元気をもらった
「あの時、こうしていれば、、、」的に自分の勝手な判断で問題が発生し、時間をおいて大きくなってるパターンに陥った。
これは34年間生きてきた中で結構繰り返されている、自分の詰めの甘さ。
そんな時はやはり自己嫌悪に陥り、落ち込むわけだが、ここで神妙な顔をして「反省してます」を会社から出て続けても良いことはない。
コンビニやファストフードで食事を済ませてはダメだ。
明日を戦うために飲んで、食う。
もう、ここに呼ばれていた。
カウンターに座り、瓶ビール。
ガツのピリ辛醤油炒め。
ニンニクのガッツリ効いた、パンチのある餡を手包みした餃子。
下味のしっかりついた揚げたての唐揚げ。
しめに色彩豊かな炒飯。
隣ではおかみさんが同じ炒飯を賄いで食べていた。
その向こうでは大将が常連と思しき中年女子4人組と楽しそうに話していた。
そのテーブルに置かれた黒霧のキープボトルには「ブスでごめんね」と書かれていた。
ここは生きる力で溢れている。
明日も頑張らねばとレモンサワーのグラスを空にして、店を後にした。
ラーメン、美味い
近くにある居酒屋、「しばらく」の大将にこの一帯は昔、札幌ラーメンの激戦区だった過去を聞く。
高田馬場のえぞ菊が全盛期だった頃らしい。
確かもう馬場にはないはず。
学生の頃、毎日のように前を通ったけど、当時既にオールドレジェンドというか、「今は昔」的存在で足が向かなかった。
もうこの辺で所謂、街中華というとこの店しかないはず。
そんな話をしていたら、どうしてもラーメンを食べたくなるのは人の常。
鰻の寝床のような細長い店内。
カウンターに座り、卓上のスポーツ新聞をのける。
「ラーメンください」
60代後半くらいの老夫婦がホールを司り、その遺伝子をもろに受け継いでいらっしゃる若大将が厨房を担っている。
わかめ、なると、メンマ(ではなく、支那竹と呼びたい雰囲気)、小さな叉焼が一枚という布陣。ネギが割と多めでシャキシャキとした食感がスープや麺をすすった時に加わっていいアクセント。
鶏ガラ、少し煮干し、醤油、ショウガな東京ラーメンスープ。
いつまでも飲んでいたくなる。
予想より太い縮れ麺が唇に当たる感触が心地よく。
ありがちなかん水臭さもなく、これはとても美味い。
新大久保といえば、ワインコインダルバート=ネパールのカレー定食が一部マニアに有名だが、このワンコインラーメンも非常に侮れない一皿。
冷やし中華が始まっているようだが、とても興味をそそられており、再訪は固い。
食べログでフォトジェニックなバルや有名店で有志を募って食事会もいいのかもしれないけど、こういうお店でもやりたいところ。
王道と正解の店
界隈唯一の町中華といっても過言ではないだろう。
この辺に越してもう一年過ぎたけど、町中華好きなのになぜか足を踏み入れてなかった。
町中華とはわかってはいたが、何となくぱっと見の外観が大陸中華ぽくて、昔ながら感に欠けているからかも知れない。
今日はなんだかとても瓶ビールと餃子の気分だったので自然と会社帰りの晩酌はこちらになった。
鰻の寝床のような奥行きのある作り。
カウンターに座ると足の悪い大将がお水を持ってきてくれた。
ガラス越しの厨房には女将さんとおそらく息子さんらしき人が待機。
とりあえず、中瓶と餃子を貰うことにする。
魅力的なレギュラーメニューの他にホワイトボードの手書きメニューがあるのだが、そちらも酒に合う一品系が羅列されており、喉がなる。
シューマイも捨てがたいよなぁ。そんな感じ。
まずはよく冷えた麒麟さん。ほうれん草の胡麻和えがサルビスで付いてきたのが嬉しい。こういう家庭的な副菜は有難い。ゴマと少しの砂糖の甘みを打ち消すかのような醤油からさがワイルド。ビールが進む。
しばらくして、餃子が焼きあがる。
少し小ぶりながら、6枚も載っている。
カリッと焼けた表面。もちっとした裏面。野菜の方が少し多い印象だが噛むとジュースが溢れる。
思わずほくそ笑む、王道の美味しい餃子。
しばし、これとビールとを楽しむ。
餃子がなくなりかける前にチャーハン単品をお願いした。
息子氏(推定)が鍋を振り始め、すぐに完成。
これまたビジュアルでもう正解とわかるチャーハンではないか。
おっぱいでいうところのCカップくらい。ややこぶりながら形が良い。
ねぎ、玉子、ナルトの切れ端、チャーシューの切れ端というナイスバランスの具材。特にナルトが入ると色味が段違いで変わってくるのである。
少ししっとり。味は少し薄め。課長をあまり感じ過ぎないのがまた良い。
付属のスープも生姜の効いた昔ながらのアレで、醤油ラーメンの美味さも想像に難くない。
途中、隣に中国人留学生と思しき青年が入ってきて、「チャオファン」とネイティヴな発音で大将に言ったら通じなくて、「ちゃーはん」といい直していたのには思わず笑いそうになった。
数多ある新大久保のリアル現地系中華ではなく、あえて、彼が日式中華の炒飯を食べにきてくれたことが何だ誇らしかったし、嬉しかった。
Restaurant name |
Tai Mei Hanten
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Categories | Chinese、Cafeteria |
03-3369-7756 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都新宿区百人町1丁目9-14 |
Transportation |
140 meters from Shin Okubo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
24 Seats ( カウンター8席、テーブル8席、小上がり8席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Sports TV |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
昨日飲み過ぎて朝、昼とまともに食べられず。
夕方頃、やっと回復してきて腹が減ってきた。
何故か頭に思いついたのはレバニラ定食。
チェーン店でのそれもいいけど、折角なので新大久保唯一の町中華で食べよう。
レバニラ炒めはそれはそれでメニューにあったけど、レバーと野菜の旨煮というのが気になり、それに。
旨煮そばがトロトロの餡ベースなのと同じです醤油餡が野菜とレバーと絡まったものだった。
シャキシャキ野菜のレバニラもうまいけど、このスタイルもありだな。
ライスは半分にしたので、比率を計算しながら食べた。
味噌汁が美味い。
町中華なのに中華スープではなく、わざわざ味噌汁というのは珍しいような。
隣のお客さんが注文した生姜焼き、うまそうだったなぁ。
ここ、ライスの大盛りならぬ、おかずの大盛りがあるのね。