちトマトパン粉
メインは2種類からチョイス。
この短角牛は、火入れも抜群で、
肉質も最高でした。
ヘーゼルナッツやパルミジャーノが
贅沢に散らされています。
7、桜のレアチーズケーキ
マンゴージェラート
8、カモミールティー
9、小菓子 3種
パンは、2種類。
お供は、スプマンテ。
日本全国の春が一斉にこのテーブルに
運ばれてきたかのような内容です。
桜の香りの使い方がとてもうまく、
まるで、お花見の気分でした。
Review not for normal use
These reviews are based on the use of unusual services such as tastings, pre-opening and reception use.
2代目吉田洋平シェフの新メニュー披露
恵比寿に店を構えて20年。
この日は、20年来の常連客が招かれ、
20周年記念パーティとともに、
吉田洋平シェフの新メニューが披露されました。
昨年、神戸シェフの跡を継いだ吉田シェフ。
1年が経って、ペースもつかめてきたようで、
満を持しての吉田色のメニュー。
和の素材を取り入れたイタリアンを踏襲し、
さらに、細部にいたるまで、きめ細やかな手をかけた、
繊細さを感じる料理の数々。
個性がきちっと打ち出され、好感がもてました。
3月からは、このコースが楽しめます。
マネージャーであり、ソムリエでもある鈴木さんが
選りすぐったワインをペアリング。
「マッサ」で20年来メニューから外れたことがない
人気ワインから、神戸シェフのご実家である甲州のワインまで、
華やかなラインアップ。
パーティは、マダムとシェフの心温まる挨拶でスタート。
それでは、内容です。
1、ホワイトアスパラガスのスープ
桜の塩漬けと雲丹入り
春爛漫なスタート
2、アンティパスト
・真鯛のカルパッチョ
レンズ豆とオレンジを巻いて、
バジリコソースで
・姫鮑
クールブイヨンで、柔らかく仕上げ。
キャビアバターで。
・フルーツトマト、金柑、紅芯大根、ラディッキオ
のサラダ
姫鮑は、姫といえないほど、大ぶりの鮑で、
しっとり柔らかな仕上がり。
3、桜鱒のヴァポーレ
桜鱒をマリネしてから、ヴァポーレに。
しっとりしたテクスチュアに、
鱈の白子のソース。
アスパラガスを添えて
4、タリオリーニ パリアエフィエーノ
「麦わらと干し草」という意味の
イタリア中部の伝統料理で、
緑と黄の2色パスタ。
こちらでは、ほうれん草と卵で
タリオリーニに。
蛍烏賊とからすみを添え、
塩味も素晴らしい。
5、トルテッリ
お店の看板にもなっている料理です。
以前は、南瓜のトルテッリがスペシャリテでしたが、
吉田シェフはそれを一捻り。
ウサギのラグーを入れ、
人参の2色ソースと黒トリュフを添えて。
人参ソースのほの甘さがきいています。
6、仔羊のロースト
骨から削いで、蕗の薹とこごみを巻き、
ローストに。
仔羊のジュで。
日本の春を感じるメインです。
火入れも極上。
7、ドルチェ
・いちごのミルフィーユ
・バニラのジェラート
19年ものバルサミコ酢で
ドルチェもとても丁寧な仕上げです。
8、カモミールティー
パンは、「シニフィアン・シニフィエ」志賀さんが
焼いた巨大なパン。
シェフが持って、テーブルを回りました。
さすがのおいしさで、何度もお替りをしちゃいました。
お供は、
・スプマンテ
・白ワイン
PANIZZI 2018 ベルナッチャ
「マッサ」で20年間定番の白です。
・甲州の白ワイン
・赤ワイン
SANDROFAY Sforzato di Valtellina 2011
ロンバルディアの赤で、ネッビオーロ100%
果実味の豊かな赤です。
・赤ワイン
Santa Cecilia Doc Noto Planeta 2015
シチリアの赤で、フルボディ。
・スパークリングロゼ
L'orient ベーリA
勝沼のスパークリング
ドルチェと合わせて。
ディナーコースは、7000円と9000円ですが、
3月中は、それぞれ1000円引きでいただけるそうです。
新生「マッサ」。
これまでの20年を土台に、
これからの20年。
さらに愛され続けるレストランになってくれることを
期待しています。
マッサ20周年記念ディナー
通い続けて20年。
故・神戸シェフとは、それ以前からのお付き合い
でした。
2020年2月中旬から、20周年記念ディナーを
開催しています。
これまでの人気メニューとスペシャリテからなる
コースが、なんと5500円。(税込み)
それに、キャビア、フォアグラ、トリュフをつけると、
2200円。
これまでの感謝を込めて、ということで、
シェフとスタッフの気概を感じます。
吉田シェフも、着任してもうすぐ1年。
ものすごい頑張りです。
では、20周年アニバーサリーコースの内容です。
1、アミューズ
バッカラ マンテカート
干し鱈とジャガイモもピュレ
ほどよい塩気で、いいスタート
2、フルーツトマトのファルシ
クラシックなメニューです。
帆立などの魚介を丸ごとのトマトに
詰めてあります。
3、パスタその1
自家製手打ちのキターラに、
姫鮑とズワイガニのトマトソース
キターラに具材とソースがよく
からみ、トマトが素材の味を
引き出します。
4、パスタその2
カボチャのトルテッリ
ゴルゴンゾーラチーズのソース
スペシャリテです。
南瓜の甘みと、ゴルゴンゾーラの塩味
が、素晴らしいマリアージュ。
5、メイン
サルティンボッカ
生ハムをまとった仔牛のソテー
これもクラシックなメニュー。
仔牛の柔らかなテクスチュアを
楽しみました。
6、ドルチェ
オリジナルティラミス
ヘーゼルナッツチョコのフォンダンショコラ
バニラジェラート
20年通っていて、フォンダンショコラは
初めていただきましたが、
これ、抜群においしいです。
7、カモミールティー
8、小菓子 3種
お供は、スプマンテ。
パン2種。
ひとつひとつのお料理をいただくたびに、
20年の歳月が鮮やかに蘇えりました。
愛され続けたアイテムばかりで、
感慨無量。
パスタのプリンス、神戸シェフの技は
確実に受け継がれています。
そして、これからの20年、
どんな「マッサ」に進化していくのか、
期待したいと思います。
20周年、心からおめでとうございます。
桃のスープに浮かぶフォアグラを
夏といえば、桃。
桃といえば、こちら。
故、神戸シェフのご実家は桃農家で、
桃の季節になると、必ずいただいているのがこれ。
桃のスープに浮かぶフォアグラのテリーヌ。
この日は、ランチタイムに予約をして伺いました。
ランチコースは、3種類。
パスタコース 2160円
プリフィックスコース 4320円
おすすめ食材のコース 6480円
桃のスープとフォアグラのテリーヌは、
プリフィックスコースに+864円で選べます。
1、オリーブのマリネ
緑と黒
2、桃のスープとフォアグラのテリーヌ
桃のスープの甘さと優しい色合いに
フォアグラのテリーヌが究極にあっています。
毎夏のお愉しみ。
3、パスタ
ホロホロ鳥のラグーと九条ネギのクリームソース
