Restaurant name |
Nikujiru Udon Okumura
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Categories | Udon |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都豊島区池袋1-1-3 |
Transportation |
397 meters from Ikebukuro. |
Opening hours | |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
11 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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コシの強い讃岐麺に、関東風の濃い汁が合うのか。
それが見事に調和した一杯となりました。
以前池袋の街を徘徊していた際に偶然発見した同店。
先日TV番組でも取り上げられていましたが、西日本のうどんの大消費地が香川県だとしたら、東日本は埼玉県なんだそう。
確かに番組でも取り上げられていた通り、埼玉県はエリアごとによってうどんのバリエーションが豊富です。
その中でも新座市を中心としたエリアで供される「武蔵野うどん」は讃岐うどんに引けを取らないくらいの味わいが特徴。このお店では武蔵野うどんと讃岐うどんのハイブリッドの一杯を提供というのだから期待が高まります。
注文は食券制。今回は肉汁うどんの大盛でオーダー。食券を渡してから待ち時間は10分近くあったでしょうか。生麺から茹でているのかもしれません。
到着したのは2つの丼。一つは豚バラ肉たっぷりのつけ汁。結構脂がしっかりとの浮いていて、二郎系ラーメンの様にも見えます。
そして麺の丼は丼の3分の2以上を占める山盛りで登場。2種類のうどんが折り重なっているのが見て取れます。
まずは麺を浸す前の汁を味見。鰹ベースの豚の脂の旨みが染み出したこってり系の味わい。果たして2種類のうどんはこの味わいを受け止めてくれるのか。
最初に武蔵野うどんの特徴的な、幅広の平打ち麺から味わってみますが、この順番が当たりでした。
つけ汁をほどよくからめる事のできる幅広麺は、わかりやすい例えでいえば味を染み込ませるはんぺんの様。ただしっかりと噛みごたえのある歯ざわりは、やはりうどんなのだなと実感させてくれます。
幅広麺か2本ほど入り、あとはのどごしの良い表面が艷やかな讃岐うどんを、一心不乱に啜っていきます。
讃岐麺は濃いめのつけ汁とあまり絡まず、鰹だしの香りだけをほのかにのせて喉の奥へと入り込んでいきます。
卓上に目を移すと、味変アイテムが所狭しと10種類並んでいます。この存在を忘れるほどつけ汁とうどんと格闘するのに夢中になっていました。
せっかくなのでにんにくラー油を垂らしてみます。ラー油はうどんよりもつけ汁にベストマッチ。フライドガーリックの香ばしい香りが豚バラ肉の野趣溢れる香りと、ピリリと辛い刺激につけ汁がスープとしての一品料理としてランクアップした様に感じます。
うどんを先に食べきり、残りの豚肉とつけ汁の旨みを堪能してあっという間に完食。
大盛麺500gに、お腹はすっかりはち切れそうになりましたが、ボリュームだけでなく味わいにも納得。麺の味わいは本格的、つけ汁もご飯のお供としておかずになるのではと思わせるくらいの味わい。
これで訪問当時は1,000円しないのですから、コスパもかなり良いと感じざるを得ません。
1つ苦言を呈するのなら、店全体の雰囲気が照明も含め暗いかなと感じさせますが、一心不乱に麺を啜るため集中する空間と考えれば気にならないかもしれません。
讃岐うどんにボリューム感を求める方なら、本場の讃岐うどんに慣れた方にも一度食してほしい一杯です。
ごちそうさまでした❗❗