京都の菊乃井を赤坂で。5 : Akasaka Kikunoi

Official information

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Akasaka Kikunoi

(赤坂 菊乃井)
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4.3

JPY 15,000~JPY 19,999per head
  • Cuisine/Taste4.3
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks3.5
2024/02Visitation5th

4.3

  • Cuisine/Taste4.3
  • Service3.5
  • Atmosphere3.5
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 15,000~JPY 19,999per head

京都の菊乃井を赤坂で。5

東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩5分ほどにある日本料理店。ミシュランガイドで二つ星。京都の八坂に本店のある料理のお店です。

頂いたのは、2月のランチ懐石コース(13000円。税・サービス別途)。


⚫︎一献
梅花酒。梅の酸味で締まって日本酒のコクが美味しい。

⚫︎猪口
帆立このわた蒸し。このわたの磯の風味は控えめ、上品なベースに、帆立に強烈な旨味があって。味覚のウォーミングアップ。


⚫︎八寸
器が金色で殿様が使う様な。
・手綱寿司
ネタは海老でシャリにサフラン。えっ?お寿司にサフラン?と思ってしまいますが味は違和感なく美味しい。魚介に合うスパイスだし、お酢が先行し程良いスパイスっぽさ。
・蕗のとう味噌漬け
・黒豆
・梅豆腐
脱水して数日漬けたもの。美味しい。
・菜種辛子和え
鼻にツンと来るほどの強い辛味。
・助子昆布巻き
柔らかい昆布に厚みがあり。卵の旨味に頼っていない。
・花山葵
・のし梅

味が色とりどりで、黒豆でも違いが出るなんて菊乃井の八寸はいつも知的な刺激がある。だからこそ再訪が止まらない。


⚫︎向付
明石天然鯛はコリコリと締まりつつも舌と同様の柔らかさもあって。この食感と旨味、やっぱ菊乃井のお造りは凄いな。
鮪には黄身醤油をベッタリと付けて。・・・(悶絶)(* >ω<)。鮪が新鮮なだけにこの濃い旨味を纏わりけるとヤバイ♡


⚫︎蓋物
淡白な出汁の葛を使った少しトロミのあるスープに海老真丈は上品な旨味、中に海老が入りプリプリ。のし餅にカラスミが仕込んであり濃い潮味。淡白な中に攻めっぷりが良かった!


⚫︎焼物
からす鰈南部焼き。ふっくらと柔らかいカラスガレイに胡麻のコク、山椒がじんわり。前回食べたカラスガレイの料理は香ばしさが特徴でしたが今回はよく漬け込んで時間を掛けたような味わい深さのある料理。


⚫︎強肴
三宝柑雲子蒸し。豆乳と白子のペーストを蒸して茶碗蒸しのような食感。中には白子。器の柑橘は意外にも主張し過ぎないのが良い。底に行くほどさっぱりと。


⚫︎御飯
蕪みぞれ饂飩。細目でコシがありつつももちもちしたうどん。京都の薬師庵のもの。香り付けに溶き山葵で全体にほんのり辛味。
いつも炊き込みご飯だけど偶にはこういうのも良い。


⚫︎水物
【ミルクアイス カカオ豆腐 苺ソース】
カカオ豆腐は葛粉とわらび粉を使いわらび餅のカカオ風味的な。バレンタインの月だからな。甘酸っぱい苺のソースが掛かって。


いかにも伝承を重んじているお店だと先入観を持っていたが実はかなり革新的な料理も。また一流の日本料理を13000円で食べれるとはやっぱ凄い。料理は毎月変わり今回で5回目。12ヶ月コンプリートしたい気持ちは変わらず。

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 村田大将が直筆したものをプリント。

    村田大将が直筆したものをプリント。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 向付

    向付

  • Akasaka Kikunoi - 黄身醤油

    黄身醤油

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi - 焼物

    焼物

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi - 御飯物

    御飯物

  • Akasaka Kikunoi - 水菓子

    水菓子

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 生ビールは白穂乃果。

    生ビールは白穂乃果。

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 椿。

    椿。

  • Akasaka Kikunoi -
2023/08Visitation4th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 15,000~JPY 19,999per head