+540円で手打ちパスタに変更できます。
手打ちのキタッラでいただきました。
相変わらず、クリーミーさが秀逸なパスタソース
4、メイン
岩手県 そらくもポークのソテー
短角牛を作っている農家さんのもの。
ぎゅっと味が凝縮していて、ジューシーで、
柔らかなテクスチュア。
5、ドルチェ
とうもろこしのパンナコッタ
マンゴーのジェラート
フルーツ
とうもろこしの自然な甘さが、
そのままパンナコッタに。
マンゴージェラートはいつものように
大きなサイズで。
6、コーヒー
お供は、スプマンテ
吉田シェフ、ますます腕が冴えています。
マダムの優しい笑顔と、
マネージャー鈴木さんの穏やかな接客に
癒されました。
受け継がれる味とホスピタリティ
今年3月、神戸シェフ急逝の連絡を受けたときは、
あまりにショックで俄かには信じがたい思いでした。
神戸シェフとは、こちらに独立される前から、その味とお人柄に
惹かれ、長いお付き合いとなっていました。
「料理の鉄人」では、イタリアンの鉄人を務め、
パスタのプリンスの異名どおり、そのパスタは
日本最高峰の腕でした。
しかし、悲しみを乗り越え、スタッフは見事に
立ち直り、創業から神戸シェフのもとで修行を
してきた吉田さんが新たなシェフに。
また長年サービスに当たっている鈴木さんは、
マネージャーとして、これまでどおり、
温かいサービスを。
新生マッサです。
お世辞は、まったくなく、素晴らしい出来でした。
きっちりと、神戸シェフの味は受け継がれていて、
感心しきり。
神戸シェフが、天国から見守っていてくれる、
と感じる料理の数々。
ほっとしました。
この日は、スペシャリテのカボチャのトルテッリを
中心に、以下をいただきました。
まず、グリーンとブラックのオリーブ
1、田舎風 お肉のテリーヌ
赤玉葱のアグロドルチェ
パセリとケッパーのサルサベルデを添えて。
しっとりと仕上がったテリーヌです。
2、山形豚のサルティンボッカ
山形豚に、生ハムとセージ
バターレモンソースで。
3、かぼちゃのトルテッリ
こちらのスペシャリテです。
しっかり、受け継がれていました。
素晴らしい出来です。
4、仔牛のロースのソテー
フォンドボーと山葵のソース
上質な仔牛で、見事なローズ色の火入れ。
5、甘夏のテリーヌ
ティラミス
マンゴージェラート
マンゴーが大好きな私に、神戸シェフはいつも
マンゴージェラートを大きな盛りつけに
してくれました。
そして、それもきちんと受け継がれていました。
胸がいっぱいです。
6、カモミールティ
7、小菓子
パン2種
お供は、
1、スプマンテ
2、赤ワイン2本を持ち込みました。
神戸シェフが仲良くしている勝沼の白百合醸造さんの
メルロー樽熟成
CELLAR MASTER
このメルローがあまりにも秀逸です。
これから、吉田シェフが、これまでの神戸シェフの教えを基に、
どんな独自色を出していくのか、
楽しみに、応援したいと思います。
がんばれ、「リストランテ マッサ」
スペシャリテ、かぼちゃのトルテッリを
恵比寿駅から徒歩5分。
ちょっと道路から引っ込んだ場所にありますが、
地中海ブルーのタイルのファサードが目印です。
通い続けて20年以上。
今年もよくお邪魔しましたので、たまには更新を。
ディナーは、2コース。
6480円と8640円。
前菜、パスタ、メインとも2種類~4種類ほどから選べます。
相変わらず、ニコニコとジョーク連発の神戸シェフですが、
さすがに、パスタの仕上がりは秀逸で、いつも満足です。
それでは、この日いただいたもの。
8640円のコースです。
*アミューズ
リコッタチーズと明太子のカナッペ
明太子好きな私のために、いつもどこかに
明太子をいれてくれます。
1、栗のスープとフォアグラのテリーヌ
6月ごろだと、これが桃のスープで人気メニュー。
秋から冬には栗になり、これもまた美味。
2、牡蠣を詰めたヤリイカのソテー
しっかりしたテクスチュアのヤリイカにジューシーな
牡蠣が。
3、パスタ1
ポルチーニ茸のアーリオオーリオ
タリアテッレ
完璧な仕上がりです。
4、パスタ2
カボチャのトルテッリ
ゴルゴンゾーラチーズのソース
これは神戸シェフのスペシャリテ。
カボチャの甘味と、ゴルゴンゾーラの塩味が
素晴らしいマリアージュ。
シェフの故郷、山梨産の黒トリュフをたっぷり
目の前で削ってくれました。
5、岩手短角牛ほほ肉の赤ワイン煮
実は、予約時にリクエストをしておきました。
でも、短角牛までは指定していません。
さすが、必ず予想を上回ってくれます。
ほろほろに煮込まれたほほ肉は、ナイフいらず。
6、ドルチェ
5種類ほどからのチョイス。
栗のプリン
パンナコッタ
マンゴーのジェラート
7、カモミールティー
8、小菓子
パンは2種類。
お供は、スプマンテ。
マダムの優しい接客も心地よく、
満席にもかかわらず、静かで、オトナな時間を
過ごすことができました。
ちなみに、うちのお節料理は、こちらのイタリアンおせちです。
今年も予約して帰りました。
極上 桃のスープに浮かぶフォアグラを
恵比寿駅から徒歩7分ほど。
地中海を思わせる濃いブルーのタイルの奥に、
品のいい内装の空間が広がります。
もう20年ほど通っているので、もはや
メニューを見ることもなく、
シェフが、「きょうは、なにが召し上がりたいですか?」と
ニコニコしながら聞きにきてくれます。
この時期、はずせないのは、シェフのお父様が山梨で
育てている桃。 その桃のスープに浮かべたフォアグラの
テリーヌです。 やさしい桃の甘味と、フォアグラの濃厚な
旨味が溶け合い、何度いただいても、至福に。
では、この日、いただいたもの。
1、生ハムとネクタリン
2、桃のスープに浮かべたフォアグラのテリーヌ
3、白雲丹の冷製タリオリーニ
新潟産のみゆき茄子を加えて、
より夏らしく。
4、南瓜のトルテッリ
神戸シェフのスペシャリテです。
実はお店のロゴもトルテッリ型。
ゴルゴンゾーラのソースにしていただきました。
サマートリュフをたっぷり削って。
5、和牛のタリアータ
シンプルにバルサミコで。
玉蜀黍の焼きリゾットが美味。
6、桃スペシャルドルチェ
桃のプリン
桃のジェラート
桃のコンポート
7、カモミールティー
8、小菓子
フォカッチャとパン。
お供は、桃のベリーニ。
手をかけすぎず、素材の旨味をしっかり引き出す技は、
さすが、です。
何度伺っても、満足感と幸福感に満たされます。
いのししを豪快に
今月2度目の訪問です。
先月、神戸シェフがイベントで香川に行っていたとき、
地元の猟師さんから仕入れたいのししがいい状態ということで、
大きな塊を見せてもらいました。
それを塊のまま火入れして、皆でシェアすることに。
この日のメインはこれです。
この日も、鉄人の技がさく裂しました。
1、イイダコ、文旦、夏みかん、胡瓜の
ミントとライムマリネ
2、ホワイトアスパラガスと生ハム
3、竹の子と蛍烏賊のオーブン焼き
鹿児島産の小ぶりな筍を丸ごと縦割りに。
一度茹でてからオーブンで焼いたもので、
