Official information
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Kanzen Koshitsu Shabushabu Kyuu
(完全個室 しゃぶしゃぶ九)- Nearest station：
- Categories：
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- Budget：
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Online booking
Close
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Kanzen Koshitsu Shabushabu Kyuu
|
|---|---|
| Categories | Shabu Shabu (Japanese Steamboat)、Pork Shabu Shabu、Japanese Cuisine |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-8677 |
| Reservation Availability |
Reservations Only
If you have any allergies, please let us know when making your reservation. |
| Address |
東京都港区西麻布1-4-43 ニシアザブNKビル 2F |
| Transportation |
7 minutes from Roppongi Station on the Hibiya Subway Line 10 minutes from Roppongi Station on the Toei Oedo Line 516 meters from Roppongi. |
| Opening hours |
|
| Budget |
￥20,000～￥29,999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥40,000～￥49,999
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| Method of payment |
Credit Cards Accepted （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
| Table money/charge |
Separate service charge: 15% (20% service charge will be applied if reservation is made after 24:00) |
Seats/facilities
| Number of seats |
18 Seats |
|---|---|
| Maximum party size | 10people（Seating） |
| Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people 1~2 people, 2~4 people, 6~10 people |
| Private use |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
| Parking lot |
not allowed There is a coin parking nearby |
| Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Couples seats,With power supply,Free Wi-Fi available |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
|---|---|
| Food |
Particular about vegetable,English menu available |
Feature - Related information
| Occasion |
|
|---|---|
| Location |
Secluded restaurant |
| Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,BYOB,Sommelier,Take-out |
| With children |
Please contact us in advance if you are making a reservation with children. |
| Dress code |
none |
| Website | |
| Phone Number |
03-6432-9378 |
| Remarks |
3 rooms, completely private rooms only |
初春から始まり暑かった夏を跨いだ長期間の我が家の工事も秋の初めにやっと終わり、お互いにお疲れ様ということでちょっと良いところで食事しようと家族で伺いました。外には店名がなく、場所も六本木と乃木坂の間の閑静な場所にある隠れ家のようなしゃぶしゃぶ割烹だそうです。
相方の後についていくとごく普通のオフィスが入っているようなビルです。エレベーターで上がるとシックな内装のエントランスがあり、そこが割烹であることが初めてわかります。これは隠れ家だわ‼︎すぐにゆったりとした個室に通されました。家人が予約していたのは馬肉好きな私のために 馬刺しとしゃぶしゃぶ 40000円 のコース、内容は以下となります。なお、このコースでは2000円以下のドリンクの飲み放題が付きます。
・オスミックトマトジュース
・極上馬刺し盛り合わせ
・しゃぶしゃぶ
黒毛和牛 タン
宮崎牛 ランプ
神戸牛 ミスジ
宮崎牛 フィレ
・国産野菜盛り合わせ
・〆の長崎手延べ五島うどん
・-196℃ 氷の女王アイス
まずはプレミアムビールのイネディットとケルシュスタイルでお疲れ様の乾杯です。初めていただくイネディットはフルーティなテイストで食前酒としてピッタリです。バタバタと慌しかった数ヶ月を思い出しながらまったりとしていたらアミューズドブーシュがわりのトマトジュースが来ました。糖度を上げたトマトを使ったプレミアムトマトジュースはまるでフルーツのよう、ほんの少しですが濃厚で飲み応えがありました。これで気持ちと身体をリセットですね(^ ^)
程なくして馬刺しが運ばれてきました。フィレ、上赤身、ハラミ、大トロ、プレミアム三角バラが2切れずつ、どれも絹のような滑らかな断面を見せていて、これは極上の馬刺しです。特に三角バラが希少部位で、これは貴重な体験ができます。薬味はニンニク、生姜、浅葱、茗荷、タレは甘醤油、塩胡麻油で、それぞれタレと薬味のお好みの組み合わせで楽しみます。甘醤油は鉄板のタレですが、こちらの馬刺しなら塩胡麻油が肉の旨みを引き立ててくれ、上質の肉ならではの楽しみ方ができました。
ちょうど馬刺しがなくなる頃合いを見計らって、しゃぶしゃぶの準備が始まりました。こちらのポイントは2点、まずしゃぶしゃぶの出汁が鹿児島垂水温泉水の軟水を使い、水出し羅臼昆布出汁なのです。羅臼昆布だと煮出すと濃い黄金色で濃厚な昆布出汁になるのですが、予め水出しにしているのでクリアな透明感のある色味で嫌味のない昆布出汁になりそうです。そして2点目はタレと薬味が凝っています。タレは平兵衛酢ポン酢、中国産の唐辛子、山椒を使い、豚の旨みを加えた辛味ダレ、西京味噌を使ったフォアグラ胡麻ダレです。胡麻にさらにコクと旨みを加えるためにフォアグラを使うという発想は斬新です。しゃぶしゃぶはポン酢派の私ですが、このタレはかなり琴線に触れるタレとなりました。でも自宅じゃ絶対に作れませんねσ(^_^;) 薬味は白トリュフ塩、佐賀県嬉野産の無添加の柚子胡椒、自家製山椒味噌です。このタレと薬味を楽しむにはどれだけお肉が必要なのよ?と思ったら、実は用意された肉はやや厚めで大きなスライスが2枚ずつ、カット用の鋏が用意されていて、いろいろな味を楽しめるように工夫されていました。そういえば工夫はもう一つあり、肉や野菜を一旦置くための網付きの小鉢が用意されていました。出汁から引き揚げた肉や野菜をここに乗せて水分を落としてタレや薬味と共にいただくのです。しゃぶしゃぶはタレが薄まってだんだん味が薄くなって飽きが来ますが、これなら最後までタレ本来の味が変わらずに上質な肉の旨みをを引き立ててくれていました。これは目からウロコの食べ方ですね‼︎ 野菜もおかひじき、ほうれん草、レタス、椎茸、白菜、黄ズッキーニ、白ネギとたっぷりで新鮮な野菜なのでアクもなし‼︎そして肉と同じく汁を切ってからいただくので、タレや薬味の仕事がさらに光りますね。
〆は五島うどん、これ専用にしっかりと鰹を効かせた出汁の薄口、味変の自家製海鮮辣油が添えられ、ピリッと刺激的ですが帆立と干し海老を使った旨み増しになります。これは上品さを纏いつつキリッと後を締めるパンチのある一品でした。
デザートとして用意されていたのは、液体窒素でその場で作るアイスクリーム、フレーバーは柚子、マロン、バニラで、仕込みがあるのでコースの開始とともに選ぶのです。季節的にピッタリなマロンをチョイス、ボウルにアイスクリームのタネを入れて液体窒素を注いで撹拌とあら不思議、滑らかなジェラートに変化、佐賀県嬉野茶とともに科学と秋を楽しみました。
落ち着いた個室でゆっくりと極上のひと時を過ごす、連れてきてくれた家人に感謝です。なお別途サービス料10%がチャージされることを記しておきます。