京都の菊乃井を赤坂で。4

東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩5分ほどにある日本料理店。日本料理の重鎮・村田吉弘氏のお店であり本店は京都の八阪神社の近く。ミシュランガイド2023で二つ星獲得店です。

頂いたのは、8月のランチ懐石コース(14300円。税・サービス別途)。


【一献】
紫蘇酒。紫蘇の香りが香り高く。他の月と比べるとよりくっきりとした味わい。この一献を飲むと菊乃井に来たなと、味覚が覚醒していきます。


【猪口】
トマトの擦り流しはキリッとした酸味。湯葉が固まる前の汲み上げ湯葉がふわっと乗せて。中にはシャリシャリとしたトマトのシャーベットやトマトの果肉・じゅんさい・花穂紫蘇。舌触りが繊細。トマトの濃さが締まっています。


【八寸】
・寄せ鱧の子
煮凝りと鱧の卵の二層。煮凝りの中には鱧の肝。鱧の卵がプチプチと。煮凝りの出汁の香りも良く鱧の卵を噛む毎にお酒を欲する自然なしょっぱさ。

・翡翠銀杏
銀杏が緑色なのに少し驚きましたが夏に合うさっぱりとしてて美味しい。

・鶉の卵の煮凝り
煮凝りの中に鶉の卵。

・ささげ豆黒胡麻和え
ささげ豆を黒胡麻で和え山椒をかなり効かせ京都っぽく。

・鱧水玉胡瓜
タレ焼きにした鱧を胡瓜で巻いて。これまたお酒が進んでしまいます。

・糸瓜土佐酢和え
体に馴染むような自然な味わいで。地味ではあるけど味の仕上げはやっぱ違うんだよな。


【向付】
明石の天然鯛と鱧落としが蓮の葉に乗せて登場!水滴があるのも季節感がありますね。
鯛はプリッとした弾力が全然違う(゚Д゚)!!
鱧落としは温度を落としたバージョンで頂いたのですが、落ち着いた中に穏やかにじわじわと旨味を感じ大人な味わい。旨味たっぷりの鱧だからこそ常温でもご褒美レベル。梅肉醤油を付けて。
あしらいには黄ニラの酢漬けや山葵。新レンコンを乗せ水茄子敷いて。


【蓋物】
賀茂茄子の揚げ出し。生姜の効いたスッキリした出汁の中に京都・賀茂川の賀茂茄子・海老・青万願寺唐辛子がゴロっと。
揚げ茄子はコクがあり海老も揚げて少し焦がした香ばしさ。底に行くとスープに少し辛味。
揚げ茄子の料理食べて後味にベタっとしないなんて人生で初めてだと思う。


【焼物】
カラスガレイ唐墨粉焼き。ふっくらとカラスガレイにケチらずに振られたカラスミも焼き上げて香ばしい。カラスミの濃い潮味で味を仕上げて贅沢な美味しさ✨鮎が台風の影響で届かなかったそうなのですがこれはこれで良かったです。


【強肴】
土鍋に入りあっつあつで登場。牛肉を柔らかい冬瓜で包み饅頭の様な。
冬瓜の柔らかさが良く出汁をよく染み込んでいます。牛肉はカカオや八丁味噌等を使い少しほろ苦く深みのある仕上げ。やっぱ菊乃井は細部まで凄いよ!


【御飯】
木の芽の香り良く。鱧を混ぜ込ませて。鱧のスープも炊いてご飯にも鱧の旨味が感じられます。


【留椀】
赤万願寺唐辛子の擦り流しのスープ。中にはれんこん餅。
毎月旬のお野菜を使ったスープをご飯のお供に、これが結構楽しみ✨万願寺唐辛子の青臭さは無くその甘味がはっきりとしたスープ。中には蓮根餅。


【水物】
塩レモンアイスクリームとヨーグルトムース。
今回で菊乃井は4回目なのですが水物はこの塩レモンアイスクリームが今までで1番良かった(๑˃̵ᴗ˂̵)アイスの中にレモンのリキュールを使っていて、これが一味違うコクがありました。


