Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Moise
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Categories | Korean cuisine、Yakiniku (BBQ Beef)、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-5209 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都新宿区大久保1-15-11 |
Transportation |
5 minutes from Shin-Okubo Station on the JR Yamanote Line 8 minutes from Higashi-Shinjuku Station on the Tokyo Metro Fukutoshin Line 8 minutes from Shinjuku Station on the Seibu Shinjuku Line 274 meters from Shin Okubo. |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Number of seats |
48 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 20-30 people、Over 30 people |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Sofa seats |
Set menu |
All you can drink |
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Drink |
Japanese spirits (Shochu),Cocktails |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Phone Number |
03-3205-2373 |
新大久保のコリアン街を利用すると分かるが、コリアンレストランではその店で特に得意とする分野の料理かある。店名自体に料理名を付けアピールする店舗は少なくない。
コリアンレストランの料理を大別すると、焼肉、トゥッペギ鍋、蒸し物・茹で料理、炒め物、刺身料理と主として提供している。
ここモイセはその中でも、炒め物料理からデジカルビ、焼肉を得意としていた。“デジカルビ”は豚のカルビ肉を甘辛タレに漬け焼いて楽しむスタイルだ。\焼肉”はレタスの一種、サンチュを肉に巻き楽しむスタイルはよく知られるところだと思う。
特に名物のデジカルビは、骨付の豚カルビは厚みがあり、にも関わらず、柔らかくジューシーと評判のようだ。
天気がよく暖かいと、昼時はどうしても足を伸ばしたくなる。今日は新大久保駅を暫く歩いたところにある、コリアンレストランへと行くことを決めた。
新大久保駅前は緊急事態宣言ではあるが、人出は多少すくなくなったとは言え、決して少ないとは言えない。20台前後の若い女性ふたりが多い。その人混みをすり抜けるかのように、料理配送業者の自転車が猛スピードで走っていた。
新大久保駅脇に出来た、新道の信号が変わると少し歩いて“イケメン通り”に入った。“通り”と言うのは名ばかりで、車1台が通るのがヤッとの路地だ。さらに少し歩くと焼肉メインの写真入り看板が視界に入る。豚カルビ、サムギョプサル、海鮮チヂミと言った料理を推している。
店内に入ると自分と同じかそれ以上の男性がひとり、手持ち無沙汰にして立っていた。そこそこ広い店内には、他に誰一人と客はいない。
せっかく来たのだから、評判の焼肉料理、デジカルビと思ったが残念ながら遠出していたので時間が足りない。断腸の思いで、最近はよく口にする“純豆腐チゲ”にした。
テーブルは各々に焼き台があり、客自身が焼肉を楽しむ焼肉店に多い仕様になっていた。特にダクトはそれぞれにないので、無煙焼肉なのだろう。
直ぐに、前菜がテーブルへと乗った。
前菜は4種で、白菜キムチ、モヤシナムル、オデンポックム、そして大根キムチだった。前菜は嬉しいことに、お替りが出来た。
メインの料理が来るまで、前菜でつないでおこう。
メインの純豆腐チゲは、それほど待つこともなくテーブルへと運ばれた。
今さらだが、肉・魚介・豆腐・野菜などを味噌や辛味調味料で煮込んだのがチゲだ。これにオボロ豆腐のような朝鮮豆腐を合わせた料理が、純豆腐チゲだ。
トゥッペギ(韓国土鍋)がグツグツ音を立て、テーブルに提供された。卓上のスプーンで具を掬(すく)い上げると、アサリ、肉、そしてたっぷりの野菜が確認出来た。スープをひと口啜ると、キリッとした辛さ、野菜、アサリの旨味が口いっぱいに広がった。
純豆腐チゲは、安価に作れる標準的な家庭料理だ。なので店の純豆腐チゲで、料理の価格帯を測ることが出来るはずだと思う。
お替り出来る前菜は、先の男性が確認してくれた。それぞれに、お替りをお願いした。ライスは大盛にしたこともあり、午後の仕事に支障をきたすのでお替りは辞退した。
接客、サービスは非常に良かった。確認すると、ランチでも焼肉料理はそれほど時間が掛からないと言われた。次回は焼肉でありだな…。
結局、店に入り帰るまで、誰一人と客が来ることはなかった。
まさにモイセ(集まれ!)だが、良店だった。