蛍烏賊の塩気が抜群。
4、タリアテッレ 蝦夷鹿のラグーときのこのクリームソース
大好きなクリームソースのパスタです。
もちろん、この日も満足度高し。
5、カボチャのトリテッリ
ゴルゴンゾーラチーズのソース
神戸シェフのスペシャリテです。
実は、店先の看板は、トリテッリ型なのです。
大きなフォアグラのソテーをのせてくれました。
6、いのししのロースト
まったくクセもなく、いい処理を施してあります。
脂身がたっぷりですが、これもまた美味。
7、ドルチェ
苺のパンナコッタ
抹茶のクレームブリュレ
苺とジンジャーのジェラート
8、小菓子
9、ルイボスティー
お供は、カンパリオレンジ。
パンは、フォカッチャと丸パン。
この日は、6人で伺い、
皆、バラバラにそれぞれ2種類のパスタを
オーダーしたのですが、きちっと、同時に
多種類のパスタを仕上げてくれました。
千手観音のように、手がたくさんあるのでしょうか。笑
見事です。
春の味覚満載な「マッサ」の夜、満喫しました。
イタリアンパセリを練りこんだパッパルデッレのスゴ技
恵比寿駅から徒歩5分。
通い詰めること、18年。
神戸シェフが荻窪「ドラマティコ」のシェフだった時代から
通算すると、すでに20年以上。
時代に流されることのない安定感のあるイタリアンは、
やはり美味。
この日は、8名で会食を企画し、1万円でオリジナルコースを
組んでいただきました。
メニューに載っていないものばかり。
春の訪れを感じさせる要素が随所に取り入れられ、
いつにも増して、神戸シェフの腕が冴えわたります。
それでは、コース内容です。
1、アミューズ
リコッタチーズ、明太子、芹に
うすいえんどう豆を散らして。
私の大好物を取り入れてくれました。
ほのかな辛みと、えんどう豆の食感が
素晴らしい。
2、ホワイトアスパラガス
仏産は、茹でて。
佐賀産は、グリルで。
雲丹とホタルイカを添え、
卵黄のソースで。
産地の違う2種のホワイトアスパラガスを
異なる調理法で。
これは楽しめます。
3、パスタ1
まき海老のキターラ
上質なまき海老をたっぷり。
ソースは、海老の殻などの出汁で、
旨味の塊。
4、パスタ2
イタリアンパセリを練りこんだ
パッパルデッレ。
マッシュルームのクリームソース。
テーブルで、黒トリュフをたっぷり
削ってくれます。
これは秀逸でした。
生地に練りこまれたパセリが
クリームの重さを軽くしていて、
素晴らしい組み合わせに技あり。
5、短角牛頬肉の赤ワイン煮込み
これはリクエストしておいたのですが、
まさか短角牛で作るとは!!
究極にほろほろで、歯がいりません。
ガルニは、
行者にんにく
鹿児島産タケノコ
2時間オーブンで焼いたビーツ
わらび
百合根のピュレ
春爛漫です。
6、ドルチェ
苺のミルフィーユ
かおり野、ととちおとめの2種類が
使われています。
はっさくと紅茶のテリーヌ
苺と生姜のソルベ
この生姜の使い方がうまく、
唸る美味しさ。
7、ルイボスティー
8、小菓子
フォカッチャと丸パン
お供は、
1、スプマンテ
2、赤ワイン
Le Difese 2015
トスカーナの赤で、フルボディ。
牛肉の赤ワイン煮込みとの相性は
言うまでもなく。
神戸さんのダジャレも炸裂していましたが、
だれも聞こえないほど、盛り上がってしまいました。
あまりに美味すぎて、まだあと2皿くらい
食べたかった・・・との声も。
やはり、この安定感、なににも替えがたいです。
秋といえば、ポルチーニのタヤリン
通い詰めること17年間。
そして、今年もバースデー祝いはこちらで。
神戸シェフにすべてお任せしました。
実は、私の大好物トップ3は、①マンゴー、②明太子、③フォアグラ、です。
なんの脈絡もないですが・・・。
このなんの脈絡もない、私の大好物3品を、なんと、鉄人神戸シェフは、
コースに組み込んでくれていました。 これ、お初です。
では、ディナースタートです。
まずは、カンパリオレンジで乾杯。
1、フォアグラのテリーヌ 神戸シェフのご実家、山梨から届いた
柿と。
ヴィンコットソースで。
とろりととろけるフォアグラのテリーヌです。
2、明太子 賀茂ナスのピュレに明太子を。
その上に、甘エビ、雲丹、レモングラスのジュレ
トマトソースで。
17年通って初めていただきました。
加茂ナスのピュレと明太子はきれいに
混ざり合って、イタリアンなのに、なんの
違和感もありません。 トマトソースですが、
トマトが主張しすぎず、
素材の味のマリアージュでいただけます。
3、牡蠣 ぷりっぷりの大振りな牡蠣をソテーで。
海老芋のピュレ、食用菊のソース。
海老芋の中には、銀杏が隠れていました。
牡蠣がジューシーで、最高です。
実は、海老芋も大好物なのです。
4、ポルチーニのタヤリン 神戸シェフの真骨頂。
やはり、これは日本一。
いつも、クリームベースでいただきます。
神戸シェフのおすすめは、アーリオオーリオ
ですが、そこは私もどうしても譲れません。
5、鴨胸肉 実山椒とフォンドボーのソース
松茸
アスパラガス
たっぷりの鴨で、ボリューム感もすごいです。
しかも、ジュっとジュが沁み渡る上質さ。
6、ドルチェ 栗のプリン
安納芋のパンナコッタ
バースデー仕様で。
7、カモミールティー
8、小菓子
イタリアンで明太子、初めてでしたが、病みつきになりそうです。
明太子パスタにしないところが、シェフのこだわり。
実は、私が、マンゴー好きなことは、シェフはかなり以前から知っていたのですが、
明太子のことは話した記憶がなく、そのことを質問すると、
私のなにげない会話から覚えていてくれた、とのこと。
こういう気遣いが、とってもうれしいです。 なによりのバースデーと
なりました。
桃のスープに浮かぶフォアグラのテリーヌ
恵比寿駅から徒歩5分。
創業以来、17年間通い続けているお店です。
この時期は、なんといっても、神戸シェフの山梨のご実家の桃農園から届く、
ものすごく上質な桃を使ったお料理がお勧めです。
この日いただいたもの。
飲み物は、ブラッドオレンジジュース。
1、アミューズ 「料理の鉄人 オーストラリア」のイベントのため、
渡豪していたシェフのお土産であるチーズ3種と
シェフのご実家の巨峰。
チーズは、シェーブル、ルブション、大豆のチーズ。
どれもあまりクセがなく、クリーミー。
2、桃とフォアグラ たっぷりの桃と桃のスープに、フォアグラのテリーヌ。
もうなにも言えません。
3、生雲丹のキタッラ この雲丹の量。 満足です。
4、鴨のローストと、子羊のサルシッチャ 柔らかい鴨肉と、ジューシーなサルシッチャ。
鴨は、鴨のジュと赤ワインのソース。
サルシッチャは、粒マスタードで。
アスパラガス、万願寺唐辛子、蕪、インゲン
など野菜もたっぷり。
5、桃のプリン、桃のコンポートにバニラのジェラート
6、紅茶
バゲット
いつもながら、確かな経験と技に裏打ちされた、きちっと旨みのあるお料理です。
やっぱりダントツに美味なパスタです
恵比寿駅から徒歩5分。 あまり目立たない看板ゆえ、ちょっと隠れ家度の高い
イタリアンレストランです。