9ヶ月振りに菊乃井に訪問しましたが殆どの料理に知的な刺激を受けやっぱ凄いなと感じました‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥毎月メニューは変わるそうで12ヶ月コンプリートしたい。

  • Akasaka Kikunoi - 猪口

    猪口

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 向付

    向付

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi - 焼物

    焼物

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 一献

    一献

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
2022/12Visitation3th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 15,000~JPY 19,999per head

京都の菊乃井を赤坂で。3

東京メトロ千代田線赤坂駅から徒歩5分ほどにある日本料理店。言わずと知れた日本料理の重鎮、村田吉弘氏のお店。ミシュランガイド2023で二つ星のお店でもあります。


頂いたのは、12月のランチ懐石コース(税・サービス別途)。


⚫︎一献
柚子酒です。柚子の柑橘のさっぱりとした味わいだけでなく柚子の苦味も感じられ、いとをかし。


⚫︎猪口
「雲子蒸し トリュフ餡 葱」
トリュフの香りの強い餡に鱈の白子が入ってます。旨味の強い白子には合わせるのは難しそうですが、このトリュフ餡は見事。
何故雲子蒸しかと言うと白子は形状が雲の様だからとの事。
小さなスプーンに入る食べ易いサイズに白子は丁寧に切られています。
京都の井戸水を使っているとの事で水も出汁も京都のもの。
菊乃井は硬派なイメージでしたがいきなり革新的なもので来た事に感動。


⚫︎八寸
・辛子蓮根 鰹節の粉
シャキシャキとした蓮根、ピリッと辛味あってからしの中にスリ味も使われ旨味の程度が良い塩梅。そして鰹の香りがふわっと。

・海鼠のみぞれ和え
ナマコはコリッコリして磯の風味が美味。
お酢の酸っぱさの強い仕上げですがその中に柚子の苦味や大根の甘味が感じられる。大根おろしを掛けた様は冬の山に見立てていると。

・豆腐味噌漬け
水気を抜いて濃厚な風味。

・小川唐墨
カラスミの旨味塩味が強いながらも上品な香りが菊乃井。

・菜種辛子和え
菜種の青々とした味にピリッと辛子、また出汁をよく含んで美味しい。

・助子落雁
落雁の様に口の中で解け具合が素晴らしくスケソウダラの旨味塩味が広がります。

・鰆寿司
スモークサーモンはしっかりと肉厚。ネタとシャリの間に卵黄も使ってちょっとした旨味の調整も感じられます。


⚫︎向付
「てっさ あしらい一式 ポン酢」
てっさ(河豚刺し)はちょっと分厚めに切ってギュッと締まっていて歯ごたえが素晴らしい。うっま♡
塩とレモンで頂く方が河豚の味わいが分かりやすいが、橙(だいだい)のポン酢が深い味わいでこれまた美味しかったです(^o^)


⚫︎蓋物
「甘鯛蕪蒸し 生雲丹 銀杏 木耳 百合根 三つ葉 山葵」
蓋を開けるとステキな料理ですがこれをよく混ぜてから食べてと。勿体無い気がするけど混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ…。お出汁が美味しく甘鯛の甘味と銀杏ほろ苦さ、山葵の清涼感や辛味・雲丹の塩味・キクラゲ・百合根と様々な味や食感も混ざり合う。誤解を恐れずに言えば調理法としてはカレーっぽい(笑)ですが菊乃井らしく上品で繊細さのある料理でした。


⚫︎焼物
朴の木の葉をホイル焼きのように包んで焼く事で蒸し焼きになり鰆がしっとりふっくらと仕上がっている。また柿の葉寿司のようにと言ったら変かもしれないが葉っぱの香りが鰆に移って香ばしさがグッド!鰆と一緒に包まれた柚子味噌は柚子の香りが味噌に負けずに柚子の使い方が上手い。


⚫︎強肴
鴨鍋です。葱がメインの料理との事で九条ネギと下仁田葱がいっぱい。
お出汁には鴨の骨が使われておりそれに加えネギの甘味がスープに染み出ていて菊乃井にしては甘味がくっきりしたスープ。スープに鴨の脂や旨味がよく出て美味しい。最後まで飲み切りました。
鴨のつみれは繊細に柔らかく鴨の旨味たっぷり。また粉山椒が美味しく引き立ててくれます。京都の山椒は本当に美味しい。


