アイスヴァインはひとりではちょっと。 : Kuwa

四ツ谷しんみち通りにて、基本、お馴染みの常連さんが集われるお店なのであろう。
いらっしゃったお客さんとご主人が、お伺いした際の前週末の大宴会の話をされてらしたし。

名物とおっしゃるアイスヴァイン。食べたかったような気もしたのだが。
２千円の値付けだし。ひとりで片すのはちょっと大変そう。
ということもあって、お勧めいただたい角煮をお願いする。
これはなかなかの逸品。甘辛の味付けじゃなくて、中華っぽいスパイスを使ってあり、ちょっとさっぱりした味付けだったりと、なかなか旨かったと思う。

ちなみに、突き出しにモヤシをさっと茹でて、ぴり辛の味付けにしたものが供された。
一杯目に生ビールを頼んだ後、日本酒にしようかと。冷蔵庫には４合瓶が並んでいたのだが。基本、瓶売りなんだそう。
ちと、躊躇しつつも、臥龍梅：３千円の値付け、をお願いする（飲みきれなかったら、持って帰ればよいかと。でも、結局、飲みきったわけなのだが）。

自家製のカラスミもお願いしてみた。十年以上、置かれた陳年ものとのご説明なのだが、これは、正直、ちょっといまいちだったかも。炙らないで、そのまま切ったものが大根と一緒に供される。
で、まだ、４合瓶が空いてないってこともあり、ヒョウタンの漬物ってのも頼んでみた。形状がおもしろいが、要は瓜の漬物。

ぼちぼち飲み終わっ頃あい、奥様らしき女性がいらっしゃった。ご主人がおひとりで回されるお店だと思ってたので、少し店の雰囲気も和らいだように思う。
〆て６千円弱。悪い店だとは思わないが、ひとりでお伺いするには、いろいろハードルが高い店だったのかもしれない。