かのTV番組「料理の鉄人」で、イタリアンの鉄人を務めた神戸シェフのお店ですが、
もう、あの番組を見て、シェフにあこがれた世代が、立派なシェフになっている時代になり、
時の流れを感じます。
創業以来、通い続けること17年。たぶん、通算100回くらいお邪魔しているかと。
さて、久々のレビューアップです。
このところ、テクニカルな技を駆使するお店が増えてきましたが、神戸シェフの
イタリアンは、王道そのもの、直球勝負です。
「パスタのプリンス」という異名をとるほど、そのパスタの仕上がりには、いつも唸ります。
あまりにも通っているため、もはや、メニューは見ず、毎回、神戸シェフが、
「きょうは、なにが食べたいですか??」と聞いてくれるので、この日は、
「カルボナーラ」と、ゴルゴンゾーラを使った料理、というリクエストを出しました。
実は、カルボナーラは、手がかかるので、言ってみてはものの、この日、お店は混んでいたので、
「できれば・・・」と付け加えましたが、きちんと答えてくれました、それも、変化球で。
さて、お料理です。
1、スーパーフルーツトマトのスープ トマトは2通り。
中央が3日間熟成させたトマトのスープで、
周囲が、作りたてのトマトスープ。
3日間たったほうは、まろやかさを、
作りたては、フレッシュ感、と2通りを楽しめます。
中央には、ゴルゴンゾーラと、ブルーベリーの花蜜を。
適度の塩味と、甘味を。
周囲には、珊瑚樹という種類のトマトを。
2、本マスのスモーク 青森産という本マスをわずかにスモークしてあります。
まったりさ加減が、最高。
琵琶とウドのピクルスを添えて。
3、白子と豆苗、カラスミのキタッラ 自家製カラスミたっぷりです。
文句なし。
4、カルボナーラ なんと、ここにもゴルゴンゾーラのリクエストに応えて
いただき、しかも、タリアテッレで仕上げてありました。
5、古白鶏のインボルティーニ 古白鶏に、フォアグラを巻いて、
鶏のジュといちごのソースで。
鶏の滋味とフォアグラのコクが溶け合って美味。
6、ドルチェ 7種類から2種の選択です。
いちごのミルフィーユ
いちごのパンナコッタ
それに、マンゴーのジェラートとフルーツそえ
7、カモミール
小菓子
パンは、2種類。
お供は、カンパリオレンジで。
いつもながら、安定感抜群の仕上がり。
どんなリクエストにも、即時に対応してくれる実力には、いつも感心です。
<再訪 数えきれません> やはり、日本一のパスタ
<2016年10月>
今年も、もう数回目になりますが、ディナーにお邪魔しました。
相変わらず、文句なしの、ポルチーニのピチ。白トリュフたっぷりでいただきました。
この日の料理。
1、アミューズ 石がれいにクリームチーズ
フルーツトマト
生ハムと柿
2、鹿肉のテリーヌ りんごのピュレ
梨
粒マスタード
3、ポルチーニのピチ 神戸シェフが、テーブルで、白トリュフをたっぷり摺ってくれました。
もう本当に、いつもながら、素晴らしいの一言。
4、鴨のロースト 鴨の出汁とブルーベリーのソース
賀茂ナス
アスパラガス
5、洋梨のパンナコッタ
栗のプリン
マンゴーのジェラート
カモミールティー
お供は、カンパリオレンジで。
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<2016年8月>
昨年12月のレビューアップ以来も、数回お邪魔していますが、久々のアップです。
夏場は、神戸シェフのご実家の桃農園から毎朝直送される桃の料理がお目当て。
ランチですが、フルコースでいただきました。
1、アミューズ 生ハムと梅酒の梅を刻んだクリームチーズ
2、フォアグラのテリーヌ 桃のスープに浮かんでいます。
この時期の定番。 最高です。
桃がもの凄く上質。
3、雲丹のタリオリーニ 釜石の赤雲丹をたっぷり
4、茸のタリアテッレ 舞茸、アワビ茸、エリンギ、マッシュルームのクリームソース
私の大好物
5、鴨のロースト これも桃のソースで。
ほのかな甘さが鴨とあいます。
茶巾なすなど
6、マンゴーパンナコッタとマンゴーのジェラート
7、カモミールティー
バゲット
お供は、カンパリオレンジで。
好みを知り尽くしていただいているので、いつも居心地満点です。
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<2015年12月>
今年の〆イタリアンは、やはりこちら。
この日のメイン、短角牛のローストは、秀逸でした。
サービスの男性の一人が、バリスタをとったとのことで、とってもかわいいラテアートも楽しめるようになりました。
写真のアイスワインは、カナダのPELLERというアイスワインで、持ち込みました。
カベルネフランだけで作られている珍しいアイスワインです。
この日のメニュー
まずは、スプマンテ。
1、プティシュー 生ハムとオリーブを刻んだものにクリームチーズを合わせてはさんであります。
2、古白鶏のガランティーヌ
3、イカスミのバヴェッテ 姫鮑のトマトソース いんげんのしゃきしゃき感がいいです。
4、鱈の白子のアーリオオーリオ キタッラで。 とろとろの白子です。
5、短角牛のロースト 生胡椒ソース、ハワイ産ブラックソルトで
ラディッキオ タルディーボという珍しい野菜の中央をローストしたものが付け合せのひとつに。 美味。
6、栗のプリン
いちじくのパンナコッタ
7、カプチーノ 我が家のネコちゃんの顔写真を見せたら、そのとおりに作ってくれました。 グラデまでよくできています。
相変わらずの満足度です。 今年の〆イタリアンにふさわしい内容でした。
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<2015年6月>
久々のレビューアップです。
この日は、ランチに伺いました。 新しい女性のサービススタッフが着任していました。
4320円のコースです。
1、とうもろこしの冷製スープ
2、金目鯛のカルパッチョ とてもきれいなプレゼンテーション。
3、はまぐりとふきのとうのオレキエッテ
4、海老と万願寺唐辛子のキタッラ クリームソースです。 相変わらず秀逸。
5、雛鳥のロースト 神戸シェフから 「いい鶏が入っています」とのことで、即決定。 たくさんの焼き野菜と。
6、マンゴーづくし 私の大好物、マンゴーをジェラート、パンナコッタで。 フレッシュもたくさん。
コーヒー
いつも安定的に満足感の高いクオリティです。
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<2014年11月>
ランチにお邪魔しました。
秋の味覚満載のメニューです。
1、アミューズ ポルチーニとモッツァレラ スプーンで一口大。
2、前菜 平目のカルパッチョ 生姜ソース トマトといくら添え
神戸シェフは週に何度も築地に行き、自ら素材を厳選しています。 平目、コクがあります。
3、パスタ1 鱈の白子のオレキエッテ ジェノベーゼソース
白子のシーズンになりました。 これはめちゃめちゃ好みです!!
