Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Kare No Ousama(Kare No Ousama)
|
---|---|
Categories | Curry |
03-3262-7465 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
東京都千代田区九段北4-2-15 市ヶ谷プラザ 1F |
Transportation |
都営地下鉄新宿線【市ヶ谷駅】徒歩1分 74 meters from Ichigaya. |
Opening hours |
|
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)) QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
38 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Food |
English menu available |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website |
カレーの王様。
なんとも懐かしい名前である。
昔は新宿、渋谷、代々木など自分のテリトリーの場所に都合よく店舗が有ったため
何十回となく利用したものである。
貧乏学生時代には、カレーの王様・マック・富士そばのローテーションで
毎日のお昼をしのいでいた時もある。
この店でいつも決まって食べていたのは一番安い王様カレー。
魔法のランプのような入れ物に入ったカレーソースとライスは別に提供されて
そのカレーソースの中にはミートボールが2~3個入っていた記憶がある。
今で言うところの欧風カレーのようなカレーで
なんだか癖になるような甘辛い旨さがあり
我が青春の味といっても決して過言ではない。
時は過ぎて当時カレーの王様の経営母体であったS&B食品は事業から撤退して別の会社が経営する事になり
それに伴いメニューも変わり、味も変わり、店舗数も減り
名前は同じカレーの王様でも全く違うカレーの王様になってしまった。
そうなるとあのミートボールが入ったあの時と同じ王様カレーがまた食べたいなと切に思ったものである。
そう思ったのはどうやら自分だけではなかったようで
数年前にお客様の要望に応えて復刻王様カレーという名で見事に復活を果たすこととなったのである。
それからは当時の味を味わいたくて一年に数回は
昔からあり当時も何回も訪れたこちらの市ヶ谷店に足を運んでいる自分がいる。
当時のレシピを再現してつくられたというこの復刻王様カレーだが
欧風カレー風の甘辛ソースは相変わらずに飽きない旨さ。
しかしながら、私の舌が肥えたのか再現度が今一つなのかわからないが当時はもっと美味しく感じたのも事実だ。
カレーに入っているミートボールは正式にはチキンボールで
昔はTHE肉団子という感じであったが今は少し小ぶりになりその代わりに量が増えた感じだ。
100%とまでとはいかないまでも
80~90%くらいは当時の味を忠実に再現しているなという印象で
当時食べた王様カレーを数十年ぶりに頂けたという満足度は十分に味わう事ができる。
当時はトッピングも無料でチーズやフライドオニオンやスライスアーモンドやゼリーまでもが取り放題で
カレーを大盛りにしても400円以下だったように記憶している。
本当にいい時代だったなとつくづく思う。
もう二度と食べられないと思っていた王様カレーがまた食べられることになり
食べる度に当時の情景が思い出されて懐かしい気持ちになり
復活して頂いたことに感謝の気持ちで一杯である。
そしてこの市ヶ谷店がS&Bの頃から数えると実に50年以上もの間
経営は変われどカレーの王様の名前でこの市ヶ谷という地に君臨し続けているという事実に
敬意を払わせてもらいたいものである。