身体の隅々にまでしみとおるような出汁
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Restaurant name |
Iyoji
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Categories | Udon (Wheat noodles)、Curry Udon、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3209-6830 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都新宿区大久保1-5-13 |
Transportation |
JR新大久保駅徒歩10分 355 meters from Higashi Shinjuku. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Accepted |
Number of seats |
25 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近くにコインパーキング多数 |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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新大久保駅と東新宿駅の間、大久保通り沿い「伊予路」肉南うどん800円をずずずずっっっっ。
外観はいかにも長く営業している街のうどん屋さん。伊予路、という店名から四国松山を想像しますが、店名の横に「関西風手打ちうどん」と書かれています。む?と思いましたが、そもそも昨今の讃岐うどんブーム以前から都内で営業されているうどん専門店は少なかったですし、そういうお店ではあっさりした色黒でないかけ出汁のことをわかりやすく「関西風」と表記されていることもあるので、おそらくそういう意味なのでしょう。
店内はカウンター席と並行してテーブルが数卓、そして奥に大テーブルがあります。暖色系のやや落とし気味の照明が実質居酒屋っぽい雰囲気。メニューはすうどん・ざるうどん650円から天釜うどん1,350円まで。丼ものや伊予路うどん定食他セットメニューもあり、あさりうどんやおでん鍋うどん、冬季限定の牡蠣鍋うどんなども気になりますが、今回は肉南うどんをお願いしました。
運ばれてきた肉南うどんは、肉とネギの間から出汁の香りが強く立ち上ります。昆布といりこの他、お店の隅にある箱から、枕崎産の宗田節や千倉の房州節などを使われているようです。先に出汁をすすると、力強さを備えながらも、どこかほっとする、身体の隅々にまでしみとおるような味わい。続いてうどんを。ちじれの入った手打ちの麺、これもびよーんと心地よく伸びるコシがあります。しかし硬さは全く無く、しなかやながらも優しさのある麺です。いや、これは美味しいうどんだ。。
たっぷりの肉とネギ、特にネギはさっと煮た程度でしょうか、軽く加熱されたネギの甘さとシャキッとしたはざわりが楽しい。意外にも肉は麺・出汁の個性が強くてやや存在感が控えめですが、柔らかく出汁にそっと寄り添うような存在で、これはこれでおもしろい。
いやー温まりました。ご年輩の大将と奥様でしょうか、時折常連さんと会話をしたりと、和やかな雰囲気。アルコール類は特に銘柄等書かれてませんが、お客さんのリクエストで冷蔵庫から獺祭が出てきたりと、なかなか懐深そうなところもありました。このあたりで食事をとる機会はあまりありませんが、また訪れることがあれば他のメニューもいろいろ試してみたいです。ごちそうさまでした。