Restaurant name |
Patous(Patous)
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Categories | French、European Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6807-4820 |
Reservation Availability |
Reservations available
電話予約は、営業時間を避けてご連絡いただけますと幸いです。 |
Address |
東京都港区麻布台3-4-14 麻布台マンション 1F |
Transportation |
東京メトロ「六本木一丁目駅」2番出口より徒歩8分 518 meters from Roppongi Itchome. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
8 Seats ( テーブル8席) |
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Maximum party size | 10people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Free Wi-Fi available |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Healthy/beauty food menu,Vegetarian menu |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,BYOB |
With children |
Kids are welcome
お子様のご予約は事前にご連絡ください。 |
Dress code |
スポーツウェア、ショートパンツ、サンダルでの入店はご遠慮いただいております。 |
Website | |
The opening day |
2020.8.13 |
Remarks |
※貸切予約ご希望のお客様は、人数・ご予算などお気軽にご相談ください。 |
◆ズッキーニのムース トマトジュレ
◆余市産紫雲丹と長崎産剣先イカのタブレ
◆猿島沖真鯵 燻製バターとサマートリュフ
◆駿河湾産赤座海老とジロール茸のリゾット
◆走水産太刀魚とじゃがいものパイヤッソン
◆岡山産夢白桃とセロリの冷たいスープ
◆フランスロゼール産仔羊ジゴのロースト
◆すもものソルベ 黒いちじくのジュレ
◆パイナップルのスフレ
◆ズッキーニのムース トマトジュレ
コートドールの赤ピーマンのムースのオマージュでしょうか。酸味の効いたトマトがムースに寄り添い、ズッキーニのほのかな苦味と甘味を引き立てる。
◆余市産紫雲丹と長崎産剣先イカのタブレ
タブレは酸味が強くさっぱり。雲丹とイカが咀嚼する程にねっとりとした舌あたりで濃厚な旨味を広げ、味わいがどんどんマイルドになっていく。口内でのグラデーションが美しい。
◆猿島沖真鯵 燻製バターとサマートリュフ
これはいけない。
薫香を漂わせる甘いバターと滋養溢れるサマートリュフが、共鳴し、官能をくすぐってくる。鼻にいすわる豊かな余韻に、骨抜きにされた。そこへ真鯵が、ねっとりと舌や歯茎に脂を滴らし、香りとまぐわう。
あぁ、こんなの反則です。
◆駿河湾産赤座海老とジロール茸のリゾット
一口運ぶと、ミソの旨味が押し寄せてきた。
いや、ミソだけではない。
ジロールの森の豊穣やバターの甘みも、ミソの奥からじわりじわりと顔を出し、米に染み込み、舌の上でゆっくりと味を開かせる。
噛むほどに、潰れていくほどに、米の甘みと共鳴して、旨味が細波の様に寄ってくる。
炒飯やピラフを許せない、白いお米至上主義者だが、「Patous」の「赤座海老とジロール茸のリゾット」に、信念が揺らいでしまった。
◆走水産太刀魚とじゃがいものパイヤッソン
揚がったじゃがいもによって、繊細な食感が引き立った太刀魚が甘い。ソースには潜むアンチョビの塩気も、その甘味を超えることなく、そっと持ち上げる。
◆岡山産夢白桃とセロリの冷たいスープ
当店の夏のスペシャリテ。旬の白桃とセロリの爽やかな青味とほのかな甘味が、ひんやりとした温度で、涼を感じさせる。
台風の影響が心配だったが、なんとか間に合った。
◆フランスロゼール産仔羊ジゴのロースト
これもまた、いけない。
扇情的な仔羊との接吻に、身体全体が弛緩する。
繊細な肉をゆっくりと噛むと、歯が優しく抱き込まれ、ゆるゆると肉汁が現れる。
そこにはロゼール産ならではの品格のある香りとぐっーとしなやかに伸びてくる濃い旨味があり、タイム漂うジュが絡むと、仔羊が色香を纏う。
噛むほどに膨らむ色気に口を濡らし、喉に落ちた後に残る余韻を味わっていると、すぅーと視界がぼやけていった。
◆すもものソルベ 黒いちじくのジュレ
甘味が濃い黒いちじくを、すももの酸味が引き立てる。
◆パイナップルのスフレ
ふんわりと甘い香り漂うスフレは、舌に乗せると、パイナップルの明るい甘味を広げ、淡雪の様にするすると溶けていく。上に乗せたアイスが溶けて混ざり合うと、味わいがリッチになり、温度の対比も楽しめる。