Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
最高の時期に極上の天ぷら
またまた素晴らしいお店に出会うことができた。噂では聞いていたが今回は予想をはるかに超えた身震いするほど天ぷらをはじめとするの美味しい料理を楽しませてもらうことができた。
いつもお誘いくださる食べ友には感謝である。こちらは2部制のようで今回は遅い時間での訪問となった。
10席あるカウンターはもちろん満席だったのは言うまでもない。
店内は間接照明の中、凛とした空気感は名店でのみ感じることのできるものであった。
そして大将は常連さんも一見の私にも分け隔てなく接して下さりとても心地良い時間を過ごすことができた。まずもって感謝したい。
とっても温和で人間的にも魅力的な大将なのだが仕事の動作も美しい。やはりトップの料理人の動きというものはジャンルを問わず似てくるような気がするのだ。こちらの大将はあくまでも自然体で、有名店にありがちな
『うちはこれだけ凄い食材でこれだけ手間暇かけている・・』
というよくある説明のような自慢話は全くなかった。こちらの料理を味わえば食材も料理も尋常ではないことはすぐに分かるので、変な先入観なく楽しめるのである。そしてとても人の良さそうな大将はこちらからの質問に対しては細かく答えてくれる。大将もそういうところを大事に思っているということをおっしゃっていた。
料理は驚きの最初が八寸からであった。
八寸
松葉ガニとイクラ、余市のあん肝、甘鯛とお浸し、銀杏の素揚げ
マグロの赤身のヅケ
天ぷら
海老天
エビの頭
キス
香箱蟹
白子と白トリュフ、出汁とバターの餡
桜エビのサラダ
天ぷら
シャトーブリアンの大葉巻き
サツマイモ
チーズと豚肉
海老天
〆の穴子丼
ミカンのゼリー
自家製わらび餅
確かに全く天ぷら屋さんの枠を超越した割烹のようであった。最初の八寸がそれを見事に表していた。
松葉ガニとイクラの組み合わせは見事だったし、あん肝もこれ以上のものはないのでは??と思えるぐらいの美味しいものであった。
そしてこちらの海老天は素晴らしかった。食べるともちっとした食感の最高級の活き海老を大将の技術でここまでの高みに持っていったようだ。これは凄かったなあ~~
またこの季節ならではの香箱蟹を剥いて甲羅に再び詰め、それを天ぷらにしたものを初めて頂いたが、とても美味しいものであった。特に身の部分と外子が旨い具合に混ぜてありメスのズワイガニの美味しさを余すところなく楽しむことができた。
そしてタラの白子の天ぷらの上には「これでもか!!」というぐらいにたっぷりの白トリュフをかけたものが出てきた。
そこで止めればいいのにカウンターではその上に何かかけている・・・
「わ~~っもったいない」
と思ったのも最初だけでその白トリュフと出汁とバターの餡が不思議と素晴しくマッチするのである。白トリュフの香りをわざと抑え出汁と合わせる・・そんな料理は初めてだったがこれにはノックアウトであった。
そしてそのあとは大将がきれいに同じ大きさに切った牛肉を取り出し大葉を巻き始めた。たきやさんのスペシャリテ シャトーブリアンの大葉巻きの天ぷらである。
断面はこれ以上望めないほどきれいなピンク色で見るだけでもうっとりするような光景であった。これをトリュフ塩で頂いたのであるがもう言葉も出ない・・・
こちらの店の底力を見た気がした。
デザートはミカンのゼリーとわらび餅の2種。最初から最後まで全く抜かりのない、そして居心地の良いお店であった。
食オクに出てたぐらいだから一般予約は受けつけていないのだろうなあ~~
それでもいつか機会があったら必ず再訪したい、そんな素敵なお店であった。
Restaurant name |
Takiya
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Categories | Tempura |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6804-1732 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
東京都港区麻布十番2-8-6 ラベイユ麻布十番 2F |
Transportation |
Toei Oedo Line "Azabu Juban" Station Exit 7 3 minute walk Tokyo Metro Namboku Line Aza "Fu Juban" Station Exit 4 3 minute walk 154 meters from Azabu Juban. |
Opening hours |
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Budget |
¥40,000~¥49,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥50,000~¥59,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
10 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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約1年ぶり、2度目の訪問である。こちらは常連さんしか予約ができない店ではあるが親切な友人の計らいでまたまた訪問することができた。いつもありがとうございます。。
たきやさんと言えば誰もが認める日本のトップクラスの天ぷらの名店である。その料理は天ぷらに限らず先付け、その他の料理も抜群に美味しいのだ。今回も冬の味覚を十分に楽しませてもらうことができた。
また話好きの大将は、まだ2回目の私にも気さくに話してくれ終始リラックスして食事を楽しむことができた。名店にありがちな重い空気感は全くなく、表現が適切かどうかは分からないがそこらへんの居酒屋で仲間とガヤガヤ過ごしている・・そんなアットホームな空間であった。
この日は
先付け
余市のあん肝
とらふぐのお造りの上に白子がけ
鮑の山椒煮
マグロ山かけ
天ぷら
活き車海老
車海老の頭×2
キス
サワラ
松葉ガニをかに味噌で
蓮根
とらふぐの白子に聖護院かぶらの擦り流しあんかけ
松葉ガニとイクラのサラダ
スペシャリテ
ヒレ肉と大葉の天ぷら
トリュフ塩で
孫芋(海老芋の子供)を大将の故郷の山口の味噌で
チーズの豚巻き
車海老
食事
とらふぐとカラスミ丼 河豚の味噌汁
デザート
いちごのゼリー
わらび餅
どれもメチャ素晴しい!!1月ということもありこの日は河豚が主役であった。河豚のお造り、白子の天ぷら、最後の河豚とカラスミの丼等々・・あらゆる食べ方で度肝を抜かれてしまった。
また天ぷらは車海老から始まり冬の味覚をいろいろと楽しませてもらうことができた。特に白子の天ぷらはあの形を留めたまま揚げてそこに聖護院かぶらの擦り流しあんで頂いたのだが、これがこの日の一番の感動したものだった。陳腐な言い方しかできないが「素晴しく美味しい!!」その一言である。
もちろん定番の牛ヒレ肉の大葉巻きの天ぷらも最高であった。これをトリュフ塩で頂くともう言葉も出ない・・・
最後の河豚の切り身にドバっと自家製のカラスミをかけた丼も最高であった。河豚とカラスミってこんなに相性が良いんだなあ!!
今回も最初から最後まで大満足であった。また機会があれば必ず訪問したい・・・そんな極上の天ぷら屋さんであった。