4、パスタ2 紫芋のニョッキ 栗ソース
これまた、秋全開。 文句なしです。
5、メイン 蝦夷鹿のロースト ブルーベリーと生姜ソース
ロース、腿、ハツ の3部位を楽しめます。 とても上質な鹿肉でした。
6、ドルチェ 栗のプリン、 マンゴージェラート
仏産のマロングラッセ状の栗がのっています。
7、コーヒー
相変わらず、満足度高し。
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<2014年6月>
日曜日のお昼、8名でパーティをしました。
この日は、神戸シェフにお任せして、スペシャルメニューを組んでいただきました。
まずは、スプマンテで乾杯。
1、アミューズ 鯛の白子 スプーンに乗って、一口で。
2、前菜その1 生ハム たっぷり 水茄子といちじくが隠れています。 水茄子が実によく合います。
3、前菜その2 やり烏賊のリゾット詰め
神戸シェフの得意料理です。 烏賊が弾けそうなくらいたっぷりのリゾットが入っています。 アスパラソバージュ添え
4、パスタ 姫鮑のタリオリーニ
トマトがふんだんに使われ、バジリコソースがきいています。
5、仔牛のフィレ肉 ローストです。 万願寺とうがらしの中には、子羊のミンチが隠れています。 南瓜のムースと、粒マスタードソースで。
6、ドルチェ マンゴープリン、マンゴージェラート、 フルーツ
ハーブティ
ワインは、
白 Bucci
赤 Il Falcone プーリアのワインです
このチョイスはどちらも抜群でした。
8名の中には、初めての方が半分いらしたのですが、皆さん感動していました。
この日は超満席でしたが、サービスも行き届き、楽しい休日のひとときとなりました。
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<2014年5月>
GWまっただ中のこの日。
ランチタイムに女子会です。 満席でした。
この日は、4320円のコースに。 前菜1品、パスタ2品、メイン1品、ドルチェ、コーヒーで、それぞれ、かなりのチョイスがあります。
まずは、スプマンテで乾杯しながら、どれをチョイスしようか悩みます。
アミューズは、アンチョビ風味のオリーブでした。
前菜 タスマニア産サーモンのマリネ
厚切りで、鮮やかな深紅のサーモンです。 スモークしたじゃが芋とルッコラが添えられています。
パスタ1 雲丹のトマトソースのキタッラ
完璧。 雲丹の量もたっぷりで、これは美味です。
パスタ2 帆立、金針菜、バジルのオレキエッテ
金針菜を使うところが、神戸シェフオリジナル。
メイン 古白鶏腿肉のオーブン焼き
こはくどり、と読むそうです。 千葉産です。
身肉がしまり、なおかつジューシー。 春野菜満載でした。
ドルチェ 苺のパンナコッタ、マンゴーのジェラート、フルーツ
コーヒー
11:30の開店と同時にお邪魔し、3:30まで4時間話がはずみ、最後の客となりました。
賄いの時間に突入してしまっていました。 (笑)
相変わらずの満足度高し。
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<2014年4月 >
今月2度目の訪問です。
週末のランチタイムで、混んでいましたが、またまたわがままなお願いをしてしまいました。
メニューにないお料理
アミューズ グリーンピースのスープ
前菜 この日、築地で仕入れたばかりの鯛の白子のソテー
巨大な白子に、筍、フルーツトマト、ガンソクという山菜が添えられ、木の芽ソースで。
パスタ カルボナーラ
これまで13年、こちらに通い続けていますが、カルボナーラがメニューにのったことはありません。
この日、どうしてもこういう基本メニューを食べたくなり、お願いしました。 神戸シェフには快く応えていただきました。
パスタの種類は、キターラ。
ペッパーが効き、パンチェッタがたっぷり。 ホワイトアスパラガスも入っていました。
神戸シェフは、 「忙しかったので、ちょっとイマイチでした」 との感想でしたが、いえいえ、ご謙遜です。
ドルデェ 苺のパンナコッタ、 苺のジェラート、 フルーツ
コーヒー
はい、いつもながら、完璧な出来。 満足です。
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<2014年 4月>
池上俊一氏の著書「パスタでたどるイタリア史」を読みました。イタリアの中世、ルネサンス史が専門の先生が、歴史とパスタの関わり合いという観点から
書かれた本で実に興味深く拝読しました。
で、読んでいるうちに、猛烈にトルテッリが食べたくなりました。
私の中では、パスタといえば、こちらをおいて他にありません。
2か月ぶりの訪問。 女性のサービススタッフのニューフェイスが増えていました。
この日は、神戸シェフがイタリアから帰国して間もないので、持ち帰った素材が満載。
ちなみに、神戸シェフは、ICIF Italian Culinary Institute for Foreigners から、その功績を称えられ、アスティにある本校に招聘され、授章された、とのこと。
さて、この日のメニューです。
アミューズ 鮑と新じゃが芋のピュレ
ユニークな組み合わせでした。 これは意外にもとても美味。
ホワイトバルサミコ酢がすばらしい旨味を発揮しています。
前菜 生ハム3種
牛の生ハム、 スペック、 パルマの生ハム
脂加減が絶妙。
パスタ1 ホタルイカとセリのキタッラ
旬真っ盛り
パスタ2 かぼちゃのトルテッリ
ゴルゴンゾーラソースで。 私の期待していたとおりの美味さ。 かぼちゃの甘味とゴルゴンゾーラの塩加減が最高です。
メイン 仔牛のフォアグラ巻
ホワイトアスパラガス、 行者にんにく、芽キャベツ
ソースには、珍しいフィンガーライムという果物が使用されていました。 実物を見せていただきました、(写真) 長さ4cmくらいで細長。
酸味はそれほどきつくなく、とても香りがいいです。
ドルチェ 苺のジェラート、苺のパンナコッタ ミントのジュレ、 苺のミルフィーユ
苺づくし。 チェードロという柑橘のコンフィチュールが添えられていました。 瓶詰も拝見。
カモミールティー
小菓子
お供は、カンパリオレンジで。
神戸シェフがイタリアに行っている間、お店はお休み。 シェフがいなくても営業する店が多々ある中、本当にいい心がけだと思います。
ソムリエの鈴木さんも、その間、ワインの勉強で渡伊。 日々、学びを深めるスタッフのみなさんの姿勢にも共感します。
はい、今回も満足でした。
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[2014年2月 2度目)
今月2度目のマッサです。
お世話になった知人をディナーに招待しました。 安心してくつろげるので、おもてなしにもぴったりです。
いつもは、メニューも見ずに、神戸シェフに食べたいものをお願いしますが、今回は久々にメニューを見ました。
夜は6300円と8400円の2種類のコースです。 両方ともかなりのチョイスがあります。
今回は、8400円のコースにしました。
