Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Chuugokusai Kan Shien(Chuugokusai Kan Shien)
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Categories | Chinese、Izakaya (Tavern)、Dandan noodles |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5593-8383 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都文京区本郷1-19-6 太平ビル本館 1F |
Transportation |
1 minute walk from Exit A6 of Suidobashi Station on the Toei Mita Line 5 minutes walk from the east exit of JR Suidobashi Station 5 minute walk from Korakuen Station on the Marunouchi Line 153 meters from Suidobashi. |
Opening hours |
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Budget |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、nanaco、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、au PAY) |
Table money/charge |
無 |
Number of seats |
68 Seats |
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Maximum party size | 20people(Seating)、70people(Standing) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people 2 private rooms, up to 16 people |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Occasion |
With family/children |Banquets/party |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),BYOB,Sommelier,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Website | |
Phone Number |
03-3815-5151 |
今日はなんとなく中華な気分。
でも最近大陸系の本格派&辛い中華ばかりいただいていて(つまり四川料理ばかり)、とても美味しいんですけどちょっと飽きたというか、味がはっきりしているので食べる前に味が分かっちゃうというか、食に関する贅沢な悩みを抱えています。
食傷気味ってこういうことを言うんでしょうか・・・
こういう時は足元を見つめなおして、ご近所でまだ行ったことのない中華料理店を探してみます。
お、結構知らない店がある!
玻璃家、萬成園、川菜館、雲林坊、龍水楼、紅楼夢、志苑・・・なぜか漢字三文字の店ばっかり(笑)。
マイレビューアーさんが行っていて、いろいろ書いてあるのを読むのは楽しいです。
こちらはこのレビューアーさんが美味しくないって言ってるからやめようとか、ここは同じ四川料理だからやめとこうとか、やっぱりみなさんのご感想は参考になりますね。
自分は適当なことしか書かないので、これからは少し参考になることも書くように心掛けようと思いました。
で、楽しんでばかりもいられず(お腹減った)、漢字三文字の店の中から一軒だけ二文字だった志苑に伺ってみることにしました。
何度か店の前は通ったことがあるんですが、この店にはこれまで縁がありませんでした。
実家の近くにあった横浜中華街の古い重厚長大系中華料理店(失礼)みたいな印象があったものですから。
自宅からトコトコ歩くこと15分ほど、手指消毒と検温を済ませて入店しました。
階段を登って店に入ります。
ここは傾斜地だからこういう構造になってるんですね。
店内は先客が2組。
結構広い店内なので閑散とした印象ですが、お好きな席にどうぞと言われ他の客と離れた席に座ることができるのは安心です。
よく嗽、手指消毒、検温、マスク着用など感染防止対策を徹底して・・・との報道や店先の声明を目にしますが、わずか0.1㎛(花粉の300分の1サイズ)の見えない敵に対策を「徹底」することは不可能です。
徹底していると過信することが油断を生むと考えたほうが良いと思います。
じゃあ外食するなよってことですけど(笑)、それではお金の巡りが悪くなる一方でコロナ以外の要因で経済的に死んでしまう可能性が高まりますから、これが難しいところですよね。
コロナ以前は好きなように遊んで買物して食事して友人と飲みに行って旅行して・・・と安全を前提に自由な活動によってお金が循環していたわけですが、これからは抑制的に活動してもお金が巡る仕組みを考えなければなりません。
