池袋東武プラザ館、デリマーケット「ニコデリ」。【2nd】
この店が中心になり、デリマーケットが活気づく。
2017年10月にオープンしたデリマーケットであるが、動線的にパン屋が目立つ感じで、奥の方の様々なお店は今一つ注目度が低いようである。
地元民として3ヶ月ほどデリマーケットを利用した感覚で使えそうなお店を、今後、何店舗かアップするつもりである。
この店、デリマーケットの中の中心部に位置し、解放通路の店なので、普通のスーパーマーケットのように、ショーケースや陳列棚から好きなモノをチョイスし、専用レジで会計する方式の店である。
食材・食品・弁当・飲料から菓子類まで幅広く取り扱う。
後で知ったのだが、同じデリマーケットに出店している「杜のこんだて鐘崎」の商品を置いていたり、パックの寿司類は本館デパ地下の「魚力」の商品を並べていたりする。
この「ニコデリ」の全容はなかなかつかめないが、カップラーメン・レトルトカレー・飲料などの中にも、今まで見たコトがないような商品も紛れ込んでいてなかなか面白い。
一番の注目は、弁当コーナーの「エアポートデリカ」と銘打った弁当の数々ではないかと思う。
「元祖かに寿司」(1,080円) ―― あの鳥取名物「アベ鳥取堂」の8角形のカニ寿司弁当である。明治43年創業と云う老舗で、駅弁としても知られている。
弁当の一面に錦糸卵と、ほぐしカニ身がまぶされていて、更に、カニの足身が3本程度入っている。
昔よりややカニ身が少なくなったような気がしないでもないが、弁当である以上、冷めていても美味しいという観点から優秀な弁当であると思う。
特に、海鮮類は、一歩間違うと生臭かったりするケースが多々あるが、このカニ弁当はむしろ冷めているコトにより、カニの旨みを上手く出しているような気がする。酢飯との相性も良い。
「ヨシカミ ヒレカツサンド」(670円)、「ヨシカミ ロースカツサンド」(700円) ―― 浅草の「ヨシカミ」のサンドイッチである。ヨシカミの甘辛の独特のソースがカツサンドを盛り上げる。
「羽田最強タッグ ヨネスケ&ヨシカミ弁当」(800円)というモノもあり、ヨネスケのこだわり天むすとヨシカミのロースカツサンドが入っている。
「賛否両論 季節の二段重」(1,620円) ―― 東京駅などでも買って食べたコトがあるが、個人的に否定的な見方をしていたが、数をこなすうちに納得するようになってきた。
食材の一つ一つ、味付けの一つ一つに、妥協の無さが伝わってくるようになった。
他にも「銀座旬彩 そら弁」「柿の葉寿司」など人気弁当が多い。
で、平日の閉店21時前に、半額セールなどするものだから、毎日のように、この店のレジは長蛇の列となる。
おそらく、デリマーケット内では、一番の行列だろう。
入ってスグのパン屋も出来た当初は行列の日が多かったが、この店の行列はずっと持続している。
もし、20時半過ぎに池袋西口にいたら、ぜひ寄ってみて欲しい店である。(笑)
あぁ、菓子パン類のコーナーに、北海道の「ミルクカステーラ」(108円)というモノがあるのだが、何故だかハマっている。
あと、ツレが飲料コーナーにある「飲むミドリムシ」(260円)にハマっている。
乳酸菌の働きがよく、便秘にイイのだとか何とか…。
でも、冷蔵庫を開けた時、「ミドリムシ」というコトバが並んでいる様は、夜中にドキッとしたりする。(笑)
ペットボトルタイプだが、かなり大きな文字で「ミドリムシ」と書かれている。(-_-;)
(文責:京夏終空、2018.2.4)
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Restaurant name |
Nico deli(Nico deli)
|
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Categories | Other |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3981-2211 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
東京都豊島区西池袋1-1-25 池袋東武 B1F |
Transportation |
池袋駅 61 meters from Ikebukuro. |
Opening hours | |
Average price |
¥1,000~¥1,999 |
Average price(Based on reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Private rooms |
Unavailable |
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Non-smoking/smoking |
Smoking allowed The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Available |
Occasion |
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Website |
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/tnb/event/foodzone/zone03.html |
プラザ館デパ地下では、一番利用している店。
まぁ、商品の多様性もそうなのだが、意外にキチンとした弁当類などが、閉店時間近くなると、かなり思い切ったオフをするので、ついつい立ち寄ってしまう感じでもある。
この店、いくつかの島に分かれている。
一般的な食材コーナーや飲料コーナーや、菓子類のコーナーもある。
同じ東武内に出店している店々のモノも多い。
寿司コーナーでは、本館デパ地下の「魚力」の海鮮丼や握り寿司。
同じフロアの「杜のこんだて」の惣菜類なども。
他にも、空港などで取り扱う弁当類も多い。
富山のます寿司や、北海道のいかめしなどのようなモノから、名店の空弁的なモノまで。
今回買って食べたのは、弁当とサンド系2つをメインに、あとはいろいろ。
「京都・たん熊北店、黒毛和牛すき焼き弁当」(1,300円)
たん熊北店やモリタ屋、何だか、スゴく有名になった感があるが、僕は、三嶋亭派。でも、ホントは、キムラだったりする。(笑)
いや、この弁当、普通に美味しい。冷めてもイケるコンセプトだから、やや薄味のすき焼き。
「築地・丸武、玉子焼サンド」(650円)
築地場外の店頭で焼き立てを食べる雰囲気とはまた違う味わい。
甘さより、塩分が立つのは、そういう作り方をしているからだろう。
「浅草・ヨシカミ、ロースカツサンド」(700円)
ヒレとロースがあるが、この東武では、いつもロースが先に売り切れる感じがする。
ロースの方が、ちょっと高いが、ちょっと大きい。(笑)
肉感よりもソースの雰囲気が、ヨシカミなんだろう。
この3つを一気食いするバカである。
腹が減っていた。
で、満足。ごちそうさまでした。
ずいぶん前に、日清カップヌードルのCMで、マンモスが出てきて「hungry?」というのがあったが、今でも僕は、たまにソレを自分に問いかける時がある。
仕事上での、いわゆるハングリー精神というモノもあるが、そうではなくて、純粋に、腹が減っているかどうかを問うのだ。
僕らは、意外に、ホントの意味で、ハングリーな時間は、少ないのかも知れない。
ハングリーこそが、最大の調味料だと言った人もいた。
「脱グルメ考」の第一歩は、ホントのハングリーであったりする。
(文責:京夏終空、2019.8.19)
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