アミューズ、前菜2つ、パスタ2つ、 メイン、ドルチェ、 飲み物 です。
以下、私のチョイスです。
アミューズ オリーブ
前菜 1 オマール海老のタルタル 林檎とマイクロトマトが添えてあります。 オマールのタルタルはセルクルで抜いてあり、美しい一品。
前菜 2 ジャンボマッシュルームに詰めた帆立貝のオーブン焼き
写真ではよくわからないかもしれませんが、ホントにジャンボです。 帆立貝もかなりの大きさだったのですが、それが丸ごとマッシュルームの中身に
入るくらいですから・・・・・。 風味も抜群でした。
パスタ 1 白子とからすみのキタッラ
実はこれはメニューになかったのですが、白子好きな私のために、神戸シェフがスペシャルで作ってくれました。 しかも、カラスミたっぷり。
パスタ 2 かぼちゃのトルテッリ ゴルゴンゾーラのソース 黒トリュフをその場で削りながらたっぷりかけてくれました。
パスタについては、もう言うことはありません。 完璧。
メイン 蝦夷鹿のグリル ベリーのソース ハツ添え
牛蒡やタケノコなどの焼き野菜、そして、焼きリゾットも添えられています。
鹿がいい状態ということなので、これにしました。 火入れも絶妙です。
ドルチェ いちごのパンナコッタ、 抹茶のクレームブリュレ、 マンゴーのソルベ 、フルーツ
カモミール
小菓子
ワインは、白のビオで、vino Chisti 。 これは昨今いただいた白ワインの中でも秀逸に美味でした。 琥珀色に近い濃い液色ですが、コクがありながらも、ビオならではの飲みやすさ
もあります。 マッサのワインコレクションは定評がありますが、やはり素晴らしい。
今回もとても満足のいくディナーでした。
知人も、一皿一皿感心しながら食べてくださり、 お連れした甲斐がありました。 こう喜んでくださると、こちらもうれしいばかりでなく、食事が倍も楽しくなります。
気が付くとあっという間に4時間経っていました。
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[2014年2月)
今年初マッサです。
休日のランチに出かけました。 満席です。
マダムもホールをお手伝いに・・・・・・・・。
カンパリオレンジをいただきながら、のんびりメニューを決めます。
前菜、パスタ、ドルデェ の軽いほうにしました。
アミューズ 蕪のスープ 玉葱とベーコンがベースになっていて、コクがあります。
前菜 牡蠣を詰めたヤリイカのソテー 神戸シェフの定番。 添えられていたのは、チーマ・ディ。ラーパ。 もともとプーリア州が産地の青菜で、
今が旬。 菜の花に似た味がします。 抜群に美味でした。
パスタ 白子のアーリオオーリオ 手打ちのキタッラにしていただきました。 白子がたくさん入っていて、さすがのコクと食感。 やはり、安定感のある
美味さ。
ドルチェ 安納芋のパンナコッタ マンゴーノジェラートと、フルーツ添え。 安納芋の優しい甘さが引き出されています。 ちょっと硬めでした。
コーヒー
いつものように、神戸シェフやホールのスタッフと楽しいおしゃべりをしながら、実に心地よい時間が流れます。
実は、「リストランテ・マッサ」は、賄いがとてもゴージャスなのです。 私もご馳走になったことがあります。
土日は神戸シェフ自ら、賄いを担当。 ちなみに、この日の賄いは、チーマ・ディ・ラーパのオレキエッテと、鹿肉のタルタル、だそうです。 そっちのほうが食べたい~~~と、
叫びました。 「マッサ」のスタッフ、幸せなことです。 これも、神戸シェフの親心。 一人前の料理人になるには、美味なものを食べていなくては、と考えていらっしゃるようです。
さすが・・・・。
スタッフも心なしか、ニコニコ顔で、賄いタイムを楽しみにしているようでした。
もうひとつ。 写真の最後の砂糖用スプーン。 これは、神戸シェフの奥様のお手製。 彫金のデザイナーである奥様とは、奥様が留学中、フィレンツェで運命の出会いを
されたのです。 おしとやかで、本当によくできた奥様です。
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(2013年11月)
数週間前から、トリュフが食べたい、と予約をいれておきました。
極上のトリュフを用意いただきました。 今年はトリュフが豊作ですが、なかなか価格は低くなりませんね。
さて、いつものように、神戸シェフと、どんなお料理を食べたいか相談し、 構成を決めます。
メニューは次のとおり。
アミューズ : 栗のスープ
前菜 : パルマ産生ハムと、トレンティーノ州のスペック
前菜 : トリュフオムレツ 中に、とろとろにとろけたフォンティーナチーズが入っています。 シェフが、その場で、トリュフを削ってくれます。
店中に漂う芳香。 至福です!!
パスタ : このために作っておいてくれた、卵黄を練り込んだタリオリーニ。 たっぷりのトリュフを削って・・・・・。
もうなにも補足することはありません。 極上の逸品。
メイン : 蝦夷鹿のロースト 5種のベリーソース
厚切りの川越産さつま芋にゴルゴンゾーラを添えて。 こごみ、 茄子、アスパラガス、しいたけ、オクラ、リンゴなど野菜もたっぷり。
雄の鹿だそうです。 熟成ばっちりで、ものすごく柔らか。 ナイフが心地よくすっと通ります。
ドルチェ : 栗のプリン、 安納芋のパンナコッタ、 マンゴージェラート、 フルーツ
カモミールティと小菓子
このコースでお料理だけで10000円です。 トリュフがふんだんに使用されていることを考えると、とても割安だと思います。
この季節の風物詩。 晩秋を心ゆくまで楽しみました。
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(2013年10月)
この日は、私のバースデーでした。 (何回目かは、聞かないでください) (笑)
いつにも増して、気合いの入った、神戸シェフのお料理とサービス。 もう脱帽です。 初めから終わりまでとにかく心から幸せにしていただきました。 感謝!!!
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お料理は、ほぼスペシャルバージョンばかりなので、通常メニューにはありません。 (常連特権、享受です)
まずは、 スプマンテで乾杯。
1、アミューズ たっぷりのパルマ産生ハム。その下には、葡萄が隠れていました。 絶妙な組み合わせです。
2、前菜 神戸シェフが「任せてもらえますか?」 と言うので、もちろん快諾。
フルーツトマトの上には、新鮮な雲丹がたっぷり。
マリネした茄子の上には、松茸。 とても風味豊かです・・・・。
レモン風味のオリーブオイルが添えてありました。
3、パスタ 1 椎茸を練り込んだバベッテをポルチーニで。 私の大好きなクリームソース仕立てです。
4、パスタ 2 フォンティーナ、ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、パルミジャーノのリゾット。 そのうえには、巨大なフォアグラのソテーが・・・・・・。
パスタ2品は、神戸シェフの真骨頂。 もうなにも言うことはありません。 天国です!!
