Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
LE BRIGATE(LE BRIGATE)
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Categories | Italian、Dining bar、Pasta |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5592-2344 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区内神田1-11-7 コハラビル別館 B1F |
Transportation |
5 minutes walk from the west exit of Kanda Station on the JR Yamanote Line 398 meters from Ogawamachi. |
Opening hours |
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Budget |
¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT8810695705226 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Table money/charge |
No service charge |
Number of seats |
18 Seats ( 4 counter seats, 14 table seats) |
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Maximum party size | 18people(Seating) |
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed There is a paid parking lot across from the store, but it is expensive. |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Sofa seats,With power supply,Free Wi-Fi available |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
With family/children |Date |Alone This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations(Birthday plate),BYOB |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted
The store is located underground and there is no elevator, but children are welcome and baby tableware is available. |
Website | |
The opening day |
2023.11.21 |
Phone Number |
03-5843-9506 |
Remarks |
Lunch reservations can also be made through Tabelog, but to prevent oversight, reservation on the day must be made by 9:00 a.m. After that, same-day lunch reservations can only be made by phone. |
淡路町/小川町、もしくはJR山手線・神田駅南口からも同じくらい離れている。
去年、末にオープンした、南イタリア/カンパーニャ料理、特にアマルフィーの料理というべきだろうか?
店の場所も目立たないので、ビルの2階に構えるトンカツ屋「永太郎」のでかい看板を目印に見つけるしかない。(お店は同ビルの地下:外観撮り忘れました!)
南イタリア料理、特にナポリを起点とした料理は、ピザとトマトパスタに集約されてしまい、あまり評価されない傾向にある。この店は、アマルフィ海岸の星付きで修行、セコンドまで務めたシェフが最近オープンしたお店で、思いもしなかったような、現地の深い味が楽しめる。(我々が「南イタリア風」という呼称で刷り込まれてしまっている、トマトソースOrペペロンチーノを適当に拡張した諸々の和風パスタ/ピザとはかけ離れた味だ。)
店の名前がなかなかいい。「盗賊」というような意味合いだが、港町サレルノのトラットリアから許可をもらったらしい。日本人がどのくらい、この観光地でもないアマルフィの終点に位置するガランとした港町に行ったか知らないが、とにかく海辺に馬鹿広い大通りがあるだけの、地元の港町だ。
この普通の町のトラットリアに、惚れ込んで通い詰めたというシェフの料理は、確かに、南イタリア・地場料理の深みがある。
ただ正直、お料理の見た目は、非常に地味である・・・。
この日は2人で、前菜に、茄子のパルミジャーナ(1,400円)とトータニ・エ・パターテ(2,000円)プリーモに、桜海老と春キャベツのアーリ・オーリオ(2,200円)とネラーノ風のスパゲティーニ(2,100円)。セコンディにポルペティのトマト煮込み(2,400円)をお願いして2人に分けていただいた。(料理はすべて2皿に分けて提供していただい多ているので、写真はすべて半分の量です。)
飲み物は、最初に生ビール(700円×2)ワインは白、フリウリのシャルドネ(4,800円)をボトルでいただいた。
実は、この店に伺う少し前から続けて南イタリアの連続ドラマ(バジリカータ州マテーラの女検事ものと、プーリア州バーリの女性警視もの)を見ていて、当然のように地元の食べ物が出てくるわけだが、両方のドラマ共に、「茄子のパルミジャーナ」が登場し、「・・・のパルミジャーナは絶品だ!」などと繰り返すので、ちょうど現地の本格パルミジャーナの味を確認したかったのだ。
暖かい前菜は、2種を一緒に盛り付けて頂いたが、まずはこのパルミジャーナのうまさに圧倒される。確かにうまい!
パルミジャーナは、揚げたナスとトマトソースを層にして、オーブンで焼くグラタンである。シンプルな料理だからこそ、味のバランスや外側のカリカリ度合いとナス自体の柔らかさなど、極意がありそうだ。南イタリアを代表する料理としてイタリア人が持ち出すだけのことはある。
もう一つの前菜、トータニ・エ・パターテ。「イカとポテト」と言ってるだけの名前だが、これも日本人がイカと芋・・から想像する料理とは似ても似つかない。かなりぐずぐずに煮崩したじゃがいもが、バターと一体化してソースのようになり、いかに絡みつく。料理全体にはほのかなイカの旨味が移っていて、一口でうまさが広がる1品だ。シェフのスペシャリテらしい。
プリーモでお願いした、ネラーノ風スパゲティーニは、このお店のメニューで一番驚いた品だ。
ソレントの背後の山奥の方のネラーノという村のお店から広まった料理で、カンパーニャを代表する料理として知られるパスタでもあり、現地ではこのパスタを売りにしてる店もあるほどだが、ついぞ東京のイタリアンでは見かけこともない。
なぜかといえば、ものすごーく地味な料理なのだ。
ひたすらズッキーニをスライスしてオリーブオイルで揚げ、チーズと合わせたものをソースにして、パスタと絡める。本当にそれだけでうまいのか!?ま、よほどちゃんと地元で修行してこない限り、こんなパスタに自信を持てるはずもないだろう。
食べてみないとわからないが、素晴らしいうまさである!
もう1品のパスタは、なんだか日本ではよくありそうな、桜海老とキャベツの組み合わせである。喫茶店でも出てきそうなパスタだが、これも一口で驚かされる。
我々が考える、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪に桜海老を入れて・・・というだけでは絶対こういう味にはならないだろう。おそらく、調理以前に丁寧に桜海老の味をオリーブオイルに移す工程があり、桜海老オイルを作ってからの作業ではないだろうか?
口に広がる桜海老の風味に驚く。
セコンディでは、ナポリ風のポルペティをお願いした。まあ肉団子なのだが、これも肉の味がしっかりあってうまい。肉団子を揚げて、トマトソースで煮るが、その工程に一工夫あるのだろう。別々に仕上げて合わせたような、肉の旨味が残っている。
ワインの数は多くはないが、価格に見合ったレベルのものを置いているようだ。
デザートには、レモンとリコッタのタルト(600円)、エスプレソ(400円)もいただいたが、コーヒーもタルトも十分うまい。
この日は、我々のほか、団体客もありほぼ全席埋まっていて、女性のヘルプの方がお手伝いしていらしたが、基本ワンオペ的な店だと理解した方がいいだろう。
サービスも、いつも完璧かはわからないが、それでも、シェフのお料理の手際はすばらしい。
派手な見た目の料理を期待するならお勧めしないが、イタリア料理の底力や南イタリアの地元料理の本当のうまさを確認したいなら、一度は行ってみる価値がある。
※お料理は、ほぼ同じなのでレビューは追加しないが、4月10日に再訪して、撮り忘れた外観の写真と料理の写真を1品追加した。
「豚肩ロースのジェノヴェーゼ煮込み」に、(店もすいていたので)わがままを言って、パスタ(パッケリ)を茹でて添えてもらった。
ナポリ・ジェノヴェーゼは、ジェノヴァで食べられているペスト(バジルのペーストベースのパスタ)のことではなく、ナポリ人から見たジェノヴェーぜ(ジェノヴァ人が多かった船の船員、もしくはケチな人間:ジェノヴァ人はよくそう言われる・・)が発明したソースという意味の料理。
ただたまねぎだけを炒めて作るのがもともとのレシピで、今では牛肉や豚肉を合わせて作る。
家庭では、肉の部分はメインで食べて、玉ねぎのソースにリガトーニやパッケリを絡めて食べるのが普通。なので、この食べ方がわりと正解だろう。もちろん、素晴らしく美味い!!