Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kyou Kaiseki Kakiden(Kyou Kaiseki Kakiden)
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Categories | Japanese Cuisine、Sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5869-3522 |
Reservation Availability |
Reservations available
※夜の8階ご利用は、前日の18時まで(個室は3日前まで)の事前予約にて承ります。 |
Address |
東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル 6F・7F・8F・9F |
Transportation |
1 minute walk from JR Shinjuku Station Central East Exit 101 meters from Shinjuku. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai) |
Table money/charge |
誠に勝手ながら、9階茶室はサービス料15%、8階椅子席及び6階・7階ご宴会場はサービス料10%を頂戴致します。結婚披露宴の場合はサービス料20%を頂戴致します。 |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
OK |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Tatami seats |
Drink |
Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours) |
With children |
・Please refrain from attending if you are not yet in school ("Kokin Salon" can be used without any age restrictions) |
Website | |
Phone Number |
03-3352-5121 |
家族での会食に利用しました。
お店は新宿駅東口のルミネエストの並びにあります。
両親は数回利用したことがあったそうですが、
ここらに京懐石のお店があるとは初めて知りました。
柿傳さんはビルの6~9階と地下2階のギャラリーで、9階には茶室もあるそうです。
その茶室や店内の内装の設計は、東宮御所、迎賓館日本閣、帝国ホテル等を手がけた谷村吉郎氏によるもの。
お店の「柿傳」の字は、ノーベル文学賞の「川端康成」の直筆だそうです。
エレベーターホールには、細川元首相の焼いた茶碗も展示されていました。
茶事の専門職であったという「柿傳」さんは、江戸時代の元禄・享保以来の歴史があるとのことで、
茶道をやっている方には、馴染みのお店なのかもしれません。
今回は8階の椅子席を利用しました。
落ち着いた雰囲気の広々とした店内には、テーブル席のほかカウンター席もあり、
窓には障子が張られているので採光はありますが、新宿という場所を忘れさせます。
テーブルには一輪挿しが置かれているのも良いですね。
私は茶道をやっていないので、詳しくはわかりませんが、茶道をやっている連れは納得の様子。
料理を盛り付ける器やお椀等にも非常に良いものを使っているとのことです。
さて、今回いただいたのは雪コース(1万円)で、10月(神名月)の内容は以下のとおりです。
写真を撮るのを忘れましたが、凌ぎと八寸の間に向付の鯛とイカのお刺身がありました。
■雪コース
先付:菊花 かます 占地 ほうれん草 長芋 割ぽん酢
凌ぎ:飯蒸し むかご 刻みこのこ
向付:鯛 イカ
八寸:車えび 銀杏 煮凍り 栗 鮎煮浸し
煮物椀:蟹真蒸 松茸 つる菜 糸人参 柚子
焼き物:さわら柚庵焼 青唐 玉子カステラ はじかみ
炊き合わせ:里芋 ゆば 穴子 人参 隠元 刻み柚子
酢の物:かに砧巻 胡瓜 寿のり 生姜酢
お赤飯
なめこの味噌汁
漬物
葛切り
抹茶
・先付
→割ぽん酢が上品な味で、表面に焼きが入ったかますと相まって、
非常に美味しいものでした。
・凌ぎ
→普段はなかなか口にしたことない飯蒸し。
このこ(なまこの卵巣を干したもの)もあしらわれていました。
酒飲みの私は、このこをもっと載せてもらいたかった!
というのは贅沢な妄想です。
・向付
→お刺身は、いずれも鮮度がよく美味しいものでした。
イカのお刺身が美味しかったです。
・八寸
→鮎の寒露煮や塩焼きは食べますが、煮浸しは珍しいですね。
良い味付けで美味しいものでした。
栗は甘く煮てあって、上品なお菓子のようでした。
・煮物椀
→元々の献立を見ると、帆立の真蒸だったのですが、
お椀の中には蟹肉たっぷりの蟹真蒸が入っていました。これは至極の一品。
・焼き物
→さわらの袖庵漬けは良い味加減で、焼き加減も良かったです。
江戸時代の食通、北村祐庵はなんて良い食べ方を考え出してくれたのでしょうか!
・炊き合わせ
→非常に上品な味。色目も非常に綺麗でした。
・酢の物
→酢の物といえど、酸っぱくない上品な味。
・お赤飯
→今回はお祝い事だったので、通常のものに替え、お赤飯を用意いただきました。
でも、献立を見ると実は松茸ご飯だったようですね。残念・・・・。
・なめこの味噌汁
→京の白味噌を使ったお味噌汁で、個人的には白味噌が好きなので、
胃に染み渡る美味しさでした。
・葛切り
→上品な甘さで、美味しかったです。けっこう量もあります。
・抹茶
→最後の〆に抹茶。カプチーノ的で口の中をさっぱりさせてくれます。
茶室でいただいてみたかったですね。
以上のように、計13品をゆっくりと非常に美味しくいただくことができました。
ゆっくりいただくせいか、一品一品の量は多くはないですが、
お昼から13品も食べて、気分もお腹も大満足でした。
サービスは基本的に非常に丁寧なのですが、人によって少しバラつきがあるように感じました。
私たちのテーブルは3名ほどで面倒をみていただいたのですが、
人によって、お料理を詳細に説明してくれると人と、単に料理名だけ言ってお皿を置いていく人がいたので、
献立が紙等で出てこない分、説明いただいた方が良かったと思います。
詳細な説明がないのは、新人かアルバイトの方なのかもしれません??
とはいえ、いずれの方も非常に丁寧なレベルであることは間違いありません
新宿の喧騒の中、ゆっくりと美味しい京懐石をいただけるお店があるのは貴重なお店ですね。
茶道を知らなくても楽しいひと時でした。
いつか、茶室も利用してみたいところです。
また、何かの機会にはお邪魔させていただきます。