懐かしいテラスのカフェ・テーブル : Palermo

ラ・メゾン紀尾井 でランチを満喫後コートを取りに一度ホテルに
戻って着替えたサビーナが ”お醤油と柿ピーを買いに行きたい！”
と申すもので赤坂の街に出てコンビニを探すことに・・よく二人
でおじゃました 珈琲茶館 集 は健在〜スタッフ・ディナーをした
坐・和民 はなくなって他の居酒屋チェーンの一軒に・・見つけた
コンビニで小さな柿ピー６袋入りファミリー・パックを１０袋、
キッコーマンの小さなお醤油３本をゲットしたサビーナが枝豆も
買いたいと申しますが！１２月のコンビニに枝豆は置いてあるは
ずもなく＂オー、アウト・オブ・シーズン！”と納得〜コンビニ
から直進すると二人で行ったりスタッフ・ディナーで何回かおじ
ゃましたパレルモが！！テラスも健在でどなたもいらっしゃらな
かったのでお寄りして行くことに致しました。テラスからガラス
越しに店内が見えますが夕方の店内にはお客様が数組いらっしゃ
って人気のほどが伺えます。壁の意匠もテーブルの並びも全く変
わってなくて二人で涙が出そう・・私はブルスケッタが美味しか
ったことを思い出しましたがサビーナはカプレーゼをご所望で
（¥１１８０）一昨日の ダヴィンチ に続いてホット・ウィスキー、
私はヴェネトのメルロー（¥８１０）ウィスキーにお湯とお砂糖、
レモンを付けてほしい旨お願い致しますと ”別料金で ¥２２０に
なりますが宜しいですか？”

はい、もちろん！ウィスキーはバランタイン（¥６６０）でした。
お隣はオイスター・バーで変わりなく、借景も山野楽器の音楽教
室で変わっていませんが左側に居酒屋らしき新しいお店ができて
いました。テラスの前を通る人の流れに外国人観光客の姿が増え
たことが大きな違いですネ！ヴェネトのメルローは遅摘みブドウ
ならではの凝縮感があって柔らかなタンニン・・・♡ 昔のように
テラス・タイムを満喫してホット・ウィスキーでひと心地ついた
サビーナが ”シュマッツ どうしたかしら？” 一ツ木通りまで歩い
てみますとサビーナが見つけたシュマッツ一号店は消えていまし
たがその後 神田店に行ったこと、六本木アークヒルズと高輪ウイ
ングに新店舗がオープンしていることをご報告〜♬ アパホテル前
の バール・デルソーレ は健在でした。次回は ナポレオン に行か
なくちゃネッ！と、サビーナ〜四半世紀前、当時社長だった母ジ
ョアンナに連れられて初めて日本に来た時から定宿（今はなきヒ
ルトン）が赤坂、オフィスも赤坂で赤坂はサビーナにとって勝手
知ったる我が街に近いのでしょう〜来年の再会を約束してオータ
ニに向かうサビーナを見送りました。

前回からは一年半振りの再訪ですがパレルモはクライアントが
１０年以上の歳月に亘り赤坂で愛したイタリアンでホテルから
徒歩２分ということもありますが、欧米系観光客が多く初めて
トライしてみた時、東京在住のドイツ人カップルがいらしたこ
とが決定打！となったのでございます。異国で母国語に出会っ
て〜東京にはイタリアン・レストランが星の数ほどあるけれど
此処はハイ CP!! ですよ〜♬ というお墨付き〜以来、彼女はパ
レルモ党でスタッフ・ディナーと言えば此処、私達の最大公約
数 ’テラス大好き’ で・・テーブル二つの小さなテラスで何回二
人のディナーを楽しんで来たことでしょう〜〜♬

此の日は７名のディナーでパレルモ初の方が２名いらっしゃい
ましたが皆様揃って大満足！！という結果でございました。生
ハム→ ブルスケッタ→ グリーンサラダ→ ピッツァはモルタデ
ッラとマッシュルームのハーフ＆ハーにフォルマッジ（¥１２
８０）パスタはニンニクと唐辛子のみのシンプルなペペロンチ
ーノ（¥８８０）とペンネ・アッラビアータ（¥８８０）を人
数分お願いしてドルチェまで、ワインは白がテッレ・ヴァルセ
・アブルッツォ、赤がビオロジコ・モンテプチャーノ・ダブル
ッツォ（共に ¥３０００）シチリアのブラッド・オレンジ、ラ
テ、エスプレッソまで入れてトータル３万６９３円というチェ
ックでございました。

私達のディナーは６：３０pm からでしたが店内はほぼ満席で
７pm 過ぎにはテラスまで満席になり（テラスは外国人カップ
ル x２）ハンパない忙しさの中、笑顔を絶やさないスタッフの
接客が素晴らしかったと思います。昔からフレンドリー、且つ
丁寧な接客が好印象なお店でしたが、その伝統は新しいスタッ
フにも受け継がれていて一時イタリア人シェフがいらしたピッ
ツァ窯前には笑顔の若い女性シェフ２名〜♬ カンツォーネの
弾き語りがあったことを思い出してマネージャーに伺ってみま
したら〜今も毎週月曜日８pm スタートだそうでございます。
もちろん、カバー・チャージなどはなし。リクエストにも応え
てくださいますよ〜♬ 此の日、黒板メニューにイタリア産 栗
の自家製ニョッキ（¥７８０）がありました。パレルモは赤坂
見附駅から徒歩1分〜月曜の夜カンツォーネと秋の味覚を楽し
みにいらっしゃいませんか？