⚫︎御飯
河豚御飯です。河豚の骨が出汁に使われておりよく出汁になり優しく贅沢な味わい。またご飯のふっくらさが絶妙。河豚メシはさっぱりしてますがネギに胡麻油を使って旨味を補っていました。


⚫︎留椀
「金時人参すり流し 巻き湯葉 七味」
人参の甘味と金時のホックリとしたコクが出たすり流しのスープ。人参の滋味さがよく感じられます。


⚫︎水物
苺のスープと苺のアイス。苺は自然な可愛らしい甘酸っぱさ。ミルクの風味は控えめな分苺で調和されたスイーツ。苺は適度な甘酸っぱさ。素朴ですが洗練されています。


旬の食材を一流の日本料理店で食べるのは本当に美味しい。それだけでなく日本文化の重みをしみじみと感じれるお店です。

ご馳走様でしたm(_ _)m

  • Akasaka Kikunoi - 猪口

    猪口

  • Akasaka Kikunoi - 猪口

    猪口

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 向付

    向付

  • Akasaka Kikunoi - 向付

    向付

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi - 聖護院蕪。契約している農家からとの事。こんな大きく立派な蕪は初めて見ました!

    聖護院蕪。契約している農家からとの事。こんな大きく立派な蕪は初めて見ました!

  • Akasaka Kikunoi - 朴葉焼き

    朴葉焼き

  • Akasaka Kikunoi - 鰆の朴葉焼き。

    鰆の朴葉焼き。

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi - 九条ネギと下仁田葱

    九条ネギと下仁田葱

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 留椀

    留椀

  • Akasaka Kikunoi - 御飯

    御飯

  • Akasaka Kikunoi - 御飯

    御飯

  • Akasaka Kikunoi - 水物

    水物

  • Akasaka Kikunoi - 一献

    一献

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
2022/06Visitation2th

4.6

  • Cuisine/Taste4.6
  • Service4.3
  • Atmosphere4.1
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 10,000~JPY 14,999per head

京都の菊乃井を赤坂で。

1年1ヶ月振りの再訪。2日前に電話で予約。
こちらのお店は美味しいに非常に信頼を置け心を委ねて料理を楽しむ事ができる。さて、今日も日本料理を楽しもう!

頂いたのは、6月のランチ懐石コース(税・サービス料別途)。

⚫︎一献
今回は紫蘇酒。梅雨の季節なので傘の形をした御猪口にまず萌えました(笑)
うん、紫蘇のハーブっぽいちょっとピリッとした香り。

⚫︎八寸
蛍の季節、蛍籠に入って八寸が登場。
・蛸の子 舌触りはタラコっぽい感じかな。蛸の卵です。ほんのり柚子の香りお出汁の香り良く。蛸はメスが頭にボール状にして卵を隠すのだと。それをお出汁で茹でてと。
・小茄子翡翠煮 茄子に出汁がよく染み込み美味しいの♡出汁を存分に楽しめます^ - ^
・浅利と青万願寺唐辛子 浅利を万願寺唐辛子のほろ苦さ、焼きの苦味が引き立てて。
・新甘薯。南瓜です。程良い柔らかさ甘さ。
・花付胡瓜、ひしお味噌 不思議ですが確かにお花から胡瓜の香り。
・枇杷玉子 温泉卵のネットリした濃厚な旨味。お酒進みます♬
・烏賊酒盗焼き
・枝豆

⚫︎向付①
明石天然鯛と縞鯵。
縞鯵はポン酢のジュレを包んでいるのでそのままで。コリッコリの歯触り、こんなの中々無いよ❣️サラッとした脂でクセが無く上品。
鯛はこちらも締まった身が秀逸。淡路島から生きたままトラックで直送し赤坂の菊乃井で捌いているのだと。淡白な魚なので円やかな醤油と良い塩梅。酢漬けされた黄色いニラを合わせ苦味が引き立てます。

