麻布十番:夜定食も夜ツマミ系も素晴らしい
2024.02
目指せ「麻布で夜の千円」シリーズNo.9は、網代公園北西の 和たま。
昼はメニューを絞ってランチ中華、夜はメニューを広げて中華系居酒屋をしてくれています。
個人的には夜は礼儀としては酒も頼むべきと思っていますが、女将さんは夜でも「お飲み物は?」とは聞かずに黙って水をだしてくれる気配りの人。
2月5日の週は親父さんが体調を崩していて夜のメニューが女将さんバージョンになっていましたが、それでも手頃で美味い料理を並べてくれました。
◆餃子定食(税込\1000)
夜DAY-1は、ジャスト千円の餃子定食。
麻ラーのBIG餃子より気持ち小さめ・中サイズ餃子ですが、しっかりした皮・歯応えある粗微塵野菜&旨味ある肉のバランスが完璧な具、そこに丁寧な焼きが加わってメチャ美味い。
付け合せの漬物&玉子焼、味噌汁も丁寧に作られたもので、「麻布の夜で約千円」メニューとしては大満足。
唯一、食べてる時は全く気にならなかったのですが帰宅時に家人のガーリックセンサーに引っかかったので、そこだけ要注意かと。
◆さば文化干し定食(税込\1160)
夜DAY-2は、予算を1200円まで上げて鯖の文化干し定食。
大きめ・厚めの文化干し鯖が2切れ乗った主菜のセットです。
鯖文化干しは仕入れモノと思われますが、丁寧に仕込まれたものと分かりますし、厨房で時間をかけて焼きを入れてくれた身肉は白飯との相性が完璧で、ニヤける美味さ。
付け合せの漬物&玉子焼とも安定しているので、これも「麻布の夜で約千円」メニューとして満足感があります。
◆軽呑み色々
「そう言えば夜に呑んでない」と思い出して、夜DAY-3は予算を積み増して生ジョッキ(\720)をお供に軽呑みしてみました。
新じゃが小芋の肉じゃが(小盛)は皮付きじゃが小芋のホクホク感が上々で出汁感もしっかり、烏賊げそバター醤油炒めは香り立ちが素晴らしくてビールが蒸発していきます。
〆はカレー、鶏挽肉(\880)or鶏カツ(\1050)から挽肉カレーをチョイス。唐辛子を前面に出しつつ根っこの旨味も感じさせるカレーは、丁寧な仕込みでした。
中盤の2皿の値段を忘れてしまいましたが合計2,500円くらい、満足感のある軽呑みでした。
実は2月5日の週は親父さんが体調を崩していて休み中、女将さんが厨房に立っています。
このため出せないメニューは店内メニューから消し、入口の近くには「できる料理が普段と違います」「ご了解いただける方だけ入店願います」「ご不便をおかけします」という趣旨の貼り紙があり、それを理解した常連さんが多く入店している印象でした。
ですので、一応はメニュー写真をUPしますが「レギュラーメニュー」「女将さん臨時メニュー」というキャプションをつけておきますので、そのことを前提に写真を見ていただければ幸いです。
親父さんが復帰したら、麻婆丼・中華丼(以上千円切り)、天津丼・蟹炒飯・海老炒飯(以上1100円)などなど食べてみたい・・・
【おまけ】
ランチレポ、写真&一言だけ
◆炒飯
しっとりパラパラ系で素直に美味い。驚きがスープで、何と具沢山の雲呑入り。
◆チャーシュー丼
肉が美味いしトッピングのネギの味付けが絶妙。今回も雲呑入りスープが美味い。
Restaurant name |
Azabu Wata Ma(Azabu Wata Ma)
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Categories | Ramen、Chinese、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3456-1661 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都港区麻布十番2-3-12 |
Transportation |
東京メトロ南北線麻布十番駅徒歩5分 121 meters from Azabu Juban. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
22 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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2024.02
目指せ「麻布で夜の千円」シリーズNo.11は、No.9 和たま の続編。
2月5日の週は体調を崩して女将さんに任せていた親父さん、19日の週には復活していました。
ということでマスキングが剥がされたフルメニューから2品&黒板料理1品にトライ。
DAY-1は酒なし定食オンリー、外看板に居酒屋と書いてるのに黙って水を出してくれる女将さんの気遣いに今回も感謝です。
◆レバニラ炒め定食(\1100)
上段の漬物・玉子焼・味噌汁は普段どおりのビジュアル、右下が主菜皿。
レバニラはモヤシの綺麗さとレバーの分厚さに驚き、そして甘いのにシャキシャキ歯応えの野菜とジューシーなレバーにニヤけます。
昨今の食材相場の高騰を考えるとメチャ嬉しい夜の(約)千円。
DAY-2はグラスビール(\600)に2品合わせてみました。
◆長芋ねぎ焼き(\720)
「出汁醤油がかかってるので、そのままお召し上がりください」と言い添えて出してくれた一皿は、和に寄った優しい香りたちの一皿。
予想以上に長芋たっぷり、というか100%長芋としか思えないベースにシャキシャキのネギを混ぜフワフワ食感に焼き上げてくれていて、これはメチャ美味い。
黒板メニューですが、売り切れ前に速攻確保すべき料理としてメモしました。
◆天津丼(\1100)
当夜の〆は天津丼。
ビジュアル的には超シンプル&玉子は具なしですが、食べてみると溜息しか出ない美味さ。
甘酢の刺激を限界まで抑えて出汁感を口の中に広げてくれる餡、具なしなのに旨味と不思議な香りを広げてくれる玉子、滅多に味わえない極上品だと思います。
2月5日の週は「なんで天津丼をメニューから外す? 女将さんでも作れそうな気が・・・」と思っていたのですが、親父さんならではの一皿と認識。
これは絶対のオススメです。
という感じの親父さん復活週でした。
外看板は「おやGの呑み処」という怪しすぎる店ですが、料理は本物で女将さんの気配りも素晴らしい。
麻布で何軒か夜の通い店ができつつあるのですが、ここも主軸に決定。