Restaurant name |
MONGGO MORO(MONGGO MORO)
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Categories | Indonesia cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6380-2911 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都新宿区新宿2-7-2 1F, 2F |
Transportation |
地下鉄丸ノ内線新宿三丁目駅or新宿御苑前駅から、それぞれ徒歩5分 246 meters from Shinjuku Gyoemmae. |
Opening hours | |
Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Accepted |
Table money/charge |
なし |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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Remarks |
東新宿より移転 |
新宿三丁目駅近くにあるインドネシア料理店です。
外観はインドネシア国旗である赤と自のツートンカラーの看板を掲げていて、非常にわかりやすいですね。
インドネシア食材店を兼ねているので、入口付近は食品が並んでいて、飲食店っぽさはありません。
2階が客席になっていて、1階の奥にあるショーケースを見ながら注文した後に席に着いて待ちます。
2階にお冷と紙おしばりが用意されているのでセルフサービスで用意します。
客席は窓際には小上がりで2卓8席あり、「アジアだなぁ」と感じますね。シンプルな食堂のような雰囲気ですが、壁にはやはり、赤と白のツートンカラーが掲げられています。
お客さんの9割はインドネシア人ですね。敬虔なイスラム教徒が多く、女性はヒジャブを身に着けています。
メニューは無く、1階の奥にあるショーケースにお惣菜が並んでいるところで好みの料理を選んでナシチャンプル(定食)にしてもらうスタイル。
メインを1品選べば価格が決まり、1,500円+税程度からという価格設定のようです。
イチオシはティラピアですね。他にあったものは、アヒルの揚げ物、骨付きの鶏モモ肉、ヤギ肉の煮込み(炒め?)などがあります。ハラルなので豚肉を使ったものはありあません。
ナシチャンプルになるので、多少の副菜は盛られていますが、更に副菜をプラスすると1品300円+税程度という感じですね。
料理は日替わりなので、価格は参考程度としていただき、その日の店頭で値段を確認しましょう。
いただいたのは、
■ティラピアセット・辛口(2,200円)
表示価格は税抜きとのことで、税込み2,200円となります。
メニューには『GRAMME(グラミー、ジャワ語でグラメ)』とありますが、日本語で小さく『ティラピア』とあります。提供された魚を見るとヒレの形状から、ティラピアであることがわかりますね。
中央にご飯が盛られ、前には立派な魚、ご飯の周りには副菜が盛られています。
スリランカカレーのような盛り付けですね。
下味をつけて揚げてあるのですが、しっかりとつけていますね。白身の魚がほんのりと黄色くなっています。また、揚げ方も身がふっくらと揚がるようにではなく、皮やヒレがパリッと揚げてあります。
インドネシアは赤道直下なので、食品が腐りやすく、その対策として、下味しっかり、加熱もしっかりで水分を飛ばすという調理法が好まれます。
注文時に「辛くしますか?」と聞かれたので、お願いしておきました。揚げた魚にすりつぶした唐辛子をかけて食べるのが現地のスタイルとのことです。
魚の身は白身でちょっとだけ淡水魚由来の臭みがありますが、安い鰻でもこのぐらいの臭みはあるので極端なものではないです。
また、下味をつけているのと唐幸子の効果で、ほとんど気になりませんね。
あっさりとした白身魚でティラピアを売るときにイズミダイと命名していたというのがわかる味わいです。そこに下味の塩気と辛さが加わると、まずまずの力強さになり、ご飯がすすむ味わいになりますね。
骨は普通にありますが1本が大きく長いので、骨を見つけて取り除きやすいです。
ご飯は、インドネシアでは長粒米が食べられますが、お店では単粒米(日本米)です。
2階には炊飯器があり、セルフサービスでおかわり自由です。
副菜で一番特徴的なのは、えびせんですね。味は普通のえびせんですがサイズが大きいです。そして、インドネシアの定食のナシチャンプルにおいては定番です。
副菜の野菜は、ココナッツの香りが強い野菜料理になっています。豆もやし、小松菜、人参を使いココナッツファインが香りを出しています。
単体で食べるというよりも、魚の身と一緒に食べるのがいいでしょう。
味玉は、固ゆでの王子を醤油でしっかりと味付けされたものですね。味わいがはっきりしているので、こちらもご飯のお供にいいでしょう。
ミーゴレン(焼きそば)は、炒めるときの火加減が強めで、ちょっと香ばしく焼かれています。
揚げるにしても焼くにしても水分を飛ばすようにしっかりと加熱するのはインドネシアの特徴ですね。
具には玉子とキャベツが入っていました。
生野菜もあり、レタス数枚ときゅうりです。完全なる生野菜で味付けしていないので他のものと一緒に食べるかサンバルで食べます。
スープが付きますが、優しい味なのでチキンスープでしょう。
フライドオニオンとグリーンピースが浮いていて、カップの底には粒コーン、人参、白キクラゲが沈んでいました。
ちなみにフィンガーボウルも提供されます。魚の身を残さず食べるには、スプーンとフォークでは食べにくいですね。箸があるといいのですが、無いので手で食べるのもありでしょう。
卓上調味料には緑と赤の2種類のサンバルがあります。「辛さは同じぐらい」とインドネシア人の店員さんがはにかみながら教えてくれました。
どちらも結構辛く、確かに辛さの差はあまりないようです。好みで使うといいですね。
1食の単価としては安くないですが、バリのリゾート風の食事ではなく、本場のインドネシア料理を提供するお店となると東京においてもなかなか見つからないので、現状では適正価格といえるでしょう。
お店は現地そのもの。本物のインドネシア料理を食べたい人におすすめのお店ですね。