⚫︎向付②
鱧落とし。ホロホロホロホロと柔らかくふっくら。綺麗な白身で淡白な味わいの中に鰻的な濃厚な旨味、ほんのり上品なお出汁。温かいままで用意してくれ、旨いなあ(//∇//)
梅肉醤油と合わせさっぱりと。


⚫︎蓋物
穴子豆腐の伝助穴子は旨味がすっごく濃い。帆立の香りがして、そして木の芽がピリッと。
冬瓜はぶり大根の大根みたいな役割かな。
途中で氷煎餅をスープにより痺れるスパイシーな味わいに。初夏にはこれくらいが良いですね♫

⚫︎焼物
琵琶湖の稚鮎です。熱々ふっくら良い塩加減。鮎独特の涼しげな風味はもちろん内蔵のほろ苦さも美味い。頭から尻尾骨も気にならず全てサクサク食べれます。
蓼酢にはオリーブオイルが掛かりキツくならないように調整。

⚫︎強肴
「冷やし炊き合わせ 賀茂茄子 青芋茎 蓮根煎り煮 京隠元 青柚子」
賀茂茄子は表面は油の旨味を加え噛むとお出汁をよく含んで。茄子の奥の方に茄子そのものの甘味がフワーっと広がる。茄子でこうはっきりと3段階で楽しめるとは!ジュレは茄子を茹でたスープをお出汁に。蓮根は味噌の味が濃く水分を飛ばし切るまで炒めていると。ちょっとの変化が好感。

⚫︎ご飯と留椀
今回は新生姜ご飯。うんうん❣️生姜の清々しい香りとご飯の甘味が良い塩梅、少しピリッととしてこちらも夏に食べ易い。前回は鯛だったのでメニューを見た時、えっ⁉︎生姜?と思っちゃったけど夏に合ってて非常良いです。またお出汁が美味しい✨

留椀は新玉葱のすり流し。玉葱の甘味が、はあ〜✨滋味〜✨✨器の中に玉葱はんこがころっと入ってて齧ると根菜っぽさも出ていてこういうの好き!新玉葱こその味わいが表現されています。
トロミがあり熱々が保たれてます。唐辛子で思ったより辛くここで攻めなくても十分美味しいのですがまあ悪くありませぬ。

⚫︎水菓子
「オレンジ蜂蜜アイスクリーム フルーツゼリー」
アイスはミルクの丸みが強くオレンジが弱い。ベリーのジュレはベリーの味弱く、うーん。。器の底には苺、ブルーベリー、レッドカラント。


こちらのお店では料理の提供時だけでなく能動的に料理の説明をしてくださり、また質問し易い距離感に料理人の方がいらっしゃるのが有り難い。料理のテンポも良かった。とても幸せな時間でした。
出来れば夏もまた来たい。


ご馳走様でしたm(_ _)m

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 向付①

    向付①

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 蓋物

    蓋物

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 氷煎餅。八丁味噌と木の芽が入ってます。

    氷煎餅。八丁味噌と木の芽が入ってます。

  • Akasaka Kikunoi - 稚鮎

    稚鮎

  • Akasaka Kikunoi - 蓼酢

    蓼酢

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 水菓子

    水菓子

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 生ビールの白穂乃果。

    生ビールの白穂乃果。

  • Akasaka Kikunoi - 竹を見上げると緑の葉が綺麗。

    竹を見上げると緑の葉が綺麗。

  • Akasaka Kikunoi -
2021/05Visitation1th

4.6

  • Cuisine/Taste4.6
  • Service4.3
  • Atmosphere4.1
  • Cost performance3.7
  • Liquor/Drinks3.3
JPY 10,000~JPY 14,999per head

たっぷり贅沢した気分なのに滋味深く体に優しい。

予約困難と言われる料亭の菊乃井。以前から憧れはあるものの敷居が高そうな印象だったのですが、先輩レビュワー様にお願いして同行させて頂きましたv(*・∀・*)

頂いたのは5月のランチのコース(11000円)。


まず菖蒲酒(ノンアルコール)。
このご時世のためノンアルですが菖蒲の爽やかな香りがほんのりと上品でした☆

・猪口
包丁で切った長芋を寒天で固め、山葵餡が掛かっています。
長芋を擦っているのではなく包丁で細かく切る事で敢えて長芋の食感を出している。シャキシャキトロトロ〜。山葵がツン!
山葵は強めですが新鮮なので後に引かない。
喉を通るお出汁が良いわー♡
器も綺麗でさすが菊乃井。


