Restaurant name |
Osteria appunto(Osteria appunto)
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Categories | Italian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-6380-9868 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都千代田区神田神保町2-10-8 榎本ビル 1F |
Transportation |
神保町駅徒歩3分 294 meters from Jimbocho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
21 Seats ( カウンター5席 テーブル2席×2 4席×3 ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
Website | |
The opening day |
2012.7.25 |
イタリア料理店は、日本でも今では当たり前にあるレストランという感じになっていますが、昭和の時代にはまだ今ほど一般的では無かったように思います。
調べてみると、今を時めくイタリアンレストランチェーンのサイゼリヤが個人営業で創業したのが1968年(昭和43年)4月とのことですので、創業者の正垣泰彦さんは相当先見の明があったということになるかと思います。
サイゼリヤの1号店(千葉県市川市)のオープンも1973年(昭和48年)5月だそうなので、それでもかなり古いんですね。
私が初めてサイゼリヤを利用したのが確か中央林間にあったお店で1993年(平成5年)頃のことでしたが、サイゼリヤ100号店の出店(江の島店)が1994年(平成6年)だそうなので、このころが店舗網を急速に拡大した時期だったのだと思います。
イタリアンレストランが広く根付いてきたのもこのサイゼリヤの店舗展開と歩調を合わせたような感じがあったのだと思います。
私のランチのメインスポットである神保町エリアでも、イタリアン、パスタジャンルのお店は多いです。
因みに神保町駅周辺800mエリアでイタリアンジャンルのお店は83店、パスタジャンルのお店も26店がヒットします。
思っていたよりずっと多いので、ちょっと驚きでしたね。
この日は、それらのお店の中から、神保町交差点の北西エリアで営業している当店にチャレンジしてみることにしました。
当店の創業は、食べログ店舗情報によれば2012年7月となっていますので、間もなく創業12年を迎え、干支ひと回りをしたことになります。
その間、新型コロナ禍などの荒波もありましたが、それを乗り越えて今があると思いますので、立派なものだと思います。
当店のシェフの経歴等は全く情報がないのですが、年齢については50歳代前半らしいです。
料理人としても一番脂の乗った時期でもあり、何より当店を12年経営されてきた実績は評価に値するのではないかと思います。
当店の場所は、神保町交差点から白山通りを水道橋方面へ進み、最初の信号(マツキヨのある信号)を左折して200mほど進んだ右手になります。
榎本ビルというビルの1階にあり、小豆色を基調にしたなかなか洒落たファサードのお店です。
この日はちょっと早めのランチということで、11時40分を少し過ぎた時間帯の訪店となりました。
店内は入って右手側にオープンキッチンとそれに面したカウンター席が5席あり、左手から奥にかけてテーブル席が16席配置されています。
計21席のキャパです。
早めの時間帯でしたが、先客がカウンター席に1名、テーブル席に3組8名となかなか賑わっていました。
お店はオーナーシェフと若い女性のホール係りの2名で運営されています。
私はカウンター席に案内されました。
当店のランチメニューは、店頭にも掲示されていますが、卓上にも同内容のメニューが置かれており、1種類@1,200円のみのシンプルメニューです。
ただ、ワンプレートにリゾットとパスタの両方が盛られているなかなかユニークなランチセットで、リゾットは1種類ですが、パスタは2種類からの選択になっています。
イタリアンのランチではパスタとピッツァの選択型が多く、どちらかを選ばなくてはならないのに悩むこともあるのですが、当店はピッツァこそ無いものの、リゾットもパスタも両方食べたいという欲張りニーズを叶えてくれます。
そのリゾット、パスタは共に日替りメニューで、この日はリゾットかグリーンピースのリゾット、パスタがA:温卵とグラナパダーノチーズスパゲッティ、B:あさりのトマトソーススパゲッティ(あおじそオイル)の2種類でした。
セットとしては、このプレートにスープとミニデザートが付きます。
Bを選択して注文しました。
待つこと3分ほどでランチセットのスープが提供されました。
ひよこ豆とマッシュルームのポタージュスープで、なかなか濃厚なスープにブラックペッパーがアクセントになっており、とても美味しかったです。
スープの後、5分ほどでメイン料理のプレートが提供されました。
白い楕円形の皿の左側半分に本日のリゾットのグリーンピースのリゾット、右側半分に日替りAのパスタ(温卵とグラナパダーノチーズスパゲッティ)が盛られています。
グリーンピースのリゾットは、固めに炊かれたライスにグリーンピースの味が染み、チーズやニンニク、オリーブオイルなどでの風味付けも絶妙でとても美味しいです。
ハーフ&ハーフみたいな感じだったのでボリューム面で不安もあったのですが、十分な量とまではいかなくとも、少量ではなく十分に満足出来ました。
温卵とグラナパダーノチーズスパゲッティは、アルデンテに茹で上げたスパゲッティにパルメザンチーズと温玉、ハーブなどをトッピングしてオリーブオイルで絡めたオイル系のパスタですが、卵を絡ませるとオイリーな部分は上手く中和されてとても心地よい風味になります。
まろやかながらも旨みたっぷりで、とても美味しかったです。
食後にはミニデザートが提供されますが、この日は固めに焼かれたカスタードプリンでした。
プリンの固さとカラメルソースの塩梅がクラシックそのものでどこか懐かしい感じもしましたが、これも美味しかったです。
当店なかなか素晴らしいですね。
リゾットとパスタを組み合わせたランチという発想が斬新ですし、それぞれの料理についてもしっかりした調理技術の裏付けが感じられます。
場所が神保町にしてはやや外れの位置にあるだけに隠れ家風の雰囲気もありますし、まさに穴場スポットだと思います。
干支もうひと回りまでは現役でバリバリ出来るお年だと思いますし、頑張ってもらいたいですね。