Restaurant name |
Mejiro Sushi Ozaki
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6908-0506 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都豊島区目白3-13-1 コトブキビル 3F |
Transportation |
203 meters from Mejiro. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
8 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 6 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 喫煙スペースあり |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Website | |
The opening day |
2017.6.20 |
地元に本格的な鮨屋ができたということで、是非伺いたいと思いながら、半年が経ってしまった。
インスタグラムでお店のフォローをしていて、親方の人柄の良さは、なんとなく感じていたので、初訪問はそれほど緊張しなかった。
アルザスの白ワインをグラスでいただき、日本酒の品揃えが豪華だったので、勝駒大吟醸、黒龍石田屋と飲み進めた。
お料理は、基本お任せで、つまみや焼き物をいただき、こちらの頃合いで握りと巻物にしていただいた。
青森の平目と北海道の松皮カレイの刺身とエンガワの食べ比べに始まり、平貝と赤貝の苺酢味噌、カワハギの刺身と肝のトリュフがけ、つぶ貝の塩胡椒、蒸しアワビ、ノドグロの焼き物、迷い鰹の刺身、白子の揚げ物、佐渡天然ビーツで挟んだ鰤のヅケ、蟹の脚と蟹味噌の和えたもの、自家製からすみ、コノワタの茶碗蒸し、つぶ貝のレバ刺し、握り8貫(スミイカ、中トロ、赤身のヅケ、江戸前カマス、サバ、鯵、穴子、コハダ)、雲丹巻きの食べ比べ(昆布森の海水、箱盛り、網走の箱盛り)、奈良漬巻き、かっぱ巻きといただいた。
親方は、とても柔和な方で、押し付けがましいところがなく、とことん私の好みに合わせくださった。
親方と私の間にちょっとした初対面の緊張があったのを感じた。親方も手元が狂ったのだろう、はじめの方の二皿ぐらいはちょっと振った塩がきつかった。それもご愛嬌、次第に緊張がほぐれ、次々と良いタイミングで出される品々は、極上の素材に絶妙の塩梅で、たいへんおいしくいただいた。ノドグロの焼き物は焼きめがほどよく入り脂がじわっとしみ出し、茶碗蒸しはこのわたの旨味が際立ち、たいへん美味であった。
マグロは、やま幸の仕入れで、その他の魚は、築地に出向き、親方目利きの仕入れとの由。
シャリは、こしいぶきの古米で、一粒一粒が立っている。酢は三種類をブレンドしたもので、控えめで、私好みであった。
給仕の方の入れたお茶は、渋味がなくてとても美味しかった。
親方の聞き上手にのせられて、知ったかぶりをして、三流グルマンであることがバレてしまったのが悔やまれる。
これだけ良いお酒をいただいて、これだけの内容と品数をいただいて、3枚超を覚悟したが、2枚ちょっとだった。はじめまして価格ではないとのこと。
旨くてもう少しリーズナブルなお酒がたくさん揃っているので、腹八分にすれば、2枚で十分楽しめそうである。都心部ではあり得ないお勘定である。
目白に居心地の良い本格的な鮨屋が根付こうとしているのを感じた。
カウンター8席(個室も別にあるようだが)のこじんまりとしたお店で、満席のことも多いので、予約したほうが良いと思う。
これで、四谷や青山、銀座あたりまでいかなくても、近所で旨い鮨がいただけそうである。