Restaurant name |
Komachu u(Komachu u)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3864-4578 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区神田和泉町1-3-9 |
Transportation |
秋葉原駅1出口から徒歩3分 334 meters from Akihabara. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX、JCB、VISA、Master) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay) |
Number of seats |
42 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 外に灰皿あり |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
古き良き、労働者のための酒場。
最近、殊更にこういう感じの店が好きだ。
以前、中野の「駒忠」でも書いた。
『真の「時代遅れ」が、「時代の先端」をイっているような…。妙な気になってきた。』と。
立飲み、角打ち、昼飲み、露天呑みなど、居酒屋がファッション化しつつある。
かつて、赤羽・OK横丁「居酒屋 若大将」や、新宿・しょん横「養老乃瀧」などでも書き綴ったが、酒の飲み方もわからないような若者たちが、ディープ酒場・コアな酒場に溢れるようになったため、むしろ、王道で、やもすると時代遅れのような居酒屋の方が、しっくり落ち着いて飲めるようになってきたという話である。
ソコには、インスタ映えも、スマホ呑みも無い。
昭和の頃から脈々と続いた、オヤジ達の聖地のような、正統派で王道の居酒屋空間がある。
などと偉そうに、ネットで垂れ流している僕自身も、どうかと思うのだが…。(-_-;)
でも、こういう店では写真撮らないし、空間の雰囲気を阻害する行いはしていないつもり…。
以前にも書いたが、妙な食べログの使い方を紹介しよう。
至極簡単だ。点数を逆に見ればイイ。
評価の低い店の方が、むしろ、真の居酒屋感が強いのでは?と閃いた。
確かに、店を覗いてみれば、奇声をあげる若者もいなければ、スマホをいじっている人も少なく、どこかシックリきている感じを受ける。
例えば、店内のテレビから流れるちょっとしたニュースに、各席からいろいろな解説者が登場したりする。
例えば、安酒をファッションで呑むのでなく、必要性があって呑む。
ソレが、基本だ。
かつての、古き良き「まるます」「丸健」を失った赤羽の一番街においては、むしろ「若大将」などの方が、シックリきたのと同じだ。
僕は、ここ数年で大きく方向転換をした。
さて、秋葉原での仕事終わり、仲間たちと酒を呑んだ。
ビールからチューハイへ。
牛すじ煮込み、えびしんじょなどホッコリする。
色の濃淡でなく、淡い芯の味わいやダシ感が何ともイイ。
カンパチ刺し、コチ刺し、など食感も良く、良いモノを仕入れている感じ。
小アジの南蛮漬けなどシブいトコロへいったかと思えば、カニクリームコロッケなどもジャンクでイイ感じ。
カウンターでは、1杯飲んで早々にメシにしている人もいる。
ウマそうだな、チャーハンかな?
何だか、ホントに、懐かしいな。
こういう感じで、飲めるって、ある意味、贅沢。
決して、懐古主義者ではないのだが、やはり、昔の、昔だけが持っていた良さってあると思う。
そんな雰囲気にも、酔う。
別のレビューなどでも書いたが、30年前、40年前だったら、「3.20」程度で十分な店だろうと思う。でも、今は「3.50」オーバーを付けたくなる。
決して、時代の先端を行きたいわけではない。
でも、まわりの話を総合して勘案すると、どうも、ソコを走っているような気もしてくる。
昔の真の「普通」が、「特別」になってきた。
時代は繰り返す、とも云う。
最近、特に、そんな気がする。
歳をとったセイかも知れない…。
後ろ髪を引かれながら、次の店に移った。
(文責:京夏終空、2019.3.1)
(6件/3.05)
(※写真は、後日掲載。)