5、メイン シャラン産鴨のロースト 赤ワインといちじくのソース
付け合わせが、凝りまくっていました。 2時間かけてホクホクに焼いたさつま芋の上に、コリアンダーを入れたかぼちゃのムース、さらに、
それを燻製にしたジャガイモのピュレで包んであります。 さつま芋は、まるで、焼き芋のような甘味と風味。 すごいボリュームでしたが、
あまりの美味さにペロリといただきました。
四角豆、こうしん大根、アスパラガス、椎茸など、焼き野菜もたっぷり。
6、ドルチェ 店内がほの暗くなり、オルゴールのバースデーソングにのって、神戸シェフオリジナルケーキをシェフが自ら運んでくださいました。
ここまでの料理にも、私の好きな食材を余すところなく散りばめていただいていましたが、 このケーキは、私の大好きな
マンゴーのムースです。 それに、水晶文旦がのっています。 文旦の皮はハート型に抜いてあり、お皿には、メッセージと私のニックネームが。
蝋燭も添えられていました。
シェフからは、ピンクの花束のプレゼントも・・・・・・。 感動・・・・・・。
しかし、感動はこれで終わりませんでした・・・・・・。
最後は、 皆様、読者の方々に最も理解できるサプライズでした。
食後の小菓子。 通常、「マッサ」では、小さな3種の小菓子がでます。 この日のみ、 なんと、「ガレットブルトンヌ」 だったのです。 (笑)
しかも、メートルが内幕暴露。 「シェフが、私が来る30分前に、思いついて、あわてて、買いに走った」 のだそうです。 そこまでしてくださって、本当にありがたいやら、
嬉しいやら・・・・・。 神戸シェフのお人柄、本当に素晴らしいです。
思い出に残るバースデーになりました。 ありがとうございました。
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[2013年9月)
連休最終日の夜に、親しい友人ご夫妻を連れて伺いました。
バローロを持ち込みさせていただきました。
さて、この日いただいたものは。
1、 アミューズ 生ハム
2、 前菜 ホワイトアスパラガスと温泉卵 シンプルであっさりとした味わい
3、 パスタ 秋刀魚と万願寺唐辛子をキターラで
ポルチーニのタリオリーニ
もう、申し分ない美味さです。 なにもいうことはありません。
4、 メイン 和牛のタリアータ 写真の焼き色をご覧ください。 絶妙な火入れです。 そして、この日は、珍しいうどの花が付け合わせになっていました。
ほのかな苦みが心地よいです。
5、 ドルチェ スペシャルで3品盛り合わせ(チーズケーキ、マンゴーのパンナコッタ、栗のプリン) + マンゴーのジェラート
6、 カモミールティー 小菓子
この日は、お肉しか食べない友人のご主人のために、スペシャルなフィレ肉を仕入れておいていただき、それをロッシーニにして召し上がっていただきました。 ちょっとお相伴にあずかりましたが
ものすごく柔らかく上質なフィレ肉で、焼き上がりも最高。 なかなか「 おいしい」 と言わない、そのご主人もうなずいていました。
奥様のほうも、パスタの好みがあり、予め、生の状態で確認してから調理していただきました。 万全のホスピタリティです。
さすが、神戸シェフ。 わがままなリクエストにもことごとく答えていただき、オーダーも複雑でしたが、 パーフェクトにこなしていただきました。
これから秋本番。 秋の素材全開になります。 楽しみが増えます。
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(2013年7月)
このところ、いろいろなイタリアンレストランを訪問していますが、やはり神戸シェフのパスタは秀逸、ということを確認している気がします。
で、この日はランチタイムにお邪魔しました。
明るい陽光が降り注ぎ、静かにお料理を楽しむオトナの雰囲気が漂っています。
スプマンテで喉を潤していると、アミューズが登場。
アミューズは、冷製のコーンスープ。 スペックが浮いています。 夏の日差しを浴びたエネルギーいっぱいのコーンの甘さが心地よいです。
前菜は、生ハムと桃を選びました。 神戸シェフのご実家は、山梨で桃農園をしています。 この時期は、桃のスープに浮かぶフォアグラのテリーヌが美味ですが、いつもこれをいただいて
いるので、この日は少し変化球。 上質な桃の上に、生ハム。 ミントのソースが少し添えられているのですが、これが桃の甘味と生ハムの旨みを絶妙に挽き立てていて、技あり・・・
です。 妙に感心。
パスタですが、この日は雲丹が食べたい気分でした。 メニューには、雲丹の冷製パスタがありましたが、わがままを言って、温かい雲丹のクリームソースにしていただきました。
手打ちタリアテッレにクリームソース。 雲丹がたっぷりのっています。 そして、万願寺とうがらしがあしらわれ、味にアクセント。 完璧です。
デザートは、マンゴーのパンナコッタとマンゴーのアイスクリーム。 パンナコッタが以前より進化して、さらにおいしくなっていました。
ちなみに、「リストランテ マッサ」は、賄いが美味、だそうです。 この日の賄いは、なめこおろしそば。 (注: 手打ちではないそうです。(笑)
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2013年6月
日曜日の夜、早めのディナーに伺いました。
神戸シェフが、なんでも食べたいものを作りますよ!! と、やる気満々なので、あれこれ注文しました。
泡と一緒に、大分産の岩牡蠣を。 とても分厚い殻で、身もプリプリ。 極上のスタートです。
前菜には、青鯛のカルパッチョを。 神戸シェフは、自ら築地に出向き、その日の美味な魚を仕入れてきます。 この日の青鯛もまったりとしたコクがありました。
自家製カラスミとセルフィーユのソース、そして白ウリのマリネが敷かれていて、随所に小技が効いています。
続いて、生ハムを少し。 神戸シェフの実家の桃と一緒にいただきました。桃は、 「まだ少し早い」とシェフは言っていましたが、どうしてどうして、もう素晴らしい美味
です。
お楽しみのパスタは2品。 ほろほろ鳥のラグーときのこのタリアテッレ クリームソースです。 ほろほろ鳥の味の濃さとクリームが相まって、絶品。
期待を裏切らなない美味さです。
そして、スペシャルでお願いしたのは、 ゴルゴンゾーラのリゾット。 なんと、たっぷりのコーンが入り、フォアグラとアスパラソバージュが乗って登場しました。
リゾットのアルデンテ加減が天才的です。 至福、至福。
メインは、千葉産和牛のタリアータ。 レアな肉色が食欲をそそります。
Tenuta Zanassi という作り手のバローロを合わせました。 イタリア的コンテンポラリーなエチケット。 バローロなのに、口当たり軽く、芳香が漂います。
デザートは、アメリカンチェリーのミルフィーユ、マンゴーのパンナコッタ、マンゴーのジェラートです。
外はにわか雨でしたが、帰宅のころには雨もあがり、ほろ酔いで気分のよい宵となりました。
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2013年5月
今年数回目の訪問になります。
何度食べても、やはり唸る美味しさの絶品パスタ。 今回も、神戸シェフの天才ぶりを再確認。
GWも後半戦。 連日の満席のようです。
今回はランチで。 爽やかな5月らしいいいお天気。 店先のブドウの木の葉の緑が濃くなっています。
アミューズは、冷たいかぼちゃのポタージュにゴルゴンゾーラとアーモンド。 コンビネーションが抜群です。 アミューズの鉄則、「もうちょっと食べたい・・・」 という気持ちをあおります。
前菜は、竹の子を縦半ぶんに割ったものにたっぷりの桜海老とバジルソース。 塩気が小気味よく効いていて、竹の子の食感を楽しめます。 桜海老の妙に口に残る感じがまったくなく、技あり。
パスタは、神戸シェフのお勧めで、鯛の白子とからすみ、セリのアーリオオーリオをキタッラで。 白子のまったり感とパスタにからみついたソースのバランスが素晴らしく、至福・・・・・。
ドルチェは、イチゴのミルフィーユと、マンゴーアイスクリーム、それにフルーツ。
今回は、サービスにニューフェイスくんがいました。 調理師学校を卒業したてで、料理人志望ですが、まずはホールから。 神戸シェフの料理に感動して、こちらで修行したかったとのこと。 神戸シェフが、ありあわせで作る賄いがスゴイそうです。天才たる所以です。
さすが、「エノテーカ・ピンキオーリ」でパスタを任されていた実績は、半端ではありません。