　

クライアントと４年半振りの再訪で懐かしの逸品ブルスケッタ〜♡
嬉しいですネッ！ お値段据え置き（￥４８０）サレントのネグロ・
アマーノ（￥２８６０）で仕事終わりのひととき・・♡ 心地よい
ベリー系の香りでクライアントはペンネ・アッラビアータ（￥８６
０）私は骨付き鶏モモ肉のレモン・ハーブ焼き（￥１５５０）を愉
しみ今回のスタッフ・ディナーはパレルモで決まりでございます。

翌週６名でおじゃまして〜４名がモレッティ（￥６２０）２名がネ
グロ・アマーノで乾盃〜♬ プロシュートとルーコラ（￥１４５０）
クアトロ・フォルマッジ（￥１４５０）サラダ（￥６３０）ヤリイ
カとカルチョーフィ（アーティチョーク）のスパゲッティ（￥１３
５０）すべて２皿ずつのオーダーでしたが、充分なボリューム！！
パレルモ CP 高し、でございます。特筆すべきはパルミジャーノが
パルメザン・パウダーながらクアトロ・フォルマッジのチーズがモ
ッツァレラ・ゴルゴンゾーラにスカモルツァが入っていたこと！！
ヤリイカとカルチョーフィも絶妙な取り合わせで大満足〜♬ スタ
ッフはフレンドリー且つ、ムダな動きをする方は皆無で此の日も外
国人多数で混んでおりましたが全員テキパキと仕事をこなしていま
した。とにかく全員が常に笑顔〜♡ 簡単なことのようですが実は、
この基本中の基本ができていないレストランが意外に多いのが現実
だったり致します。マネージャーにギターの弾き語りはもうなくな
ってしまったのか、お尋ねしましたら〜 ”今でも毎週月曜日の夜は
弾き語り入ってますよ〜♬” そうだったんですネッ！ 次回クライア
ント来日の際はぜひ月曜日におじゃまさせて戴きましょ！！

（２０１２年７月）

パレルモの外のテーブルでブルスケッタがいただきたいわネッ！という
クライアントのリクエストで〜♬ 一年振りの再訪です。驚いたことに
外のスペースが生まれ変わって可愛らしいテラスができていました。去
年の夏は椅子を３脚置いて板を渡しただけのシンプルな空間でしたが、
丸いテーブルには店内と同じ赤と白のギンガム・チェックのテーブル・
クロスが掛かり〜ギターの弾き語りまで入っていました！！ 毎週月曜日
の８pm と９pm の２回〜昔から入っていましたよ〜♬ というお話でし
たので私達は定期的にスタッフ・ディナーをしていた時代からこれまで
一度も月曜日にはおじゃましたことがなかったということになります。

何かリクエストはございますか？ アンドレア・ボッチェッリのラモーレ
が浮かびましたが、やはり彼女もゼッタイ知っている曲で〜♬ と思い直
しアリヴェデルチ・ローマをお願いして・・特にリクエストがなかった
彼女には ”どちらのお国からですか？それでは〜♬ ” とダニー・ボーイ
を歌ってくださって・・外のテーブルでしたので道行く人も一瞬立ち止
まって聞いては拍手・・ローマの下町で夜遅くペペロンチーノをいただ
いているような気分になりました。（ミュージック・チャージなどは一
切なし）このペペロンチーノを含む今回の写真は最後の９枚になります。

（２０１１年７月）

赤坂見附駅から僅か２分という立地！ビール、赤・白ワイン飲み放題付き
（もちろん各種ソフト・ドリンクを含む）ディナー・コースがリーズナブ
ルなお値段で１２人までだと奥のテーブルで対面で会食ができる！！とい
う理由で私が関与している会社では定期的にパレルモ・ディナーと称する
スタッフ・ミーティングの後で社長が主催するマネージメント・スタッフ
懇親会＆ディナーがありまして・・私は招待される側でコース料金設定の
詳細は把握していないのですが美味しいものには目がないジャパンの社長
が！毎回 ”この味なら文句なし！安い、安い！！” と絶賛されていました
ので・・たぶん、とってもお得なコースがあるのだと思います。

前菜盛り合わせ→サラダ→パスタ２種類（トマト系＆クリーム系）→ピッ
ツア２種類（ここで記憶が少し曖昧になってしまうのですが）或いは１種
類とお肉 or お魚料理でしたでしょうか？ お料理の内容はお問い合わせに
なっていただければ、と思いますが、何が素晴らしい～～♬ と言って〜
店内満席の喧騒の中でも目配りと気配りが行き届いたマネージャーとスタ
ッフのサービス！そして私達のグループの人数が奇数であれば～何気なく、
でもちゃんと！前菜が全員に公平に行き渡るように数がキチンと計算され
て美しく大皿に盛り付けられてくるところなのです。

