こじんまりとした店内で、落ち着いて料理を楽しんだ♪ : Tai Ouko Kuryouri Kumme Ichi

新大久保のクンメー 新大久保本店、タイ王国料理 クンメー1、そして大久保には
クンメー2とタイのカジュアルランチを気軽に楽しませてくれた。
クンメー2はこじんまりとしたエスニック調で、居心地が良く雰囲気が好きだった。どうしたことか、残念ながら閉店してしまった。　クンメーは全て利用していたが、クンメー1のレビューは今回初めてだった。

久しぶりにランチで、タイ料理を口にしたくなった。職場から近いところ、それも広くない家庭的で落ち着く店が良い。

事務所のある建物から新大久保までは、それほどには距離はない。しかし大久保駅を抜けた辺りから、人が増え歩きづらくなる。大久保通りの歩道は、歩く人の数に対して幅員は明らかに狭いのが原因だった。
しかも近隣住民の自転車の他、歩道を勢いよく走る、飲食の自転車配送業者が増えたことも一因だろう。

時計が12時になると席を立ち、一目散に階段を駆け下り外に出た。新大久保までの人混みは、このご時世だからか、だいぶ落ち着いて歩きやすい。

駅の手前、パチンコ店の角を曲がると、すぐに目的とするタイレストランの店舗が目に入った。
店舗の向かえにはタイレストランの実力店、ソムオーがある。

テーブル席のみの店内に入ると、それほどには客はいない。好立地にも関わらず、この時期だから思うように集客出来ていないようだ。
入口すぐのテーブルに座り、テーブル備えつけの消毒スプレーを手指に吹き付けた。

30人ほど入れば満席になるホールでは、筋肉質の初老の男性がひとり。調理場にはスタッフがいるはずだが、こちらからは見えなかった。

テーブルのランチメニューを眺め、空芯菜のオイスターソース炒め＆ライス（目玉焼き付）に決め、さらたなミニラーメンを付けた。

まずはランチセットから、選べるドリンク、アイスティーが提供され、ミニラーメンがテーブルに乗った。
そしてメインの“空芯菜のオイスターソース炒め＆ライス”がすぐに提供された。
注文から提供までの時間は10分と掛からず、ビジネスランチにはストレスを感じない。

料理の提供までには、テーブルは全て埋まった。
自分同様にひとり客、近隣のサラリーマンのグループ、そして馴染み客などなど。

業務用ドレッシングが掛かったサラダは、瑞々しい。
空芯菜のオイスターソース炒めは、辛くはない。
オイスターソースの旨味が、空芯菜を引き立てる。目玉焼きは半熟ではないが、空芯菜に合わせて楽しめる。もっとも、玉子が合わない料理はないだろう。
ミニラーメンは、辛味はないが、強烈な酸味を感じる。麺はライスヌードルで、野菜がたっぷり。海老も入っていた。
食後の口直しに、ほんのり甘いアイスティーで食事は終了だ。

こじんまりとして、家庭的な雰囲気で食事を楽しませてくれた。駅からは近いし、ひとり落ち着いて食事をしたいときは、かなり重宝しそうだ。