Restaurant name |
Tenoji Keio Hyakkaten Shinjuku Ten
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Categories | Unagi (Eel) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3342-2111 |
Reservation availability | |
Address |
東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店新宿店 |
Transportation |
105 meters from Shinjuku. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
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Payment methods |
Credit card accepted |
Private rooms |
Unavailable |
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Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
Non smoking |
Parking |
Available |
Occasion |
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Website |
京王百貨店新宿店の中地下にある鰻専門店です。
こちらのお店の本店にあたるお店は新橋にあるうなぎ本丸です。創業は文政10年(1827年)とのこと。
『ての字』の屋号で首都圏を中心にデパ地下などに鰻を販売する売店を構えています。
お店は、デパ地下の小さな売店で、鰻蒲焼と鰻重のお弁当を売っています。
国産鰻を使った蒲焼は、1串2,376円のものと、3,024円のものがあります。また、真空パックにした冷凍のものもあり、90g2,268円、100g2,592円、120g2,808円です。
いただいたのは、
■うなぎ弁当(2,592円)
さすが、老舗のお弁当はよくできていて、掛け紙のような外箱と中身の間に割り箸、紙おしぼり、タレ、山椒が一包化されたものが挟まっています。
お弁当箱も蓋の裏側が不織布のような素材になっていて、湯気が水滴化しても、うな重に落ちないようになっています。
また、箱の表面はコーティングされていますが、内側はされておらず、適度に水分を吸収します。
結果、箱ごと蓋をしたまま電子レンジにかけると、水分が蒸発して中で蒸された状態になりますね。
これにより、焼きたてと同じとまでは言えませんが、蒸されてふっくらして、お弁当でも鰻が美味しくいただけます。
メインの鰻は産地にはこだわらず、状態のよいものを選んでいるとのこと。
ちょっと小ぶりで、お弁当にピッタリのサイズのものです。
そのため、脂も強くなく、普通に美味しい鰻です。
皮も厚みが無いので、食べやすい食感です。
タレは名店らしく、甘さは弱めでキリッとした味わいのサラッとしたものです。
ご飯は硬めに炊かれていて、お店で食べる鰻重のご飯ですね。
感動はありませんが、老舗の安定感のある鰻重で、価格相応だと思います。
泥臭さは無いので、付属の山椒を使う必要はありませんが、味見のために使ってみました。
香りがよく、いいものですね。また、このお弁当に対しての量としては十分な量があります。
山椒が好きな人でも足りなくなることは無いでしょう。
老舗の努力が、材料や味付けだけでなく、お弁当箱からも感じられた鰻重でした。
そもそも鰻重の発祥は鰻の蒲焼を温かいまま持ち歩きたくて生まれたものだとされています。
それを考えると、電子レンジで温める前提で開発されたこのお弁当箱は現代に適した鰻重だと思います。
家でも老舗の美味しい鰻を食べたい人が買うお店ですね。