Restaurant name |
C3(C3)
|
---|---|
Categories | Cake |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3986-9223 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 B1F |
Transportation |
85 meters from Ikebukuro. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
|
---|---|
Service |
Take-out |
Website |
「芦屋のお嬢様」。
なんて、最近も言うのだろうか?
僕が関西に在住時は、子供の頃から、そういう言い方をよく耳にしていた。
この「C3」の運営母体は、「アンリ・シャルパンティエ」のブランドでも展開している「株式会社シュゼット」だと云うコトである。
1969年の芦屋生まれらしい。
過去に「アンリ・シャルパンティエ」のレビューでも書いたかも知れないが、この会社の指針の一つに、「商品、店舗、接客すべてにおいて、お客様がお菓子を囲むシーンを想い浮かべながら、五感に訴えるストーリーを描く。」というコトが書かれているが、そのストーリーという部分が、とても重要なのだろうと感じる。
京の和菓子などでも、物語は存在する。
洋菓子において、そもそも論としてストーリーが語られてきたのかどうかはよく知らないが、この店の菓子類には、ソレが強く感じられるような気がする。
「ティラミスカップ」(497円) ーー 写真の通り。
洋菓子に詳しくない人間であるが、全体を通して美味しかった。
コーヒーの味わいが下支えしている感じのスイーツ。
構造的には説明されている通り、上にふわとろマスカルポーネクリームがあり、カップ内には、ティラミスクリームとコーヒー味のスポンジが交互になっている。
イタリアンロースト寄りのコーヒーと合わせて食べたのだが、その味に負けないコーヒー風味は、強いな、と思った。
ソコで、芦屋のお嬢様をフト思い出したのである。
可憐だが、芯の健気さも・・・。
出会いは、ふわとろっと甘い。
あとは、甘さと強さが交互に見え隠れする。
波長を合わせるのは簡単ではないのだがが、ハマったときは、とことん合う。
ソレが、僕の感じたストーリー。(笑)
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
*2013年12月の、評価を「3.5」とだけした下書きが残っていたが、今回抹消更新した。
(文責:京夏終空、2023.9.6)
(72件/3.12)