ニューフェイスくんも技を学んで、日本のイタリア料理界を盛り上げてほしいものです。
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今年4度目の訪問です。 相変わらずパスタの秀逸さは群を抜いていますが、この時期は、桃のお料理が絶品なのです。 というのも、神戸シェフの実家は、山梨の桃農園。使用している桃は最高級で品質がいいのもさることながら、神戸シェフの桃への思い、扱いはスバ抜けています。
ランチは、2100円と4200円の2コース。 この日は、4200円のコースにしました。前菜、パスタ2品、メイン、デザート、です。 かなりの選択肢の中から好きなものを選べます。
アミューズは、金目鯛のカルパッチョ。酸味が効いていて食欲をそそります。
前菜には、桃のスープに浮かんだフォアグラのテリーヌを。 これは、デートで彼女に食べさせたら、笑顔が浮かぶこと間違いなしです。 天国です。
さて、パスタ2品ですが、1品目は、やはり季節の雲丹のカルボナーラをタレアテッレで。 ふんだんな雲丹とともに、半熟卵が乗って供されます。半熟卵を割って適度にパスタと絡めながらいただくのですが、これがまた最高です。
2品目のパスタは、カヴァティエッディをマコモダケとフォンティーナチーズのソースで。 珍しいパスタをいただきました。
メインは、子牛のローストをバルサミコで。 たくさんの野菜の炭火焼とともに堪能しました。
そして、デザートはもちろん桃のコンポートです。 桃の香りとほどよい甘さに包まれ、至福のときです。
リクエストすれば、この時期だけ、桃のパスタも作ってくれます。
ランチのこのコースはボリュームもかなりあり、満足度が高いです。
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開店以来ずっと通い続けています。神戸シェフのパスタは日本一。さすが、パスタの魔術師!
10月末にお邪魔した際は、時節柄、ポルチーニをふんだんに使ったキターラ。 クリームソースが絡みつき、トリュフもたっぷり。
なんともいえない芳香が鼻孔をくすぐります。 この日の前菜は真鯛のカルパッチョ、そして、大好物のフォアグラのテリーヌ。ソーテルヌのジュレと
フレッシュないちじくがよくマッチしています。
メインは、岩手産牛肉のタリアータ。 トリュフ塩との相性も抜群です。色とりどりの野菜とともに。
デザートはメニューの中から、好きなものを2品選び、それに合うジェラートを添えて登場します。この日は、マロンプディングと
チーズケーキをチョイス。
いつも期待を裏切らない完璧な技と笑顔。 次はなにが登場するのか楽しみです!
Restaurant name |
RISTORANTE MASSA(RISTORANTE MASSA)
|
---|---|
Categories | Italian、Pasta |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5869-7585 |
Reservation Availability |
Reservations available
アレルギー等ございます場合はご予約時にお伝えいただけると、当日のお料理等スムーズにご用意できます。 |
Address |
東京都渋谷区恵比寿1-23-22 小林鉄工ビル 1F |
Transportation |
5-10 minutes walk from the east exit of Ebisu Station on the JR Yamanote Line 10-15 minutes walk from Ebisu Station on the Hibiya Subway Line 432 meters from Ebisu. |
Opening hours |
|
Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥8,000~¥9,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料 ランチ5% ディナー10% |
Number of seats |
24 Seats |
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Maximum party size | 28people(Seating)、60people(Standing) |
Private dining rooms |
not allowed We have partitions available. Please inquire when making your reservation. |
Private use |
OK Up to 20 people、For 20-50 people、Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Ashtrays are available on the premises. |
Parking lot |
not allowed Please use nearby coin parking. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,With power supply,Wheelchair accessible |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Vegetarian menu |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,BYOB,Sommelier,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Dress code |
smart casual |
Website | |
The opening day |
2000.2.29 |
Phone Number |
03-5793-3175 |
Remarks |
It has been 23 years since we opened in Ebisu, and we have received the patronage of many customers. We would like to continue to operate an Italian Cuisine Restaurants offers delicious food that is good for the body and that is homely and comfortable for everyone. |
創業の時から通い続けているこちら。
神戸シェフの急逝と、それに続く、コロナ禍
にもかかわらず、マダムと洋平シェフの驚くべき
頑張りで、すっかり新生「マッサ」として
定着してきました。
以前いらしたソムリエの植田さんも昨年から
戻られ、
先ごろ、これまた以前いらして、直前まで、
「ナティーボ」のシェフをされていた
瀧本さんが復帰。
まるで、天国の神戸シェフが呼び寄せているかの
ようです。
キッチンもサービスもますます充実。
そして、なによりも、洋平シェフが、
独自のワールドを築き始め、
とても楽しそうに仕事をしているのが、
この日は、特に印象に残りました。
お料理にも、その気持ちが反映され、
トンナートは、師を超えたかも、と思える
仕上がりでした。
休日のランチタイム。
昔からの友人夫妻と、時間を気にせず、
ゆったりとしたお食事で、会話も弾みます。
この日、いただいたもの。
パスタが2種類つくメニュー プランツォ B
6500円。
前菜、パスタ、メインが選べます。
パスタのみ、テーブルで統一です。
1,前菜
国産仔牛のヴィテッロ
トンナート
ピエモンテの郷土料理です。
仔牛がしっとり。
そして、鮪がしっかり感じられる
トンナート。とても合います。
2,パスタ 1
鴨のラグーのトマトソース
キターラです。
受け継がれる味。
3,パスタ 2
トロフィエ
帆立貝とプチトマトのジェノベーゼ
4,鰆のソテー
蛤と新玉葱のソース
5,パンナコッタ
苺のソルベ
6,カモミールティー
お供は、
カンパリオレンジ
マダムのゆったりとした優しい接客。
ソムリエ植田さんの穏やかな笑顔。
ここに、通い続けていてよかった、と
思える、豊かな時間でした。