Restaurant name |
移転Mekon
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Categories | Thailand cooking、Curry |
Address |
東京都豊島区西池袋3-26-5 ニュー松本ビル B1F |
Transportation |
池袋駅西口C1出口から600m、メトロ要町駅から300m 309 meters from Ikebukuro. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
30 Seats ( テーブル2人がけ15席) |
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Maximum party size | 30people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Wide seat,Wheelchair access,Wheelchair accessible |
Drink |
Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails |
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Food |
Vegetarian menu |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2023.12.1 |
Remarks |
ランチ時間帯は予約不可。 |
池袋西口、芸術劇場向かいのビルの地下、タイ・レストランのメコンである。
元来、こういう方面の東南アジア系の料理を、全く理解していない人間である。
でも、毎度書いているように、時折トムヤムスープが無性に飲みたくなるのも事実である。
僕のタイレストランのレビューでは、そのトムヤムスープが今までもメインとなっている。
さて、この店、池袋西口のタイ料理店の中では老舗である。いや、昭和63年(1988年)、国内のタイ料理店としてもまだまださきがけの時期に開業したとされている。
随分前に地元の御仁たちに連れてきてもらったような記憶もあるが定かではない。
少なくとも自分自身の意志だけで入るのは、初めてだろう。
「クァティオトムヤム」(1,100円) ーー 写真の通り。
日本語で「トムヤム風味のきしめん(湯河粉)」と書き添えられている。
「 ก๋วยเตี๋ยว」がクァティオ(クァイティオ、クイティアオ)で、米から作られた麺を意味する言葉であるが、同時にそれを用いた麺料理そのものも意味するらしい。
「ต้มยำ」がトムヤムで、トム(ต้ม)は「煮る」、ヤム(ยำ)は「和える」らしい。
この店のクァティオトムヤムは、具材にエビとマッシュルームが入っているので、「クァティオトムヤムクン」でもイイ気がする。
中海老でシッカリした味わいもある。
麺は、米粉の中細平麺。ブチブチ切れるタイプ。
スープは、特段の注文はしていないが、辛さも酸味もマイルドな印象。
今まで食べた経験でのあえての特徴は、海老の頭の処理と入れ方なのか、海老味噌がスープの風味にそれなりに加わっている印象。
全体的には、強さはないが、優しくほっこりで美味しいと思った。
「ムーサテ(小)」(660円)は、「豚肉のサテ串焼き」と書かれている。サイズを小サイズにした。
「หมูสะเต๊ะ」、「หมูส」が豚肉、「ะเต๊ะ」がサテで、イスラム風串焼きとかインドネシア風串焼きとか書かれている。
ココナッツミルクまたは牛乳にスパイスとカレー粉などを入れた漬け込みダレで豚肉の薄切りに下味を付け串打し、炭火などで焼いてムーサテ用の漬けダレで食べるとされている。
この店のムーサテは、焼きの香ばしさと豚肉自体の味わいがよく出ているので、漬けは浅い方なのかも知れない。でも、スパイスの独特な風味も淡く感じられる。
専用のタレのようなモノが2種類出され、1つは甘辛のココナツベースのソース。もう1つは、やや甘めのお酢のような液体。
ココナツソースはのせて、甘酢っぽいのは浸けて食べた。
豚肉の焼きの香ばしさがクセになる感じで、コレ、かなり気に入った。
「パッチャオタレ(小)」(770円)は、「シーフードの辛口炒め」と書かれている。
「ผัดฉ่าทะเล」忠実にカタカナにすると「パッ(ト)チャータレー」となるらしい。
でも、これの語源、調べても3分以内に正解にたどり着けなかったから、諦める。(笑)
日本語の説明通り、シーフードの辛味炒めであり、この店の場合、イカがメインで、エビとベビーホタテ少々的な感じ。
ソレに、ピーマン、パプリカ、玉ネギが一緒に炒められている。
レモングラスの軸っぽいモノも結構入っていたが、風味付けであり食すモノではないだろう。
海鮮好きとして、こういう感じは間違いない。
中華料理のようでもあり、食べ慣れている感もあり、安心して美味しく食べた。
「タマリンドジュース」(350円)、地元のドンキでも缶ジュースとして普通に売っているが、きっとココ数年で、コレは何気なく好きになった。
タマリンドそのモノも、近い将来、スーパーなどで普通に並ぶのではないかと思う。
「もち米入りココナッツアイスクリーム」(440円)、もち米が敷いてある上に、ココナツの実入りのココナツアイスクリームがのせてある。トップの黒い物体はレーズン。
特に四川などの中華料理の杏仁豆腐といい、東南アジア系の料理のこういう系のデザートは、きっと嗜好の云々でなく、どこか理にかなっている食べ物なのだろうと思う。
辛いものや、スパイスの何かを、最後に落ち着かせてくれるような気がする。
ほっこりして、美味しかった、となる。
ごちそうさまでした。
店員さん、親切に丁寧に、いろいろ教えていただいた。
今後は、今まで以上にタイ料理に親しんでみようとも思った。
(文責:京夏終空、2023.1.11)
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