Restaurant name |
Torihei(Torihei)
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Categories | Yakitori (Grilled chicken)、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3449-7421 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都港区白金5-14-7 |
Transportation |
800 meters from Hiro o. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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【本日の独り言】
白金のアットホーム。
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小さな頃、母親とスーパーに買い物へ行く度に入り口付近によくある焼き鳥屋のタレの香ばしさに誘惑されていた。
そのいくつかの焼き鳥の中で一番好きだったのが、鳥皮のタレ焼き。
福岡には、都内ほど高級な焼き鳥屋はなく、ほとんどの串が安ければ今でも一本80円ぐらいから食べることが出来て、高めのさがりやタンでも200円ぐらい。
また、焼き鳥屋なのに海鮮の海老や下足などあって、それらも250円以内で収まる。
父親が飲んで帰ってきた時に、僕が鳥皮が好きなことをよく知っていたので、たまにお土産で買ってきてくれていた。
決して都内の評価の高いお店の鳥皮のように鶏の上質な脂の甘みと絶妙な焼き加減の食感を楽しむというレベルのものではないんどけど、カリカリに焦げ目がついて焼かれた甘辛い焼き鳥は、当時からもちろん今でも全然ありだと思っている。
福岡には鳥皮を専門に出すかわやという人気の焼き鳥屋もある。
鳥皮、そして豚バラ、ずり(砂肝)というのは、福岡では必ずみんな頼む定番の串。
都内で幼い頃、虜になっていた良い意味でチープなんだけど、美味しい串がないかと探していたところ今回のお店を見つけた。
先に言っておくと、ここは鳥平という名前だけれど、串て鳥肉を使っているのは、とりにくとつくねのみ。
他はすべて豚のもつ焼き。
鳥という文字を使っていて、実際には豚のもつ焼きを出す店はこの店だけにとどまらず、新宿の鳥茂もそうだし、歴史的なものがある。
その名残りで今でも鳥という名前を掲げつつも豚のもつ焼きを出しているお店は多い。
初めてここの焼き鳥を食べたのは、入り口の所に小さな窓があり、そこから持ち帰りを注文できるんだけど、そこで二本買った時だった。
その時買ったのが、シロのタレ焼きとつくねの塩焼き。
シロは食感がなんとなく鳥皮っぽくてその食感とタレの香ばしさが食べた瞬間に幼い時のあの感覚を思い出させてくれた。
値段も一本100円。
まさにあの当日夢中になったあの味に近かった。
持ち帰りのみでなく、実際にお店で食べてみたい!と思い、今回の訪問となった。
串はほとんどが100円。
一品料理も数百円レベル。
このロケーションでこの値段設定はとても魅力的。
店内の雰囲気も北千住にあるような親父の溜まり場みたいな感じで、こういう意表をついたセッティングに喜ぶ同席者も多いかと思う。
客層も親父ばかりと思いきや、常連っぽい若い男女も多く見かけた。
お店は家族でやられているのか、とてもアットホームな接客でなんだかホッとしてついつい長居してしまいそうな雰囲気さえある。
ちなみにお店の営業時間は22時までだけど、お客さんがいる限り、開けてある。
シロやつくね、タン、軟骨、とりにく、レバ、そしてメニューには記載されていないレバ刺しなどを注文。
レバ刺しは豚のものだけど、甘みがあって、臭みは多少あるけれど、鮮度がよかった、
ちなみにレバ焼きはしっかり焼きと表面だけを軽く炙るという中から好みを聞いてくれる。
両方の焼きに使うレバは使い分けているようで、軽く炙る方は早い時間でなければ、売り切れてしまう。
シロは相変わらず、タレの甘辛さとこんがり焼けた部分の香りのハーモニーが素晴らしく、追加でオーダーしてしまった。
一品も凝ったものはないんだけど、お酒に合うものが多い。
結局23時過ぎまでお店にいた。
お会計もかなり飲んだけれど、白金価格の半額程度。
ここでお腹を満たして、近くのきえんきえらでお洒落にカクテルで締めてもいいと思う。
このお店の価値はやはりこの場所では強いと思う。
また、当時の懐かしさを求めて再訪問してみたいと思った。