Restaurant name |
Kakino Ha Sushi Hompo Tanaka
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-5949-2194 |
Reservation Availability | |
Address |
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 B1F |
Transportation |
167 meters from Ikebukuro. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Non-smoking/smoking |
− |
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Food |
Particular about fish |
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Occasion |
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Website |
奈良・五條、「たなか」の柿の葉すし。
日本の伝統を大事にしたい。
とか言う想いでなくとも、純粋に美味しいと思う。
「米」、「酢」、「魚」、そして「柿の葉」。
単純明快ではあるが、深い。
材料にもう一つ二つ加えるなら、「知恵」と「時間」であろう。
子供の頃、オヤジが夜遅く一杯ひっかけて帰ってきた。
手には、寿司桶。
今思えば、その寿司桶の大きさの違いは、オヤジの散財の大きさに比例していたのかも知れない。(笑)
兄弟が群がって食べるのだが、デカい寿司桶を持って帰って来ると、深夜の時間帯、余る。
で、冷蔵庫などに入れて翌朝食べる。
寿司が冷たくなって、酢メシの表面も多少パサついて、状態は明らかに悪くなっている。
しかし、タネによっては、この二日目の寿司の方が甘く美味しく感じる場合もあるのだ。
機械のハードとしての冷凍冷蔵技術は目覚しく発展したが、その影で置き去りにされたモノもある。
ソレを、「伝統」と呼ぶのなら、そういう部分もあるのだろう。
この「柿の葉すし」という商品。
詳しくは、ホームページに充実している。
奈良県五條市。
紀伊半島のど真ん中のような山の中だ。
その海からの距離感が、先人たちの知恵で、こんな美味なるモノを生み出したのだ。
日本各地にある「ナレ」寿司のいろいろ。
よくよく味わって食べたい。
(文責:京夏終空、2021.2.13)
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