・八寸
鯛肝しぐれ煮、鯛子落雁、鯛粽寿司と鯛づくし。
鯛粽寿司は笹で包み、笹の香りが鯛寿司に染み付いています。シャリはしょっぱ目だが鯛が淡白ですしお米の甘味や笹の香りと合わさって丁度良い。
鯛子落雁は齧るとサラッとホロホロ崩れる食感は日本の伝統菓子落雁の様。甘味は無く鯛の風味。
鯛肝しぐれ煮は肝の凝縮された味わいや煮詰めた味わいは本来お酒が進むものでしょう。この日はご時世的にお酒飲めません。
的穴子は山椒爽やか〜♡
他には、鱒(マス)の南蛮漬け、小芋絹かつぎ、枝豆はさすがに普通ですが他の7つの繋ぎになってくれました^_−☆


・向付
縞鯵(しまあじ)と明石天然鯛の刺身。
縞鯵は力強いコリコリとした弾力。クセの無いお味で苦味のある黄ニラとの相性は良く合わせて頂きました✨

・蓋物
スープを啜りますと出汁が美味しい〜♡意外と甘く新茶の風味は控えめでしたが、鯛を解き茶蕎麦を頂きますと、こちらはお茶の香りが濃い〜♡
甘鯛は柔らかくホクホク。あっさりとした身でこのスープに合っています。
分葱がピリ辛のアクセント。
茶蕎麦濃くて美味しいわ〜♡


・焼物
鮎の塩焼きです。表面はカリカリ!
ハラワタの苦味が立って旨味がうーん♡美味しい❣️❣️
頭から羽根まで全部頂きました。
小ぶりな分、焼かれた表面から身やハラワタのバランスが良い。
ピリリと辛い酢蓼(すたで)と合わせて頂くと奥深い味わいとなり大変美味しゅうございましたm(_ _)m


・強肴
牛肉花山椒鍋。すき焼き風の出汁に浸してあり黄身タレに付けてすき焼き風で頂きます。
花山椒はヒリヒリじんわり辛味。中華のように痺れは強くはないのが繊細な日本料理に丁度良い。
筍がいっぱい^^
他には蕨とシャキッとした歯触りの山菜のうるいも。


・御飯
鯛御飯。鯛の風味がとても強く満遍なく鯛のお味がします(*˘︶˘*).。.:*♡

・止椀
鯛飯に合わせたスープは新キャベツすり流し。ほんのりキャベツの甘味に胡椒が効いています。トロミがあり冷めにくい。


締めのデザートはミルクアイスクリームと苺のソース。


食べ終わるとたっぷり贅沢した気分でしたが寧ろ体は軽くなり滋味深い料理。
分からない料理が多くても店員さんは優しく教えてくださいました^ ^

最初は少々緊張気味で食べ始めたのですが、これだけ優しく丁寧に接客してくださるなら一人でも来てみようと思います(o´ェ`o)ゞエヘヘ


ご馳走さまでしたヽ(^◇^*)/ ♡


余談ですが、初めての料亭レビューでして、、分からない言葉がいっぱい。。予習に2時間、レビュー書くにも3時間近く掛かりました(^◇^;)いずれにせよ僕の今年の食べログ活動のハイライトに残るような経験。2回目は半分の時間で済むでしょう(苦笑)