コロナはまだその実態・全貌が明らかにされていないだけに、大して怖くないと高を括っている人もいれば、これまでわかった情報を集めて正しく怖がる人まで意識のギャップが大きいですよね。
副作用がなくて効果が高いワクチンが開発されるまでは、正しく怖がろうと思います。
自らも含めてコロナで生活が激変したことにまだ完全についていけていない人がほとんどだとは思いますけど、生活が変わったことをまず受け入れるところから始めようと。
閑話休題。
では早速メニューを拝見しましょう。
10月のオススメ小皿とレギュラーメニューの両方があります。
コースもありますが、ア・ラ・カルトでもOKです。
では前菜5種盛り合わせ(3種もあったけど欲張りだからさ)に小籠包、海老雲呑、五目春巻などの点心をお願いして、紹興酒を飲みながら楽しむことにします。
最近めっきり朝晩は冷え込むようになりましたね。
こういう時期は紹興酒も温めてもらうとより美味しく感じます。
あ、カルボナーラ麺ってなんだろう。
ホールのお姉さんに聞いてみると中華麺で作ったカルボナーラだそうです。
それは様々な意味で気になる(笑)。
最初に登場したのは前菜の盛り合わせ。
あら、ちっちゃい(笑)。
こんなに少ないんだったら一品ずつお願いしたほうがいいなぁ。
メニューには3〜4人前と書いてありますが1人前に足りないくらいの量です。
ま、何はともあれこの店の最初の味ですからしっかり味わっていただきましょう。
自家製叉焼はあっさりした味わいですが肉の旨味がしっかり感じられて品の良い一品。
皮蛋は軟芯タイプで黄身がトロリとしており、甘みも感じられてこれも美味しい。
中華くらげも食感重視の質の良いものを出してくれていますね。
蒸し鶏の葱ソースはもう少し香りの高い胡麻油を使ってもらえるとさらに嬉しいですが、安定の旨さです。
えのきのマリネは中国醤油が効いていますがやや凡庸な味でした。
う〜ん、味は悪くないんだけどポーションに問題ありですね。
海老雲呑は蒸し物でした。
海老の香りがはっきり感じられてプリプリ感も申し分なく、上品にまとめてあります。
安心していただける味ですね。
美味しくて紹興酒にも合うし、これはアタリです。
そうだ、最近こういう日式中華を食べてなかったんですよ。
小籠包は蓮華に置いて皮を破り中の肉汁を慎重にいただいたのですが、期待ほど肉汁がありませんでした。
もっとたっぷり肉汁が入っていないと小籠包じゃないと思うんだけど。
味は悪くないというか、むしろ美味しいのでもっと肉汁プリーズ(笑)。
ワイフの好物の五目春巻は香ばしくパリッとした揚げ上がりで申し分ありません。
中はアツアツ&トロトロの五目餡でもやし、ピーマン、にんじん、椎茸、豚肉の王道系です。
この餡のとろみが旨さの秘訣ですよね。
旨みを綴じ込めてある感じが如何にも春巻です。
このアツアツを辛子酢醤油で食べるのを発案した人は本当に偉い。
前菜は呆気にとられるほど少なかったけど(笑)点心系はなかなかに美味しかったのでもう少し紹興酒を楽しむのに料理を追加しましょう。
先客はすでに店を出ていて店内には我々2人だけ。
ホールのお姉さんもお先に失礼しま〜す!と上がってしまいました。寂しい・・・
でもまあ我々でお店を独占しているので安心して食事できます。物は考え様ですよね。
ということで牛タン葱ソース掛け、紋甲烏賊の青紫蘇炒め、鶏肉とカシューナッツの炒めでのんびり飲みましょう。
牛タンに葱ソースかけたものって中華料理かどうか微妙ですけど(大陸で牛タン料理ってみたことないし)胡麻油で和えた葱ソースが辛うじて中華料理な雰囲気です。
でも美味しい。
表面を炙って塩胡椒してあるだけのシンプルな牛タンが大変柔らかくて好みの味でした。
素材がいいんですねきっと。
紋甲烏賊の青紫蘇炒めはワイフのリクエスト。
これどこかで食べたことあるなぁと思ったら新橋駅近くの新橋亭のランチコースに出てくるメニューです。
以前好きでよくランチ食べに行っていたので覚えています。
この上品な甘みが日式中華だよなぁ・・・
根津の海上海でも食べましたがもっと大雑把な味でした。
やはり大陸の中華料理と日式中華は明らかに違いますよね。
鶏肉とカシューナッツの炒めは子供の頃からの私の大好物で、よく中華街に行っては食べさせてもらっていました。
今考えてみると、中華街ってすぐ近くにある異郷だったよなぁ・・・
話梅(ワーメイ):子供の頃はワームイと言っていましたが、これが大流行して放課後に友達とよく買いに行きました。
流行しすぎて学校で禁止になったほどです(笑)。
あと、中華街の裏路地を覗いているとお爺さんとかお婆さんに中華粥や馬拉糕をご馳走になったり、外で麻雀している人達を眺めたりもしました。
言葉が全く通じなくて怖気付いたりしたこともありましたが、皆んな優しくて同じくらいの年齢の友達もできて楽しく過ごしました。
夕飯に呼ばれるとメインに出てきたのが鶏肉とカシューナッツの炒めで、こんなの家庭料理にはもちろんありませんでしたから、目を丸くして食べまくったものです(子供の頃から食いしん坊だったんです)。
という懐かしの鶏肉とカシューナッツの炒めをいただいて満足しました。
茉莉花茶をいただいて油分をさっぱりと流します。
これも知恵ですよね。
お茶を持ってきてくれたまだ若いシェフに、紋甲烏賊の青紫蘇炒めは新橋亭でランチによく食べたと話したら、何と新橋亭で修行していたんだとか。
偶然ですがこういうこともあるんですねぇ・・・びっくりです。
ということで袖すり合う程度の縁も感じる日式中華でした。
華やかさはないけど実直で口当たりの優しい中華料理です。
懐かしい中華料理でした。
またしばらくしたら食べたくなるんだろうなぁ・・・
今度はカルボナーラ麺も食べてみよう。
ご馳走様でした!!