Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online booking
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Restaurant name |
Ryuusei Saikan(Ryuusei Saikan)
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Categories | Chinese、Ramen、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-3401 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区神田小川町3-2 サニービル 1F~2F |
Transportation |
6 minutes walk from Shin-Ochanomizu Station on the Tokyo Metro Chiyoda Line 5 minutes walk from Ogawamachi Station on the Toei Shinjuku Line 7 minutes walk from Jimbocho Station on the Hanzomon, Mita, and Shinjuku Lines Awajicho Station on the Tokyo Metro Marunouchi Line 6 minutes walk from 324 meters from Ogawamachi. |
Opening hours |
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Budget |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
nashi (Pyrus pyrifolia, esp. var. culta) |
Number of seats |
67 Seats ( 60 table seats, 7 counter seats) |
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Maximum party size | 50people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Over 50 people、Up to 20 people、For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Sports TV,With power supply,Free Wi-Fi available |
Set menu |
All you can drink, All you can eat |
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Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails |
Food |
English menu available |
Occasion |
With family/children |Banquets/party |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Phone Number |
03-3233-8881 |
大陸系大衆中華と言えば、東京都内であれば、今ではどこの街にも一軒は見られるくらいにメジャーな存在になっていますが、その発展過程を見ると、いわゆるブローカーと言われる業者の存在を無視することは出来ないでしょう。
ブローカーと言えば、こちらも増殖してきたインネパ系の料理店で、タンドール(ナンをはじめとするパン類や、タンドリーチキンなど肉料理の調理に使われる円筒形で粘土製の壺窯型オーブン)を店舗に導入する際に1台につき4人まで法務省からネパール人料理人のビザ発給が受けられるため、現地のブローカーと結託して、日本行きを希望するネパール人から斡旋料を取るという「裏ビジネス」の存在が知られています。
実は、格安の大陸系大衆中華料理店がここまで増えてきたのにも、これと似たようなからくりがあるとする説が一般的なんですね。
元々、中国人に対しては、日本行きを希望する中国人女性を相手に、日本人男性を斡旋する結婚紹介業を主たる業とするブローカーの存在が以前から知られていました。
私の知り合いにもこれで縁の出来た人がいるので身近に感じたものです。
そのため、来日した中国人女性は大抵がブローカーへの借金を抱えたまま来日し、結婚相手の日本人とトラブルに発展するケースも少なくなかったと言います。
しかしながら、中国人男性の場合は、ちょっと事情が異なるんですね。
日本人女性で、好んで中国人男性と結婚しようという人はそうそういないので、結婚斡旋というテは通用しないからです。
そのため台頭してきたのが、中国の厨師資格(調理人免許)をとって在留資格を取らせるという手口ちを使った専門のブローカーということになります。
ところで、大陸系大衆中華料理店の数をエリア別に分析した資料は見当たりませんが、現在は、中華料理店ジャンルのお店のうちかなりの割合がこの大陸系大衆中華料理店で占められている肌感覚から、中華料理店ジャンルで都内の主たるエリアに登録されている店舗数を比較してみました。
・銀座・新橋・有楽町エリア 307店
・東京・日本橋エリア 335店
・秋葉原・神田・水道橋エリア 328店
・渋谷・恵比寿・代官山エリア 206店
・新宿・代々木エリア 390店
・池袋~高田馬場・早稲田エリア 338店
これらから解るのは、いわゆる繁華街を抱えるエリアでは、どのエリアでもほぼ均等に近いレベルで中華料理店が存在することであり、その中にはかなりの割合で大陸系大衆中華が含まれているんですね。
それだけ日本人の外食に大陸系大衆中華料理店が浸透していることが、この数字でもはっきりすると思います。
当店は、小川町~駿河台下の間の靖国通りの北側で営業している大陸系大衆中華料理店です。
最近は食べログのアルゴリズムも改善されて、大陸系大衆中華でもブローカー系の香りの強いお店は、3.0点台の評価がつくことが多くなっていますが、その中で、当店は3.24点とまずまずの評価ですので、期待しても良さそうです。
龍盛菜館は、元々は、川崎市幸町に本店を構えていたようですが、そちらは閉店しているようです。
それでも、一応チェーン店の形をとっているようで、現在、当店以外に4店舗(京急川崎駅前店、渋谷店、水天宮店、代々木店)を運営しています。
この日は、午前中の会議が長引いたため、12時半近くの訪店になりました。
当店の隣には、行列店の「成都正宗担々麺 つじ田」があり、そちらは昼時ほぼ常時行列が出来ているので、そこと比べると可哀そうですが、当店は店内ガラガラでした。
あまり清潔感の無い店内は、カウンター席が7席(うち3席は密回避のため使用しておらず実質4席)とテーブル席3卓10席配置されていますが、先客は4名ほどでした。
お店は厨房担当の男性とホール担当の女性の中国人と思しき方2名で切り盛りされています。
女性店員からカウンター席へ案内されました。
卓上には定食メニューと麺類メニューが置かれていますが、定食の価格帯は@690円〜@800円とまず安いですね。
麺類と単品とセットメニューがありますが、単品で@500円〜@800円とリーズナブルと言えそうです。
セットの半炒飯は+350円と書かれている一方、例えば醤油ラーメン@500円+半炒飯は、@850円でなく@800円となっているなど、メニューには不可解な点もあります。
お店の雰囲気、メニューの感じ等からは、いわゆるブローカー系大陸系大衆中華の香りを感じます。
注文は、定食メニューから鶏肉とカシューナッツ炒め@780円にしました。
待つこと5分ほどで注文の品が提供されました。
まあ普通の提供スピードだと思います。
出て来た定食ですが、メインの鶏肉とカシューナッツ炒めのボリュームはそこそこありますが、甘めのソースで絡めた炒めで、本来の鶏肉カシューナッツの歯切れの良い旨味に欠けます。
こう言っては失礼かもしれませんが、素人でも出来そうな味付けで、当店の調理人のレベルが推し量れますね。
神保町界隈の中華料理店は、老舗も含めてレベルの高いお店が多い印象でしたが、当店はそれとは比べるべくもないですね。
付け合せは、もやしとチンケな漬物、そして、何とも言えない風味のする薄味の美味しくない中華スープですので、これらも定食のレベルを押し下げてますね。
唯一杏仁豆腐は、私のいつもの5段階評価で真ん中のB評価を与えられる内容だったのが救いでした。
値段が安いのは強みにはなると思いますが、いかんせんこのクオリティでは高い評価は出来ません。
隣のつじ田との人気の差が著しい主旨を前述しましたが、さもありなんという感じですね。
ブローカー系の低コスト運営で何とか体裁を保っているお店と言えそうで、実力的にはかなり低位の大陸系大衆中華と見ました。
チェーン化していることと食べログ評点から多少の期待も持ったのですが、残念ながら今回は裏切られました。