Restaurant name |
Fuudo Ka Tourin Dou
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Categories | Japanese sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3400-8703 |
Reservation Availability |
Reservations available
FAX:03-3409-5704 |
Address |
東京都港区北青山3-6-12 ヒューリック青山ビル 1F |
Transportation |
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線【表参道駅】徒歩1分 56 meters from Omote Sando. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、VISA、Master) Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
Remarks |
【画廊併設】 |
the 3rd Burgerさんでゆっくりランチした後、表参道駅へ。次に伺ったのは、交差点のすぐそばにある和菓子の桃林堂青山本店さんです。
場所は本当に表参道の一等地中の一等地にあるのですが、これまで何度も目の前を通っていながら目に留まらなかったくらい地味な雰囲気のお店です。
店内に入ると、先日の四ツ谷駅前の寛永堂さんと同様、初老の女性スタッフお二人が迎えてくれました。
買い求めたのは、事前にリサーチして決めていたとおり、桃林堂さんの看板商品である小鯛焼き 270円、それから今の季節限定の上野櫻木 450円と桜もなか 350円(税抜)。お昼を回っていたので、最近訪れた他の和菓子屋さんでの経験から売り切れを心配しましたが、大丈夫でした。
会計をしながらスタッフの方にコロナウィルスの影響についてお尋ねしたところ、外の人通りは全く変化ないものの、来店客は半減したとのこと。こちらの主たる顧客である高年齢層の方たちが外出を控えているのが原因のようです。
何とかこの窮地を凌いで頑張っていただきたいものですね。
本日買い求めた3つの和菓子は、いずれも常温で賞味期間は4日間。明後日から連休に入りますし、四ツ谷の寛永堂さんで買い求めた和菓子もまだ残っているので、もちろん3つともすぐにいただきました。
小鯛焼きは、名前は鯛焼きですが実際は浅草の人形焼を鯛の形にしたような和菓子。体長僅か8センチほどのミニサイズ。包装には小豆のつぶ餡と書いてありましたが、殆どこし餡に近い餡でした。サイズもお味もちょっとしたお茶のお供に打ってつけです。
上野櫻木は、米粉に山芋を加えて練ってから蒸した和菓子。上半分が桜色、下半分が若葉色に染められていて、上面に塩漬けされた桜の蕾が載っています。見た目と桜の風味の両方で、桜の季節を感じさせてくれます。
欲を言えば、和菓子なので2色の色付けには着色料ではなく天然の素材を使ってもらえると、より安心していただけると思います。
桜もなかは、白いんげん豆のつぶ餡に刻んだ桜の葉を練り込み、それを真っ白な最中種で包んだ、まん丸の小さな最中。最中種の上面には桜の花の絵が描かれていて、これまた見た目と桜の風味により桜の季節を感じさせてくれます。
最中は余り好んで口にしない私ですが、最中にしては珍しく白餡でしかも完全なつぶ餡、さらに刻んだ桜の葉まで練り込んであるというのは、このお店ならではの創意工夫。気に入りました。
桃林堂さんは青山のこのお店が本店という位置づけのようですが、ホームページを見ると本社と工場は大阪府八尾市にあるので、元々は上方発祥の和菓子屋さんなのでしょう。
寛永堂さんに比べるとやや値段設定が高いですが、上方らしい和菓子の品の良さは共通しています。
店内に品数多く並べてあった、果物や野菜を砂糖漬けした「五智果」(ごちか)も看板商品の一つのようなので、いつかまた訪れる機会があれば買ってみようと思います。