Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
LA TABLE de Joel Robuchon(LA TABLE de Joel Robuchon)
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5424-1338 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス シャトーレストラン ジョエル・ロブション 1F |
Transportation |
Approximately 5 minutes from the East Exit of JR Ebisu Station via the moving walkway "Ebisu Skywalk" 683m from Ebisu Station 680 meters from Ebisu. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
10% |
Number of seats |
20 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed Small semi-private rooms available |
Private use |
OK Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK Discount tickets available at Garden Place car park. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats,Outdoor/terrace seating |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Sommelier |
With children |
Children under 10 years old are not allowed. |
Dress code |
Please refrain from entering the store in casual attire (T-shirts, shorts, sandals, etc.). Men must wear a jacket or a shirt with a collar. If you are casually dressed, you may be refused entry. |
Website |
平日のランチに2名で訪問した。2階にあるガストロノミーには何度か伺ったことがあるが、1階にあるこちらのラ・ターブルには(結婚披露宴に出席したときに訪れた一度を除き)初めての訪問である。
正午に予約しようとしたのだが、正午の時間帯に案内しないといけないお客様が多かったようで、12時30分での予約となった。
レセプションでコートを預け、手を消毒し、検温を受ける。同伴者はまだ到着していなかったが、2階のウェイティングバーではなく、そのまま席へと案内される。
冷たい雨の降る日、しかも平日のランチタイムであったが、席の7割くらいは埋まっている感じ。コロナ禍の影響も随分と落ち着いてきたようで、最近は外国からのお客さんが増えてきたとのこと、実際、この日も少なくとも二組は外国人のお客様であった。
紫色(ラベンダー色?)で統一された店内。紫色などというとド派手な印象を受けがちだが、予想外にシブくて妖艶である。それでいて、大きな窓から外の光が入ってくるので明るさもある。部屋内は広々としているし、各テーブルの間隔もタップリと取られていて、ハード面の豪華さはさすがの一言。
お料理の選択肢はプリフィクスが4種類、デギスタシオンが1つ。いずれもお店のサイトにメニューが掲載されているので事前に予習することもできる。そのほかにアラカルトでも対応できるそうだ。自分たちは事前にデギスタシオンをオーダー、メインのお肉料理を蝦夷鹿から仔羊に代えて頂いた。
この日のお料理は以下のとおり(メニュー表からの転載)
◯アーティチョークの滑らかなブルーテ、黒トリュフとクルトンをアクセントに【アーティチョーク感というよりは黒トリュフの香りがシッカリ】
◯寒ブリと紅心大根のマリネ、カラスミと柚子の香りで【寒ブリはマリネしてから低温でミキュイにしたもの、爽やかな柚子の香り】
◯黒トリュフと鶏肉のムースをコンキリエパスタに詰めて、パルメザンチーズのコポーと共に【キャラメリゼした鶏肉がホロホロと柔らかい。多種のソースが使われていて手が混んでいるなぁという一品】
◯しっとり火を入れた金目鯛に生姜とターメリックを効かせたブイヨンを注いで【とてもエスニックな雰囲気の一品、素直に美味しいのだけど、できればもっと西洋寄りなソースで頂きたかったという気もする】
◯フランス ピレネー産の仔羊のロティ、ハーブサラダとジャガイモのピュレを添えて【いわゆる乳飲み仔羊というやつで、実に柔らかくてクセがない。付け合わせのニンニクをグチュグチュと細かくしてお肉と一緒に食べると美味】
◯宮崎県産金柑のコンポートと爽やかな柚子のソルベ
◯軽やかなオパリスのムースをダリアに見立てて、苺とシャンパーニュロゼと共に【お味は比較的軽やかでコースの最後に頂くのにちょうどいい感じで、何よりもダリアに見立てたその見栄えが良い】
◯チーズの選択肢は二種類(今回は特別にもう一種類加えてくださったので三種類)。さすがにワゴンに乗ったもっとたくさんの種類から選ぶというサービスまではないわけだが、それでもその三種類のチーズを小さなワゴンに乗せて運んできてくれて、目の前で取り分けてくださった。キッチンでカットしたものを持ってくるよりは確かに特別感がある。
◯ハーブティーとミニャルディーズ
飲み物はグラス・シャンパン(ブルーノ・パイヤールのプルミエ・キュヴェ)でスタートして、ボトルで白ワインを1本(ヴォギュエのブルゴーニュ・ブラン2004)と赤ワインを1本(ペロ・ミノのシャルム・シャンベルタン2004)。
スタートが他のお客様より遅かったし、ワイン2本をゆったりと呑みながらだということもあったと思うが、ふと気付くと他のお客様はもう皆さん帰られていて、部屋の中には自分たちだけ。ちょっと申し訳ないなと思ったところで、お茶菓子とお茶を2階のバーの方で飲まれてはどうかというお申し出を頂き、有り難く快諾、そこでもゆったりと過ごさせて頂いた。
サービスも素晴らしかった。以前、ガストロノミーに訪問した際にはちょっとしたボタンのかけ違いから自分の同伴者が激怒するということがあったのだが、今回は(水のオーダーをしばらく失念されていたことを除き)ミスはなかったし、サービス陣のそれぞれが適度な距離を置きつつも適時にテーブルにやって来られる。まさに「着かず離れず」で心地良い接客だ。
あっという間の3時間。満足度の高いランチであった。自分たちがオーダーしたデギスタシオンは19,000円。プリフィクスの中で一番お安いのは5,800円。しかも(サイトを拝見する限り)ディナーでもそのお値段らしい。このお店の豪華なハード、申し分のないサービス、そして華やかで安定感のあるお料理。これらをこのお値段で享受できると考えると、お安い価格設定だと言って差し支えなかろう。このお店に対してコスト・パフォーマンスが高いだなんて表現を使って評することになるとは、正直、自分でも思っていなかったほどである。