Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Matsuou(Matsuou)
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Categories | Soba、Nihonshu (Japanese sake) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3291-3529 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区神田猿楽町2-1-7 |
Transportation |
都営地下鉄三田線・新宿線東京メトロ半蔵門線【神保町駅】徒歩6分 407 meters from Jimbocho. |
Opening hours |
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Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
38 Seats ( 1F:テーブル26席 2F:テーブル12席) |
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Private dining rooms |
not allowed 2階貸切で個室として利用可 |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
Remarks |
FAX:03-3291-3250 |
神保町のメインストリートから少し外れた神田猿楽町。この場所に昔ながらの良さをとびきり感じさせる蕎麦屋さんがある。昭和56年から続く名店・松扇(まつおう)だ。茨城県産常陸秋そばを農家から直接仕入れ、自家製粉して打つことで“つなぎ”不要で蕎麦粉100%の生粉打ち蕎麦は喉越しが良く、噛めば噛むほど蕎麦本来の甘みを感じられる。少しずつ運ばれる美しい天麩羅は見た目からもう美味しい。
◆場所
神保町駅から徒歩6分
◆営業時間
【ランチ】 11:30 ~ 15:30(L.O.)
【ディナー】17:00〜20:00(L.O.)
※土曜は11:30〜16:00まで営業
◆定休日
日曜日、祝日
◆混雑状況
平日の夜に足を運びました。
すぐに入れました。
◆本日は【二色天もり】(¥3250)を注文。
神田猿落町にある昔ながらの雰囲気の蕎麦屋さん。店内へ入ると年配の女性店員さんが迎えてくれた。お客さん一人一人に対してとても丁寧で、このお店に初めて訪れたなら“天もり”がおすすめだと教えてくれた。入口の水槽で今さっきまで生きていた活海老と穴子を天麩羅にしてくれるそうだ。さらに野菜の天麩羅が2種類つく。
ちなみに活海老と穴子は競合してしまうので穴子は外の水槽、活海老は中の水槽に入れているそう。
「お塩で」と一言添えられ最初に運ばれてきたのは海老のあご足。カリッとした食感に香ばしい海老の風味が広がる。
続いて海老の頭と、腹部。腹部は口にするとじゅわっと熱を感じ、きめ細かい海老の肉質を味わえる。ついさっきまで生きていたこともあってぎゅっと引き締まっている。また海老の頭は想像以上に柔らかく煎餅のようにポリポリと食べれた。
二色蕎麦は、そば粉100%の“生粉打ち蕎麦”に、変わり蕎麦の“紫蘇蕎麦”。生粉打ち蕎麦はざらっとした舌触りもあり、まず何もつけずにそのまま食べてみるとふんわり蕎麦の実の甘さを感じられる。鰹ツユにつけて食べると鰹の濃さと、蕎麦の甘さが相乗効果を生み出し、あとを引く味わい。一方で紫蘇が練り込まれた変わり蕎麦は紫蘇の爽快な風味が引き立つ。塩をふって食べるのもおすすめだ。
天麩羅は茄子、椎茸、三つ葉と順々に運ばれた。野菜2品のはずなのに3品提供してくれる懐の広さが嬉しい。茄子は熱がじゅわっとこもったあっつあつの汁が茄子の甘み十分、旨みいっぱい。続いて椎茸は食べた瞬間に風味が広がり、衣を感じさせない。同様に三つ葉も薄い衣で香りが口いっぱいに広がった。総じて素材の個性を十分に引き出した天麩羅だったと思う。
穴子は高級天麩羅屋さんのように調理されたものが二切れ。ビジュアルから食欲をそそる。口にしてみると、衣よりも穴子の肉質が存分に堪能できる天麩羅で、ぎゅっと引き締まった穴子の味わいが一口頬張るごとに溢れる。
3250円。決して安くはない金額ではあるが、上質な天麩羅コースを楽しめると思うとむしろコスパ良く感じた。とても居心地の良い空間だった。