  • Akasaka Kikunoi - まずは菖蒲酒。

    まずは菖蒲酒。

  • Akasaka Kikunoi - 猪口

    猪口

  • Akasaka Kikunoi - これから焼く鮎。顔がちょこっと出てます。

    これから焼く鮎。顔がちょこっと出てます。

  • Akasaka Kikunoi - 八寸

    八寸

  • Akasaka Kikunoi - 八寸の中の鯛粽寿司

    八寸の中の鯛粽寿司

  • Akasaka Kikunoi - 向付

    向付

  • Akasaka Kikunoi - 蓋物。甘鯛で包み中は茶蕎麦。

    蓋物。甘鯛で包み中は茶蕎麦。

  • Akasaka Kikunoi - カウンター席から見える日本庭園。苔も生えています。

    カウンター席から見える日本庭園。苔も生えています。

  • Akasaka Kikunoi -
  • Akasaka Kikunoi - 鮎の塩焼き

    鮎の塩焼き

  • Akasaka Kikunoi - 鮎の塩焼きを付ける酢蓼。

    鮎の塩焼きを付ける酢蓼。

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi - 強肴

    強肴

  • Akasaka Kikunoi - 鯛御飯

    鯛御飯

  • Akasaka Kikunoi - 鯛御飯

    鯛御飯

  • Akasaka Kikunoi - 止椀

    止椀

  • Akasaka Kikunoi - 漬物は菜の花とみぶなと昆布煮。

    漬物は菜の花とみぶなと昆布煮。

  • Akasaka Kikunoi - 締めのデザート

    締めのデザート

  • Akasaka Kikunoi - ノンアルコールのビール。

    ノンアルコールのビール。

  • Akasaka Kikunoi - エントランス

    エントランス

Restaurant information

Details

Restaurant name
Akasaka Kikunoi
Categories Japanese Cuisine
Phone number (for reservation and inquiry)

03-3568-6055

Reservation Availability

Reservations available

Address

東京都港区赤坂6-13-8

Transportation

10 minutes walk from Akasaka Station on the Chiyoda Line 20 minutes walk from Akasaka-mitsuke Station on the Ginza and Marunouchi Lines 20 minutes walk from Roppongi Station on the Hibiya and Oedo Lines

326 meters from Akasaka.

Opening hours
  • Mon

    • Closed
  • Tue

    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
  • Wed

    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
  • Thu

    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
  • Fri

    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
  • Sat

    • 12:00 - 14:00
    • 17:00 - 22:00
  • Sun

    • Closed
  • ■ 営業時間
    12:00~12:30までのご入店
    17:00~19:00までのご入店

    ■ 定休日
    年末年始 ・ お盆時期
Budget

¥20,000~¥29,999

¥15,000~¥19,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999

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Method of payment

Credit Cards Accepted

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

Electronic money Not Accepted

Table money/charge

10%~20%

Seats/facilities

Number of seats

50 Seats

( Counter (chair seats) 13 seats, Counter (Horigotatsu) 6 seats, Raised tatami mat 2 seats, Table 3 seats, Private rooms 4 rooms (2-25 people))

Private dining rooms

OK

For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Please refrain from using any electronic cigarettes or other items. Thank you for your understanding.

Parking lot

not allowed

Coin parking available nearby

Space/facilities

Comfortable space,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats,Free Wi-Fi available

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu)

Food

Particular about vegetable,Particular about fish,English menu available

Feature - Related information

Occasion

With family/children |Business

This occasion is recommended by many people.

Location

Secluded restaurant,House restaurant

Service

(Surprise) Party accommodations,Sommelier

With children

Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome)

Guests with children under 12 years old can only use private rooms (private rooms are only available during evening hours).

Dress code

Men are not allowed to wear shorts or sandals. Also, because we want you to enjoy the aroma of the food to the fullest, we ask that you also refrain from wearing perfume or cologne.

Website

https://kikunoi.jp/kikunoiweb/Akasaka/index

Remarks

Lunch: 14,300 yen (tax included, service charge not included) Dinner: 22,000 yen, 33,000 yen, 44,000 yen (tax included, service charge not included) We received a two-star rating in the Michelin Guide Tokyo 2023. ~Delivering the Essence of Eastern Kyoto~ A cobblestone path surrounded by bamboo forests in Akasaka, Tokyo, where buildings stand side by side. As you walk deeper into this otherworldly space that doesn't seem like the city, you will come across a tranquil Kyoto sukiya-style building. Sit at the counter and watch the chefs at work. Relax at the tables or on the raised platform. In the tatami room, you will enjoy the setting and space befitting a traditional Japanese restaurant. Food, setting, space. We want you to experience the experience of cooking with all five senses. We hope you will enjoy your stay and forget the hustle and bustle of the city.