なぜ、お肉の記憶があるかと申しますと・・私のクライアントである外国
人上記会社オーナーは鶏肉と牛肉が苦手で豚肉オンリー・・通常こういっ
たコース設定では例外は ’原則として許されない’ はずですが・・定期的に
スタッフ・ディナーでおじゃましてきたせいか（オーナーから店長が臨機
応変に対応してくださったのか？と聞かれましたので）通訳をしたところ
１名だけ別皿で対応をしてくださったということが判明したのです。お味
もスタッフ・ディナーではこれまでずっ〜とノープロブレムでしたし、赤
と白のキンガム・チェックのテーブル・クロスでアット・ホームな雰囲気、
定番の陶器のお皿とイタリア各地のこれまた典型的な観光ポスターが壁に
掛かるカジュアル・イタリアン・・洗練されたお洒落なイタリアンではな
く皆で和める明るいイタリアン・・社員が緊張することなく参加できると
いう意味においても会社にとっては貴重なレストランでございます。

奥の大きなテーブル以外は壁際にテーブルが一列に並ぶ造りなので一人で
も入りやすく、おじゃまするたびに外国人観光客のお一人様や Duty Free
のショッピング・バッグを持ったカップルを目にします。（外の黒板にも
店内にも英語表記のメニューあり）そう言えば、何年か前のスタッフ・デ
ィナーの時、家族で来ていた日本人と外国人ファミリーが仲良く並んでデ
ィナーをしている光景が微笑ましくとても嬉しく感じたこともありました。
先週の或る日～久し振りに ’あのイタリアン’ に行ってみない？ということ
になり特に予約もせずに平日の７pm 頃〜前述のクライアントと２名でお
じゃましてみました。テラスが空いていてラッキー！！ テラスと言っても
お店と道路の間にある僅かなスペースに細長い台を置いただけのシンプル
な造り（椅子は３脚：横並びで食事ができるようになっています）手作り
感満載空間でイタリアの田舎みたい～～♬ でも、見えるのはアドリア海
でもティレニア海でもなく赤坂の種々雑多な飲食店、薬局にコンビニで～
例によって色と文字の氾濫なのですが外国人にとっては～それが正に東京
で！！ 規制のない看板のオン・パレードも異国情緒あふれるカラフルな
東京の夜景に写るのでしょう～〜♬

まだ行くお店が決まっていない様子で～これからどこに行こうか？という
会話をしながらお勤め帰りのグループが私達のテーブルの前を次から次へ
と何組も通り過ぎて行きます。まだまだ東京在住の外国人の数は戻ってき
ていないようですが、赤坂の街は少しずつ活気をとり戻しつつあるのでし
ょうか・・テラスに座ったのは初めてでしたが狭いながらも妙に居心地が
よく、ウエイターくんもマネージャーも笑顔で何回もテラスにオ－ダーを
とりに来てくださり私も旅人気分で外国人クライアントと～♬ 赤坂での
楽しいひとときを過ごさせて戴きました。

私達がいただいたのはブルスケッタ→ グリーンサラダ→ 米ナスのグラタ
ン→ 冷製カッペリーニ（天使のエビ、アオリイカ、ツブ貝）とトマトと
バジルのスパゲッティー。私達はパレルモのブルスケッタが大好きなので
す！！ なんと言っても！パンの薄さが絶妙で～♬ 細かく刻まれたトマト
が山盛りで～♬ トマトの水気とオリーブ・オイルがパンの焦げ目にジュ
ワ～～ッと沁み込んでゆくタイミングを逃さずに！いただくこと。これが
ポイントでございます！！ これぞパレルモの逸品～♬ という食感〜決し
て難しいお料理でも手の込んだお料理でもありませんが非常に満足度の高
い仕上がりで～♬ 今回お値段を初めて見たのですが（スタッフ・ディナ
ーの前菜にも必ず入っていました）メニューによると３切れで￥４８０〜
私達のお皿にはちゃんと４切れ載っていました！！ 皆様！ パレルモに行
かれたらブルスケッタは必ずオーダーしてみてくださいま。自信を持って
お薦めです！！

グラタンもスパゲッティーもよかったのですが今回、唯一！残念だったの
は冷製カッペリーニでした。お醤油ベースのソースは全体的に間が抜けて
いて〜どこにもアクセントがなく、お素麺にボイルしたシーフードが載っ
ているという感じでイタリアンになっていませんでした。もしかしたら～
シーフードだからお醤油が合わないわけはないだろう・・というシェフの
創作オリジナル、試みの一品だったのかもしれませんが・・もし、試みで
あれば～もうひと工夫！ もうひと手間！ もうひと味！がほしかったと思
います。冷製パスタはこの ’和風’ カッペリーニだけしかなく選択の余地が
なかったもので仕方ありませんでしたが・・”あの感じのよいマネージャー
にだったらカッペリーニの感想を言ってもよかったかもネ” と、どちらか
らともなく言い出したのはホテルのロビーに着いてからのことでした。
頑張ってネ！ パレルモ～～♬　応援しています！！