Official information
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懐かしの太肉にかぶりつく~変わったのは桂花なのか、それとも自分の舌なのか?
もう四半世紀以上前、大学生だった頃に足繁く通ったお店。その当時桂花のラーメンは時代のトップを走っていたと思う。特に東京進出に際し、看板メニューとして考案された太肉(ターロー)麺は大人気。その当時でも確か800円くらい。200~300円の学食の品を日常食としていた学生には、注文するのに勇気がいるご馳走。ラーメン好きの友人達は皆桂花が大好きで「今日は桂花に行こう!」というのは、結構なイベントだった。
時は流れ、この20年程は桂花に行くことはほとんどなくなってしまった。そして桂花の方も変わる。2010年11月に経営会社が倒産し、「味千ラーメン」というチェーンの傘下に入る。
昨年の暮れに桂花の渋谷店に訪れた。正直ガッカリした。うまく言えないが、ごく普通のチェーンに成り果てていると感じたから。
系列店では当店への訪問が圧倒的に多く、一番思い入れのあるお店。もしかしたら当店に行けば印象が変わるかもと一縷の望みを持っての訪問。
思い出の品、懐かしの太肉を注文。当店で太肉麺を食べるのは一体何年ぶりだろう?正確には思い出せない程に久しぶり。
記憶の中にある過去の品とは、やはり似て非なる品のような気がする。麵の印象が違うし、スープには獣臭があり、もっと幹が太かった気がする。マー油もこんなに入っていなかったと思う。
今東京で頂ける豚骨ラーメンとして標準的。突出したところも、尖ったところもない。
それでいて、もう深夜と言ってもいい時間帯にも関わらず、飲みの〆といった感じのお客さんが間断なく訪れてくる。しかも皆さん満足気だ。
変わったのは桂花なのか、それとも自分の舌なのか?よく分からない。
ただ1つ確かなのは当店の太肉麺でさえ満足できなかったという事実に非常に落胆したということだ。
<訪問記録>
■日時:2018年11月13日23:30頃。
■会計システム:券売機制。店外の券売機で食券を購入し突撃。
■頂いた品:太肉麺(☆3.2)980円。
■ラーメンの構成
・麺:縮れのないストレートの中太麺。記憶が曖昧だが昔はもう少し太かったような気がする。
・スープ:典型的な豚骨醤油。スープの幹は太くなく、マー油の印象が前に出る。
・具:太肉、キャベツ、茎ワカメ、メンマ、葱、固茹で玉子1/2個。
(2018年12月9日時点:レビュー332件。3.52/マイレビュアー様18件。3.33)
Restaurant name |
Kei Ka Ramen(Kei Ka Ramen)
|
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Categories | Ramen |
03-3352-4836 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都新宿区新宿3-25-6 1F・2F |
Transportation |
新宿駅東口、アルタの並びのみずほ銀行脇を入って右。改札から、徒歩3分。 271 meters from Shinjuku Nishiguchi. |
Opening hours |
|
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
20 Seats ( ※正常時20席。2階席あり。カウンター席のみ。) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近くに大型地下駐車場あり |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome) |
Website | |
PR for restaurants |
【新宿駅東口徒歩3分】1955年創業。東京で革命を起こした本場熊本ラーメン。
豚骨スープを使い、「マー油」でアクセントを加える熊本ラーメンの元祖を作った老舗「桂花ラーメン」。1955年創業後、1968年に東京新宿末広店をオープン。 |
2024年3月20日17:52。5年4か月ぶり
太肉麺は思い出の品。久しぶりに食べたが、過去の記憶とは似て非なる品。麵の印象が違うし、スープは工業製品的。昔は獣臭があり、もっと幹が太かった気がする。マー油もこんなに入っていなかったと思う。太肉は肉の個数により価格が細分化。太肉1個であれば、5年超が経過している前回訪問より、むしろ安くなっている。チェーン店として価格を抑えつつ、太肉麺の量産型の汎用品を提供しているとの印象。最近のラーメンの相場を考えると、思い入れなく食べれば、価格比の満足度は十分。実際、食事時から少し外れた時間帯でも店内は適度に混雑。ただ桂花が良くできたチェーン店に成り果てていて一抹の寂しさを感じてしまった
■会計方法:券売機制。店外の券売機で食券購入
■頂いた品・内容
・太肉1個950円
・麺
縮れのないストレートの中太麺
・スープ
豚骨醤油。スープは工業製品的
マー油の味わいが前面に出る
・具
太肉1個、生キャベツ、茎ワカメ、メンマ
葱、固茹で玉子半個
■卓上の調味料等
・胡椒、一味
・割箸、つま楊枝、紙ナプキン
・アルコール消毒液
■思い出
30年以上前に足繁く通った店舗。当時桂花は時代のトップを走っていた。特に東京進出に際し、看板メニューとして考案された太肉麺は大人気。その当時でも確か800円程。200~300円の学食を日常食としていた学生には注文するのに勇気がいるご馳走。ラーメン好きの友人達は皆桂花が大好きで「今日は桂花に行こう!」というのは、結構なイベントだった
時は流れ、1990年代後半~21世紀にかけ、桂花からは足が遠のいてしまった。そして桂花の方も変わる。2010年11月に経営会社が倒産。味千ラーメンの傘下入り。その衝撃は計り知れなかった
(2024年3月23日)
評価平均3.37
レビュー729件。3.47
マイレビュアー様26件。3.36